2020年3月31日火曜日

格安SIMからのスマホデビュー 実践から学んだ端末の選び方

 今回は、これまでの経験を踏まえて普段使いのメインもしくはサブ機を実際に筆者が検討していく内容を解説しながら、どのように選べばいいのかをみていきます。はじめに筆者はスマホでゲームをしませんので端末の性能も必要最小限を想定してコストをギリギリまでおさえていくのが常になっています。データ通信(インターネット)は、スマホをテザリングでノートPCにつなぐことをしていますので通信機能が充実していのかという点を重視しています。通信機能重視というのは誰でも見きわめられることでいうとキャリアの端末として採用されているかどうかです。キャリアでは回線接続試験を行っているので、キャリアに採用されている端末は接続試験をパスしている、つまり回線接続が安定している端末であるということになります。格安SIMはキャリアから回線を借り受けて運用していますので、キャリアの回線接続試験をパスしていることは重要なことだといえます。
 次にAndroid端末のOSバージョンの話ですが、Android 8.1以前ものはセキュリティーサポートが終了しています。Android 9もしくはAndroid 10にはセキュリティーサポートがあります。OSの更新(アップデート)は、キャリア端末やSIMフリー端末ではでそれぞれ更新状況が異なりますので注意が必要になります。
 格安SIMと一緒に契約するスマホセットのセールがあります。この場合、端末代金がかなりお安くなる場合がありますが、スペック(性能)や使い勝手など個人で使うものなので、好みも大きく影響するところです。用途に合わせたスペックとデザインとそして価格を総合的に検討して慎重に選ぶことになります。もちろん、端末だけではなく格安SIMの評判もあわせて調べる必要があります。いくら端末代金が安くなってるとはいえ何も知らないより必要なことは知っておいてから決めないと後悔するケースも多々あります。筆者は、その点では失敗を繰り返していたといえます。最近、ミドルレンジ端末を使うようになって、エントリークラスのギリギリの性能のものではなく、1つ上のものを選ぶ必要があったことを実感しました。それはスマホにアプリをインストールして使うことが多く、簡単な文章作成などの作業をたまにするという用途のためにスペックに余裕が少し必要だったということになります。SNSにしてもアプリの起動に数十秒の差ですが時間をかけたくない場合もありますし、用事をすぐに済ませたい時にはスペックに余裕がないと機会損失などの被害にあう可能性もあります。特にビジネスシーンでは無駄な時間をかけることで効率が低下しますし、ストレスもかかりますので端末代金だけにとらわれて逆に損失を被るということもあるかと思います。
 さて、格安SIM利用者である筆者は中古扱いのキャリア端末を導入することが多いのですが、これはキャリアと契約をしていないので直接購入できないからです。それと中古扱いのものは前所有者の残債がある場合があるなどのリスクがありますから、新品導入とは条件がまったく異なります。個人的な見解ですが、リスクのある物件にかけられるコストの上限を設定していますので、そうなると数年前の旧機種に落ち着くことになりがちです。この価格の上限をこえるとなると格安SIMのスマホセットになります。
 こうした端末選びの考えで、いま検討しているのがドコモとauに供給されているサムスンのGalaxy A20です。また、UQ mobileでもSIMフリー版が11880円でありますので、UQ mobileとの新規契約で導入するのも選択肢として検討できるかと思います。某中古ショップでも、UQ mobileの端末価格より少し高いぐらいになっています。
 Galaxy A20は低価格帯でありながら、防水・防じん対応で、おサイフケータイ(FeliCa)を搭載しています。これだけでも価格対性能比に優れているといえます。しかし、低価格ではあるので指紋センサー非搭載ですし、ディスプレイもHD+で解像度は高くありませんので過剰な期待は禁物で、筆者は音声通話やSNSのチェック、テザリングに使うことができればという考えです。ちなみにWi-Fi5GHz(802.11 a/b/g/n/ac)に対応しています。SoCについては傘下企業のものなので、よくわかりません。総合的にみると、防水・防じん対応とおサイフケータイが必要でデータ通信はそれほど使わないか軽めのことがそこそこできればいいという用途には良さそうです。
 Galaxy A20を考える以前は、某格安SIMのスマホセットのセールにあったSDM450搭載のAQUOS sense2やarrows M05を検討していたのですが、セール終了までに品切れがあったり決めることができずに機会を逃すことになってしまったので、Galaxy A20に注目してみました。Galaxy A20の上位機種にデュアルカメラのGalaxy A30があります。セールも含めて状況は変化していきますので、他にも目を配りながら様子見をしばらくするつもりでいます。




