moto g64 5G はオープンマーケット版のSIMフリースマホの新製品で、AQUOS zero5G basic DX SHG02 au は、4年以上前のau専売の当時のミドルレンジ機種です。
moto g64 5G (2024/6) VS
AQUOS zero5G basic DX SHG02 au (2020/9)
・SoC
Dimensity 7025 VS Snapdragon 765
・ストレージ(RAM/ROM)
8GB/128GB VS 8GB/128GB
・ディスプレイ
6.5インチ VS 6.4インチ
・バッテリー容量
5000mAh VS 4050mAh
・5G通信対応バンド
n79 非対応(共通)
・Bluetooth
5.3 VS 5.1
・SIMカード
デュアルSIM(nano SIM/eSIM) VS シングルSIM(nano SIM)
SoC性能をAnTuTu V10のスコアでみるとCPUスコアでは、Dimensity7025が約3万5千ポイント?の差をつけて、16万ぐらいですが、GPUスコアでは逆転していて、約2万2千の差をつけて、765Gが約10万となっていますので、アプリの起動は速そうですがゲームには向いているとはいえない結果になっています。また、Snapdragon765のスコアがみあたらなかったので、Snapdragon765Gのスコアとの比較となっています。765と765Gの違いは、「Snapdragon Elite Gaming」が実装されていることで、GPUはAdreno 620で同じです。とありましたが、実際のところどのような効果があるのかは、わかりません。ゲームタイトル側でも対応しないとならないものなのか、それ無しでもゲームに最適化できるものなのかがポイントにはなるかと思います。Snapdragon765のスコアがみあたらないので、たぶんほぼ誤差程度の差かとも思えますし、2020年ごろの話題なので、現時点で追っているものは少ないです。どちらにしても、CPU単独ですとGPU依存の低いアプリの起動なら、765Gよりも高速かと思われますが体感速度として大きな差がでるのかといえば、比較してわかる程度だと思っています。動作処理される段階でGPU性能も問われますから、一概にスコアだけではわからないところです。
Dimensity 7025は、総合スコアこそ48万ぐらいになりますがゲームでは、それほどでもないと思われます。詳しくはないですが、一部キャッシュメモリーを省いた構造の廉価SoCということもあって、安定性にはかけるといった感じかと思われます。スマホの基本動作でなら問題ないという範疇の処理性能という認識でいますが、ある程度の負荷を伴う長時間接続などでの安定性について掘り下げている記事がほとんどないので、よくわかりませんね。
最近のSnapdragonエントリーモデルでも、CPUスコアはあがってますが、GPU性能はあまりあがっていないような気がしますので、比較的ゲームには向かない仕様になりつつあるのかもと懸念しています。