2015年3月15日日曜日

スマホに逆風、フューチャーフォンの復活の兆し!?

 MM総研によれば、フューチャーフォンが息を吹き返しそうで、スマホの伸びは鈍化しつつあるという分析を各メディアが報じている。
 確かに、フューチャーフォンで、SNS系アプリがリアルタイムにメッセージが流れるようになれば、事足りるユーザも多いはずである。それよりも大手キャリアのデータ通信の利用料金が高いこともあって、データ通信離れが起きているのではないかと思われます。
 スマホはSIMフリー機を含めると「価格の二極化」が進行して、格安スマホなどをみても安さに魅力を感じないユーザがスマホから離れていることは想像に難くないです。期待のあった日本通信製のど真ん中スマホ(中間層を狙った)「VAIO Phone」(台湾メーカーのOEM製)は肩透かしを喰らった格好に終わりましたし、今後スマホから中間層が離れることが現実になりそうです。
 格安スマホだけをみても、予備機やサブなどメインで使う機会があまりないのではないかと思います。例えば、バッテリーの劣化による製品寿命は短いと思われますので、数年もたたないうちに格安スマホ離れ現象が起きるのではないかということも考えられます。そうしたところをフォローしてくれるスマホが今後必要になってくるのですが、いまのところそうした内容のスマホはないですね。
 もともと、スマホ端末はサイクルが早いので新機種もぞくぞくとでてくるとは思いますが、そろそろ一般ユーザに見切られても仕方がない状況になってきているのではないかと思います。