2020年3月30日月曜日

格安SIMからのスマホデビューについて 個人的な実戦編

 いまではメディアに盛んに取り上げられるようになった格安SIMは、それ以前は知る人ぞ知るという存在でした。筆者も2014年に格安SIMのエントリーパッケージをAmazonで購入してから、すぐに契約することを控え暫く様子見をしてたいました。その頃はSIMフリースマホもほとんどなく、ドコモ端末もドコモ特有の仕様でテザリングというインターネットをノートPCなどで共有する機能が使えないという状況でした。結局、筆者はスマホではなくUSBデータ通信カードを使うことを前提として格安SIMのデータ通信専用SIMカードを利用することにしました。それまでAndroid 2.3のスマホをいろいろ試していましたが満足いくようなものは得られなかったという結果から導き出された結論です。
 当時の格安SIMといえば使わなくなったキャリアのスマホとかタブレットに入れてデータ通信ができるようにするもので、音声通話もまだできない仕様でした。それが音声通話ができるようになり、メディアが格安SIMを大々的に取り上げて一般にも知られるようになり、それまでの利用者層とは異なる層のユーザーが一気に増えました。国内では、iPhoneのシェアが大半で人気も集中していましたから、格安SIMもiPhoneで運用されるケースが多かったと思われます。Android 2.3端末はテザリングができるようになったから利用するようになったぐらいのものであったのと思います。
 さらにスマホはキャリアでしか取り扱っていないという状況でしたので、格安SIMをSIMフリースマホで運用したいという願望を手軽に実現することはできずSIMフリーの格安スマホの登場を待たないといけなかったわけです。格安といってもスマホの価格からいってエントリークラスの格安スマホでも3万以上はしましたから価格対性能比があまり良くなかったと思っていました。筆者もUSBデータ通信カードを利用しながら、まだ時期尚早だと思いスマホには手を出すことはしませんでした。ドコモの中古スマホ(未使用)を数台使って見ましたが、エントリーモデルでスペックが低くバッテリーの持ちも現在のものというか携帯電話と比べものにならないほど持たなかったと記憶しています。
 メーカー名は出しませんが、某格安SIMがSIMフリーの中華スマホを出してはいましたが聞いたこともないメーカーでスマホそのものも国内ですんなり受け入れられるようなデザインではなくスルーしていましたが、PCメーカーのASUSが国内でSIMフリースマホ ZenFoneを販売するということで注目しました。筆者は予算もなかったので、IIJmioでZenFone2 Laserを試しで導入しました。これがIIJmioと契約した理由になります。そんなときに 格安SIMのmineoがau回線で開業するということで、au VoLTEの前のau LTEではau端末がSIMロック解除なしでmineoのSIMカードが利用できて、しかもテザリングもできるということなので契約しました。ここまでの流れをみるとメディアが取り上げる前の格安SIMは、確かに月額基本料は安いけのだけど知識がないと対応できないと言ってもいい状況で格安SIMを使うとセルスタンバイ問題やアンテナピクト表示ができないなどのさまざまな問題を抱えていて、そういうことを知らないといけなかっと思います。iPhoneでさえも結構トラブルがありました。
 格安SIM側でもユーザーの利用が多いとデータ通信の速度が落ちるなどの問題があって快適とは言えなかったです。ほとんどの格安SIMは回線の利用状況についてアナウンスすることもなく利用者に誠意がある対応とは思えなかったです。
 しかし、国内メーカーでもSIMフリースマホが発売されたるなど端末環境がここ数年でかなり改善されてきました。現在では普通に使えるSIMフリースマホがほとんどとなりました。しかし、ゲームなどではスペックが高くないとプレイができないこともありますので、前もって調べておかないとニーズに合わない機種を導入してしまうことがあるかもしれません。
 現在の格安SIMは、競合が激しくなっているとはいえ月額料金に大きな差があるわけでもなく、価格競争だけで勝ち抜くには些か難しいのではないのかなと思えるくらいドングリの背比べ状態にみえます。中級者以上ですと用途に合わせて格安SIMを選ぶことはデータ通信速度がこれぐらいあれば大丈夫だとかを経験的に知っています。お試し価格をいくつかの格安SIMでやっていますので実際にやりたいことができるのかどうかを試してみるのが最も堅実な対応だと思います。


