2015年12月1日火曜日

氾濫する格安SIMの情報で、簡単にはじめられなくなった格安SIM

 格安SIMについてのシェアデータ(MM総研)を読んでいたら、格安SIMの普及阻害要因というコトバがあって、一般ユーザからみれば格安SIMの情報が氾濫しているのも阻害要因になるのではないかなっと思います。とにかく無駄に情報が多すぎて、どれにしていいのか判断ができない状況なのではないかと思います。
 筆者が知り合いから相談されたとしても、格安SIMの仕組みからいってシェアの大きいところから考えます。格安SIMは、携帯電話キャリアから回線を借り受けて通信サービスをしているのでるのですが、単位ごとに回線を借りていて登録ユーザが数多くいなければ大きい単位で回線を借りことができず、利用者が増えればすぐにデータ通信速度が落ちる貧弱なものになります。利益を確保するために利用者が増えても、回線を増やさない(増設工事をしない)MVNO通信事業者も法規制がないので存在しているかもしれません。
 いま現在のシェアを考えると、データ使用量による通信規制がないシェアNo.1のOCNモバイルONEが最有力候補になるかと思います。あとはそれに続く、IIJmioやBIGLOBEでしょうか。日本通信は、シェアを落としているので、その原因がなんなのかがわからないことには外しておくしかないですね。また、今年の9月にドコモ網の格安SIMをはじめたmineoが料金体系に柔軟性があって使いやすいかと思います。

 
 データ通信速度にこだわりたいということであれば、ドコモ網ではなくてau網の格安SIMであるmineoやUQコミュニケーションズがいいと思います。auのスマホですと、ドコモスマホのように格安SIMとの組み合わせでは、独自仕様の為にテザリングができないなどの不具合が発生しないところも魅力になっています。
 石橋を叩いて渡るというやり方では、格安SIMのプリペイドカードで試すというものがあります。特に昼間はビジネス街にいるというユーザや都心部から離れたエリアで使いたい場合、どのくらいかを事前にチェックすることができるので、失敗を回避することができます。