さて、そうなってくると基本動作がしっかりできるスマホということになりますが、コスト面ではキャリアのような割引がありませんので、コストをおさえたいところですが、おさえ過ぎるとトラブルなどで時間や手間を奪われてしまうというデメリットをこうむることになりかねません。トラブル回避を考えると、防水・防じん対応であることはおさえておきたいところです。また、通勤通学しているユーザですと、おサイフケータイも使えたら使いたいところです。SNS系アプリも快適に使いたいということになると、スペックはミドルレンジクラスになります。スマホに詳しくない場合、なるべくスペックが高いものの方がトラブルが少ないと思います。
こうしたことを考えるとスマホのお値段は、3万円台前半になるようです。新製品のarrows M02が、まさにそれですね。RAM 2GB、ROM 16GBとスペックは充分です。防水・防じん対応のタフネスモデルで、おサイフケータイ(FeliCa)機能もあります。この3万円台というのは、1人の場合はいいのですが、家族3人でとかになると、かなりの負担になります。そういうことを考えると、格安SIM向けSIMフリースマホ1台の価格は、2万円台が妥当なような気がしています。これですと、家族3人で、7万前後で対応できますので、かなり楽になりますね。
マルチキャリア対応SIMフリースマホ arrows M02 |
ここは格安SIM会社の方でも取り組んでもらいところです。キャリアの料金体系によっては、格安SIMユーザの拡大が立ち消えてしまうこともありますので、もう少し魅力ある端末の供給に力を入れていかないと、あまり良い結果にはならないと思いますね。安さだけではなく、サポートも充実させようという動向ですが、ユーザにとって魅力的に思える端末の安定供給の方が先だと思える状況だと思います。