2020年3月28日土曜日

SIMフリースマホ(端末)のプリセットされているAPN設定について

 格安SIMを契約した後に、スマートフォン(端末)にSIMカードをセットして利用しますが、SIMカードをセットしてAPN設定をする必要があります。
 SIMフリースマホには格安SIMを入れると自動でAPN設定をしてくれて、すぐに利用できるものもあるようです。SIMフリー端末のnexus5XのAPN設定には工場出荷時にプリセットされているAPN設定がいくつもあります。
nexus5XのAPN設定

 nexus5Xの場合、[設定]>[ネットワークとインターネット]>[モバイル ネットワーク]>[詳細設定]>[アクセスポイント名]で、APNが表示されます。ネットでもよく見かける格安SIMのAPN設定が揃っています。
 もし、利用したいAPN設定がないのであれば、APN設定を設定ガイドに従い自分で入力して追加・保存しなくてはなりません。誤入力してしまうこともありますので慎重に入力していきます。
 SIMフリー端末でAPN設定を自動でしてくれるのであれば手間もかからず誤入力も心配ないのですが、筆者は手動ですと間違いが起きやすいので割りと気を使います。SIMロック解除したキャリア端末を格安SIMで運用する際には必ず手動でAPN設定をしなくてはならないと思います。
 



普段使いのメイン機を検討してみました。

 3/25までのgoo Simsellerセールでスマホセットの端末価格が、1円のものもありAQUOSシリーズやarrows M05を普段使いのメイン機としてどうだろうかと検討していいました。しかし、早々に品切になってしまったAQUOS sense2は、同じ筐体のシャープ製Androd One S5があるので、iPhone7やiPhone8も候補に入れてみましたが迷っているうちにセールが終了してしまいました。すでにOCNモバイルONEの格安SIMもあるので躊躇していたこともあり、5G通信もスタート間近なことも考えると見送るのもありだと思っていたので、気がついたらセールが終了していました。最も関心のあったTCL PLEXはすぐに品切になってしまったので、その流れからみても今回の検討は蛇足だったのかもしれないと思っています。
 さて、蛇足とはいえそこまで考えたのは現時点で、これといった普段使いのメイン機がないと思っているからで、去年の暮れに少し安めだった中古のXperia Z5 Compact (Android 7.0にアップデート済み)を使ってはいるものの、やはりバッテリー持ちに少し不満があります。待ち受けだけならいいのですが、テザリングや少し使ってしまうとモバイルバッテリーのお世話にならざるを得ないわけでケーブルをつないだり手間がかかります。格安スマホになりますが、ここ最近のものは3000mAhのバッテリーで数日持ってくれますので、それと比べると少し心もとない感じです。
 いま普段使いのメイン機にしているのは、Xperia X Performance SO-04Hです。この機種はAndroid 8.0にアップデートしてありますが、すでにGoogleのセキュリティサポートは切れていますので、本来ならAndroid 9以降のOSのものを普段使いのメイン機にしたいところです。




2020年3月27日金曜日

Xperia Z3 の充電不良で au LTE SIMカードを他機種に挿してみました。

 某格安SIMのau網(音声通話対応SIM)をau Xperia Z3で運用していましたが、先日マグネット式充電ケーブルの端子部分が一部溶けてしまい充電ができなくなりました。接触不良のものを持ち出して誤魔化しながら充電を指名ます。
マグネット式充電ケーブル

 Xperia Z3は、テザリングをするぐらいになっていましたし古い機種なので充電がうまくできないのなら他の機種でau LTE 仕様のSIMカードを運用しようと思い、SIMフリーのZenFone GoにSIMカードを挿してみました。au LTEは、au VoLTEとは仕様が異なることをこの時点では気づいていませんでした。


