2015年4月4日土曜日

格安SIMで大丈夫?という不安について

 「格安スマホ」、「格安SIM」とマスコミに取り上げられて、一般にも知られるところになった「格安SIM」(MVNO)ですが、筆者は去年6月頃から「格安SIM」(MVNO)のOCNモバイルONE(データ通信のみ)を使い始めました。やはり、はじめは不安に思うことが多かったと思います。
 まず、回線につながるのかという不安です。そもそも、「格安SIM」がNTT docomo のXi(LTE)とFOMA(3G)を借り受けた通信サービスというのが、技術的にどうなっているかが気になりましたし、速度制限下で何ができるのかは実際に使ってみないとわかりませんでした。

OCNモバイルONE

 OCNモバイルONEは、FOMA(3G)回線というXi(LTE)以前からのものも使えますので、筆者は、3Gタイプ端末のdocomo のスマホを使っていました。これですと、そんなには通信速度が速くないので、多少ストレスになりますし、docomo 端末ですとテザリング機能というインターネットを共有することが仕様の違いでできません。そこで、docomoよりも、テザリング機能が使えるau 4G LTE回線を使った格安SIM「mineo」(シングルタイプのデータ通信のみ)を使うことにしました。

mineo

 格安SIM「mineo」ですと、Android スマホで、テザリング機能が使えます。これで問題ないだろうと思っていましたが、「mineo」では、間近3日間で、500MB以上データ容量を使用すると速度制限対象となり、24時間の速度制限を受ける場合があります。筆者は、知らずにスマホのシステムアップデートファイルの700MB以上をダウンロードしてしまい、速度制限を受けました。この速度制限が、かなりきついもので、ブラウジングもできないほどだったと思います。
 mineoは、LTEの速度が比較的速く快適なのですが、先の速度制限がある為に、500MB以上使いたいというようなユーザには向かないものです。自宅などでは、Wi-Fi を使って、ライトユーザといわれるぐらいの使い方にするのがいいのかもしれません。mineo は、1GB/月850円からはじめられますが、最低利用期間が設けられえいるので計画的な利用が必要な「格安SIM」です。