2024年10月7日月曜日

HTC U11 601HT (Snapdragon 835)とDimensity 700との比較

 2017年発売のスマホ HTC U11 601HT に格安SIM(ドコモ回線、300kbps制限)を挿れて試験運用しています。約21GBもあるゲームタイトルをプレイしていますが、エフェクトの重い場面ではもっさりしてしまいます。個人的には許容範囲としています。Android9にアップデートするとテザリングが使えなくなる機種ですが、低速SIMを挿れることで、単独で音声通話ができるようにしました。5.5インチディスプレイなので、思ったより携帯性もある印象です。いつもは、6.5インチ以上のものを使っているせいだとは思います。この機種のサポートはとっくに切れてますので、メインやサブでもセキュリティ面でも問題があることは明記してきます。

 2017年に発売された機種なので、当時の古い情報はあっても最新情報は、ほとんどありません。SoCのSnapdragon835 性能について知りたかったのですが、AnTuTu V10のデータがありましたので、エントリークラスのスマホによく採用されているDimensity 700との比較をしてみました。機種依存によってもスコアに変動があるので参考程度のものになります。

 
 Snapdragon 835は、Totalで、36万8千でした。

 Dimensity 700 は、38万8千です。GPU性能のスコアでは、116400と74397なので、大差がついています。ここは、2017年頃のものといってもハイエンドSoCなので、これぐらいの差がいまでもあるのかと興味深い結果でした。しかし、Dimensity 700にしても2020年のSoCですから新鮮味はないです。

 どちらにしても、RAM 4GB、ROM 64GBもしくは128GBのスペックでは、SoC性能の恩恵も限定的なので、総合的には大差なしという結論になりますでしょうか。タッチパネル操作精度やディスプレイの見やすさなどとあわせるとエントリークラスだと物足りなさが気になってしまいますが、そこは価格とのトレードオフになるので割り切りが必要にはなります。