 ZenFone GoにSIMカードスロットにSIMカードを挿して電源を入れて電話をかけると利用できませんでした。ZenFone Goは、au VoLTEに対応しているもので、au LTEの3G通話には非対応のようです。音声通話が利用できないのでは困るので、かなり前に予備機としては導入していたKYOCERA KC-01を使うことにしました。


 これなら問題なく3G通話ができるはずです。しかし、電源ボタンを押しても電源が入りません。原因は側面にあるカメラ起動ボタンを電源ボタンと間違えたケアレスミスでしたが、古い機種なので筆者は少し故障を疑ってしまいました。KC-01は、4.5インチ画面のコンパクトサイズですから筆者には通話やB/Tテザリング用として最適な大きさのスマホですが、OSはAndroid4.4,4です。 APN設定をみると、UQ mobileがあるので、UQ版のものだと思います。




2020年3月26日木曜日

OCNモバイルONEの新コースについて

 OCNモバイルONEが新コースになりましたが、筆者がいままで利用していた日次コースを新コースに変更することにしました。

 コースの変更は専用アプリ[コースの変更]から簡単にできます。

  新コースの月1GB(月額料金1180円)にしました。いままでは低速をよく使っていましたが他社で低速無制限になるオプションを使うようになったので、ひとまずこちらは凍結状態にすることにしました。ちなみに新コースでは通信規制があります。
 OCNモバイルONEをサービス開始ごろから利用していますが、特に問題になるほどのことはなかったです。また、Wi-Fiスポットが無料で利用できますので、Wi-Fiスポットが比較的多めの都心部ではパケットを消費せずにネットにつなげられます。専用アプリから設定いらずで接続できるので使いやすいと思います。

 OCNモバイルONEの新コースは、新規契約者を意識してのものだそうです。確かに筆者のような低速で通信規制がないことを意識しているユーザーは全体からみれば大半ではないと思われますし、格安SIMを検討する際にまず月額基本料が気になりますから妥当なところかと思えます。



2014年発売のAQUOS CRYSTAL X 402SHを使ってみて

 AQUOS CRYSTAL X 402SHは、2014年発売されたAndroid 4.4の端末なので対応アプリも減っています。SoCはSDM801なので使えそうかなと思い導入してみました。導入を決める前にAndroid 4.4のau BASIO(SDM808)で動作検証は済んでいたので、タッチパネルの操作性やバッテリー持ちが気になるぐらいで割りと気楽に決めてしまいました。
 それまで中古の402SHは、なぜかSDM800のnexus5より遅い感じで機種依存の問題なのかなと思っていましたが、未使用のものだと若干速い気がします。使っていくうちに遅くなるだろうと思います。
 導入していて困ったことは、古い機種なのでケースなどがほとんどないことです。スマホは製品サイクルがOSのアップデートにより比較的に短いものになりますので、3年くらい前のキャリア端末でも専用ケースなどは、結構探すことになります。
  402SHに必要なアプリなどを入れて、IP電話もLaLaCallで通話だけ試しみました。あれこれ試していて空いてる時間をあててましたが1週間ぐらい費やしてしまいました。Wi-Fi運用なので実用というよりかは、動画や音楽再生に使うと思います。
 数年前にAQUOS CRYSTAL X 402SHのベゼルレスデザインをこのブログでべた褒めしましたが数年後に使うとは思ってもいませんでした。今年いっぱい使えれば御の字と思います。



