2015年3月4日水曜日

SIMフリー Androidタブレット+格安SIM(MVNO)

 docomoスマホを格安SIMで使おうとして、結果的に失敗しまして、Wi-Fi 通信環境を導入してWi-Fi 接続でdocomoスマホを使っているという筆者の事情を考えると、Android端末を試してみたいと思っていて、Wi-Fi 通信環境にしていないということであれば、通信機能をそなえたSIMフリータブレットを真っ先に使えば良かったのかもっと、少し後悔しています。
 月額1,000円前後の料金で、2GB/月の高速データ通信ができる格安SIMを試すのにも、利用範囲の広いタブレットにする方がいいのかもしれないと考えています。もちろん、マイクやスピーカーも装備していて、音声通話もできます。通信機能をそなえたASUS 7インチ液晶タブレットを3機種みてみました。

Fonepad 7 FE170CG は、高速データ通信のLTE(4G)には対応していない3G端末(GSMを含む)です。LTEのように高速データ通信はできませんが、軽いWebページなら、まぁまぁ読み込める速さです。FE170CGはビジネス向けのもので、メールチェックや音声通話などの使い方を想定したものだのでしょう。スペックもひかえめで、CPUは1GHzのデュアルコア(インテル® Atom™ Z2520)です。メインカメラは、200万画素で、記録程度のものしか使えません。NTT-X Storeでも取り扱っています。
 Fonepad 7 LTE ME372 は、FE170CGの前機種にあたるのかな。筆者は、これの3G版ME372CGのユーザです。標準的なスペックです。液晶表示は、最近の高精細のものに比べると、ひと世代前の画質になりますが、文字なども良く見えて閲覧には問題ないと思います。旧モデルなので、LTE対応にしては安い価格になっています。
 MeMO Pad 7 LTE ME572CL は、現行品ですね。液晶表示などは不満のないものだと思えます。
デザインも今までのものから一新されて、やや都会的な雰囲気があるものになっていると思います。

 通信機能のあるSIMフリータブレットを取り上げました。その理由ひとつに、SIMフリータブレットのテザリング機能を使って、ほかのスマホやタブレットなどのデバイスをWi-Fi接続できることをあげておきます。スマホに比べてタブレットのバッテリー容量は4,000mAhぐらいありますから、それだけ長くWi-Fiでデータ通信ができます。格安SIMを入れたタブレットをWi-Fi接続で経由してデータ通信ができる環境にSIMフリータブレットのテザリング機能を使うことできるわけです。
 また、単独で通信ができますので持ち歩いてデータ通信を利用することができるメリットがあります。わかりやすくいえば、電波状況がよければ、どこでもデータ通信ができるということですね。 Wi-Fiで接続できる範囲は、数メートルとか狭いものであることを考えるとメリットといえるでしょう。
 今回、通信機能をもつSIMフリーのASUSタブレットを3機種を取り上げてみました。ほかにも通信機能をもつSIMフリーのタブレットはありますので、お好みのものをお選びください。