2024年10月18日金曜日

基本料金0円のpovo2.0 トッピング一覧をみながら検討してみました

 オンラインで申し込め事務手数料も無料のpovo2.0ですが、トッピングを購入しないと契約解除になるかもしれないので、主要なトッピング一覧をみていきます。とりあえず先に貼っておきます。期間限定のトッピングもありますので、ご注意ください。

 期間限定の「3時間データ使い放題」(すでに終了) です。3時間なら220円/回ではなくて、ユーザー数(規模)を考え回数限定を付けて、もう少し安くしてもいいような気もしますが、お試しというよりユーザーの解約防止策として有効かと思います。

 期間限定の「データ使い放題 6時間」(250円/回 11.14 9:30まで)です。すでに終了していますが、これも利用経験をしてもらうことで、解約防止策としてかなり有効なんですが、労力の割にはメリットが少ないという点はあります。バリバリのビジネスマンは、スルーする案件でもありますので、もう少し用途をしぼるなどしないと普及しないと思います。


 ahamo(30GB 2980円/月)とのギガ単価比較ですと99円 VS 82.6円(月額換算 2066.6円/月)ですが、povo2.0ですとデータ繰り越しなどはない一括制なので使い方が異なってはきます。

 ギガ単価32.78円です。90日間の利用期間制限付きですが、足りなくなったらどうすればいいんですかね?追加購入ですかね。



 ギガ単価108.16円。90日間の利用期間制限付き。繰り越し不可。


 ギガ単価86.53円。180間の利用期間制限付き150GBになります。


 povo2.0 を使いこなすにはトッピング一覧から自分の使い方にあったものを選択しないとならないので、かなり大変です。
 3時間+エンタメ放題!180円/回です。「購入完了から3時間、X(Twitter) / Instagram / Facebook / YouTube / TikTok / ABEMA ご利用時のデータが使い放題となるトッピングです。」やけに使える範囲が限定的過ぎて引けますが、180日間の回線維持コストが180円となると意外と助かります。

 データ使い放題24時間(330回/回)です。180日間トッピングを購入しないと契約解除という憂き目にあいますので、通常で最低料金のこのトッピングを使えばいいという個人記事がありましたが、実用的な使い方の1つであっても回線維持のために使うというのは現実味がない話です。24時間単位というのは何を想定しているのか、今ひとつわかりません。


 データ追加1GB(7日間、390円/回)は、回線維持には、よさそうなんですが1GBの有効期間がなぜか7日間という鬼仕様です。「副回線にピッタリ!」というとぼけたキャッチコピーが心にしみますね。

 年間換算で、42731.07円です。高料金利用者優遇との比較からは、特に安くはないですね。7日間の利用期間制限付きというのも世知辛い気分にさせてくれます。


 通話かけ放題のトッピング。1650円/月の通話かけ放題は相場的には安いのかは知りません。データ通信は、最大128kbpsなので、ほぼ携帯電話?

 
 ギガ単価73.3円です。povo2.0には繰り越し制度はないので、期限間際のやりくりが大変になる可能性はありますね。利用者への負担にはなります。

 5分以内通話かけ放題ですが、他社では30GB以上/月で無料オプションであるので、そこを考えると場合によっては割高感が出てくるところかと思われます。年間6600円になります。


  
 ギガ単価135円の利用制限付き20GB(繰り越し制なし)。

 ギガ単位247.5円。格安SIM HISモバイルの7GB 990円/月ではギガ単価141.42円で、それの約1.7倍。格安SIMでは、月額1000円前後で3GBが一般的でしたが、なかなか差別化ができずにいる状況ですし、povoには繰り越し制がない使い方になるので、「1ヶ月あたり4GB」の表現は不適切でギガ単価からみれば割高感があります。客単価から高料金優遇から低料金利用者への不遇感から解約者があとをたたない状況なので、3GBよりも4GBは多いですがお得感はない量ではありますね。


 
 こちらも回線維持向けのトッピングのようです。年2回購入で月額を換算すると、210円0.166GB/月なので、「180日間1GB生活」に挑戦したい人向きなのかもしれません。実際の話、スマホやiPhoneを普段使いしている層からみれば、こんな現実離れしたトッピングを用意する通信会社って、よほどなんだろうなとしか思えません。

 ギガ単価180円。すでに30GB/月の時代に突入しているので、10GB/月がいくら安くなっても利用者からは、あまり反応がないのではないかと思います。

 各トッピングからギガ単価を算出するてみても、特に安いとは思いません。料金もそうですが利用状況にあわせたフレキブルな料金体系にならないとユーザーのメリットは担保できないところなので、企業努力に期待したいところです。本来なら利用内容から自動で料金体系を対応させることは可能なので、ちょっと怠慢が過ぎる印象は拭えないですね。

 こちらは、povo2.0のデータ専用プランの初回限定のトッピングになります。データ追加0.3GB(360日間)【データ専用初回】330円です。回線維持費ですかね。データ追加360GB(365日間)【データ専用初回】では、ギガ単価73.33円です。

 データ専用プランのトッピング【データ専用初回】をみるとヘビーユーザー想定ぽい気もしますね。