2020年3月24日火曜日

海外メーカーSIMフリースマホの弱点について こんなスマホは音声通話に使えない編

 「格安スマホ」と言われる比較的コストパフォーマンスに優れた端末は人気であると宣伝文句に踊らされて使ってみたものの実際には使えない端末だったということがよくあります。そこようなケースを想定して海外メーカーのSIMフリースマホをみていきます。一般的に製品知識のあるユーザーが導入するもので詳しくないユーザーには向かない製品であると考えてよいと思います。
 さて、キャリアが販売しているスマホは国内仕様ともいえる防水・防じん対応で、電子決済ができるおサイフケータイ(FeliCa)を搭載しているものがほとんどですが、数年前から「格安スマホ」がメディアに取り上げられるとキャリアでも「格安スマホ」を製品に加えました。しかし、それでもキャリアのスマホは防水・防じん対応で、海外メーカー製のSIMフリースマホのほとんどは非対応です。FeliCaについては、カード式のものを使うことで特にスマホでやる必要はありません。むしろ用途によってはFeliCaがない方が都合がいいと考えるユーザーもいます。近接通信機能はFeliCaでなくてもNFCがあればできますし、SIMフリーのミドルレンジ以上のものであればNFC機能を持つものがあります。このような違いについては、やはり事前に知っておいて損なことではありません。
 一般ユーザーで気をつけたいのはキャリア端末にあって、海外メーカーのSIMフリー端末にないものとして「着信拒否」をあげることができます。特に女性ユーザーで、この機能がないということでは普段使いの端末として海外メーカーのSIMフリー端末を選ぶことは、まず考えられないと思います。着信拒否アプリもあまりますが、英語表示であったり開発会社名は聞いたこともないものばかりなので選ぶのも至難業です。一般ユーザーが安易に知らないアプリをインストールすることは、それほど安全ではないと言えますので詳しい知り合いに相談したりする必要があるかと思います。
UQ mobile DIGNO V KYV42 KYOCERA端末

 格安スマホでも筆者が知るところではASUS ZenFone2の[通話設定]に[ブロック設定]がありましたが、つい最近に導入したZenFone Max Pro (M1)では見当たりませんでした。ASUS独自のUIから素のAndroid OSに変更された時に省かれたのかもしれません。
 逆説的にみれば格安スマホを導入している詳しいユーザーは、音声通話での利用を想定していないケースがほとんどだといえます。筆者も着信拒否機能のない海外メーカーのスマホはデータ通信専用のSIMカードを入れて使っていますし、普段使いの音声通話に利用している端末には必ず着信拒否があるかないかを確認してから利用しています。
 その他にも海外メーカーのSIMフリー端末を屋外で使おうとしたら、まったく画面が見えなかったとか、キャリアが端末を採用するにあたって回線接続試験をはじめ品質について細かくチェックしていますので、どうしても品質面で欠点があってもそのままの場合が多いと思えます。



格安SIM3社(IIJmio、OCNモバイルONE.、mineo)を利用してきてみて考えた格安SIMユーザーの死角とは?

 いままでメインの通信インフラとして利用してきた格安SIMについてまとめたいと思います。筆者は主に音楽や動画再生に格安SIMを利用していますが、mineoのパケット放題(オプション)を利用することで、やっと利便性を実感できるようになりました。
 さて、この格安SIM3社とは数年前に銀行のデビットで契約しました。現在ではデビットでの料金未払いが多発したためかクレジットカードでの契約がほとんどとなっています。契約しているmineoでも3大キャリアに対応しましたし、IIJmioでもdocomo網とau網に対応していますので、ことさら新規に他社と契約する必要がないというのが筆者の個人的な事情です。
 裏を返せば格安SIMの料金の差は、それほどでもないので、格安SIM選びの決め手になるものは安定した通信品質だと言えます。一般的には、格安SIMはキャリアから小規模の回線を借り受けて運用していますので、過度に利用者が増えると極端にデータ通信速度が遅くなるという欠点があります。この欠点を解消するには借り受けている回線の規模を大きくする必要があります。しかし、回線の利用状況(トラフィック)を公開している格安SIMはほとんどありません。料金が安くなったもののつながらないのと変わらない通信状況では無駄に料金を支払っているということになります。この点について経済産業省から指導しているのかどうか疑問の余地があります。
 さて筆者が契約している3社について具体的な利用状況も含めてみていきますと、通信品質ではIIJmioが比較的安定していると利用状況からみています。IIJmioは、MVNOだけでなくMVNEとしてイオンモバイル、BIC SIMやDMMモバイルなどに技術提供しています。このMVNEとして事業展開できるだけの設備や技術があるのかという点にも着目したいところです。IIJmioで気になるマイナス面はメールアドレスを付与していないことぐらいでしょうか。IIJmioユーザーのほとんどが月3GBのコースを選択していることから格安SIMとしてとりあえず選ばれるといった印象を受けます。
 NTTグループの一つであるOCNモバイルONEですが新コースになり低速データ通信での規制が復活しました。筆者は旧コースの日次コースを現在でも利用しています。音声を聞くために144pでの動画再生に規制なしの低速を使っていましたが新規では規制のあるものになりましたので、他社と変わらないものになったといことでしょうか。OCNユーザーとしてgooポイントの連携ですとか手続きが煩雑な印象を受けてしまい、あまり便利だと思ったことはありません。既存ユーザーにキャンペーンで端末割引をgooポイントで付与など何かと忙しいユーザーには訴求力がないのではないかと思います。データ通信については、NTTコミュニケーションズが運営していますので特に不安になることもなく、IP電話の050plusも積極的に使っています。ここも技術的には問題ないと思っています。また、Wi-Fiスポットが利用できるのは、Wi-Fiスポットが多い都心部での利用ではデータ通信の遅さをカバーしてくれるという強みがあるかと思われます。
 関西電力グループのmineoですが、2019年に大規模通信障害が発生したことで、信頼度ががた落ちしたと言えます。キャリアでの通信障害も想定すると格安SIMで通信障害を起こすということは、かなりのダメージになります。先に通信規制のないパケット放題(オプション)がはじまったことで筆者は契約の継続をしましたが、それがなければ解約の対象になったと思います。コミュニティーサイトの「マイネ王」にしても適時情報提供としては充分に機能しているとは言いがたいですし、パケットのやり取りが自由にできるというメリットやマルチキャリア対応といことで複数回線を契約したいユーザーには何かと便利なところがあります。しかし、肝心の通信に不安があるのではメインとしては使えないということになるので、通信品質に重点をおきたいということであれば、mineoは外すというのが妥当な評価かなと思います。
 筆者が契約している3社について述べてきましたが、MVNEとしても実力があるMVNOを選ぶのは格安SIM選びの1つの指標だと思います。盛んにCMを流して知名度をあげている格安SIMもありますが、技術的に実力がないMVNOを選ぶことはユーザーのベネフィットを確保するとは限りません。それだけ格安SIMの料金には大差はなく、通信品質で選ぶのが当たり前だと言えるかと思います。
 




格安SIMが思ったより普及しない理由とは?雑感です

 当ブログのラベルに「格安SIMからのスマホデビュー」というのが数年前からありますが、個人的な意見としていくつか格安SIMや格安スマホについてまとめないと「格安SIMからのスマホデビュー」はうまく書けないと思い少し雑感として投稿することにしました。
 5年以上前の格安SIMはSIMフリースマホもほとんどなく一般にはハードルの高い選択肢でした。docomo端末はテザリングをSPモードで行いますので、docomo端末が格安SIMをSIMロック解除をしないで使えるとしても限定的な機能が使える程度で、セルスタンバイ問題やアンテナピクト非表示と様々なトラブルを抱えたままでした。ここ最近になってメディアが格安SIMを話題にしたことで一般にも知られるようになったという状況です。
 筆者は2014年に格安SIMSIMのエントリーパッケージを購入していると購入履歴にありますが、その頃は音声通話もできなかったと記憶しています。しかも、docomoのAndroid 2.3端末を検証用として試していましたが、USBデータ通信端末で格安SIMを利用した方が筆者にはいいという結果になり、スマートファンとは一線をひく態度でした。
 スマホはもともとキャリア専用端末なので製品の品質担保はキャリアが受け持っていると思います。簡単に言えば、キャリアが販売しているから安心して導入できるというのが一般ユーザーの考えだと思います。キャリア側でも携帯電話機能がメインであってiPhoneやAndroid端末はオプション、つまり付加価値の部分であって通信事業者としてはスマートファンは販売がふるわなければなくてもいいものです。
 AppleやGoogle、キャリア各社の思惑は、ここまであまり一致するところがなかったので、そこに料金の安い格安SIMが登場しても一般的には今一つ盛り上がりにかける展開になっているようです。スマホはキャリアが販売しているから使っているのであって便利だからではないということが格安SIMの登場で浮き彫りになったと思います。これは巷に売り手側発信の販促情報しかないことがスマホ環境の発展の足を引っ張ったと言えます。実際、筆者もスマホがなくてもノートPCがあるので困ることはありませんし、携帯電話でテザリングができれば特に問題ないのが現状です。
 このPCに近い機能をスマホに持たせるという動向は数年前に盛んでしたが、特にスマホでやる優位性が見つけられず市場(特に企業など)からは、そっぽを向かれたというのが実際だと思えます。
 さて、格安SIMに話を戻しますと言われるほどにスマホが必要だと思っている人たちはメジャーな層ではそれほど多くはなく、iPhoneを持ってれば安心だと思っている程度であり、しかもキャリアで取り扱っていることで成り立っているのが利用者心理であるために、いくら料金が安くても必要性が高くないスマホを格安SIMで持つメリットが見えてこないというところで、そんなには格安SIM利用者が増えないというところかと思います。一般的に音声通話を重視するならキャリアと契約していた方が安心だと誰でもがそう思うということです。




「格安SIMからのスマホデビュー」を考えてみました

 「格安SIMからのスマホデビュー」という当ブログでのラベルは数年前のものなのですが、4、5年前と現在とでは格安SIMも知られるところとなり、詳しい知識がなくても手軽にはじめられる環境になりつつあります。
 格安SIMをはじめる際に必要なスマホなどのSIMフリー端末も最近のものでは、メジャーな格安SIMであれば、面倒なAPN設定もSIMカードを入れるだけで自動でプリセットしてあるAPNから選んでくれますので、手間いらずになっています。料金以外でキャリアとの違いと言えば手厚いサポートの有無があげられます。当ブログをはじめた頃は、ある程度の製品知識がなければ、格安SIMの運用は難しいものでした。その点では製品知識のあるiPhoneユーザーには比較的ハードルの低いものだったと思いますが、Android端末での運用はSIMフリー端末も少なく、docomo端末でdocomo網の格安SIMが使えたとしても機種によってはトラブルが発生してしまう不完全な環境でした。これではメインの回線として一般ユーザーが使いこなすには、かなりの情報が不可欠だったと思います。
 マスコミが格安SIMを盛んに取り上げてから環境も改善し、SIMフリーの格安スマホでもAPN設定が自動化されたりしてハードルが下がったと思います。筆者は携帯電話を使っていて格安SIMはデータ通信用と最近まで割り切っていたところSIMフリー端末のスペックがあがってきたので、去年あたりからメインの通信インフラとしても利用するようになりました。しかし、格安SIMや格安スマホなどの実際の情報は、ほとんどないので手探り状態とも言える環境なのは現在でもあまり変わりません。
 格安SIM選びの情報は契約時に、一時的に詳しくならざるを得ないのですが、一度契約すれば余程のことがない限り解約したりすることはないので、なかなかユーザーにとって有益な情報の共有というのがなされていません。料金の安さだけにとらわれて通信品質の低いものや経営不振で吸収合併、もしくはなくなってしまう格安SIMを選んでしまうことがあります。こういう状況が続けば、ユーザーの格安SIM離れが加速していくかもしれません。
 ユーザーとしては、なるべくなら無駄な労力や時間を格安SIMに費やすより手厚いサポートのあるキャリアと契約した方が有益だと思えるケースもあります。しかし、経済的なメリットを考えると、そう大した苦労をせずに格安SIMを利用できる環境だとも思えます。それにはネットに溢れている格安SIMやスマホなどの端末の数多くの情報からユーザーにとって有益な情報を探し出す必要があると言えます。

2020年3月23日月曜日

HTC Desire 626 ピンク 7514円(2020/3/23現在)

 HTCと言えばスマホ事業から撤退すると報道されましたが、最近になって5G端末を出すとの報道もありました。
 さて、このSIMフリー端末のDesire626は、2015年に発売された機種で、Android 5.1、SoCはSDM410と現在ではミドルレンジとは言いにくい性能となっています。RAM 2GB/ROM 16GB、バッテリー容量は2000mAh。HD5インチのディスプレイを搭載しています。



 Amazonにあったものを見つけましたので価格にも興味があったので取り上げましたが、SIMフリー端末というところがポイントかと思います。Android 5.1なので対応アプリも減っているかとは思います。バッテリー容量から待ち受け用ですかね。ネットはスペック的にも快適とはいえないと思います。アプリの起動に待たされますね。レビューでもセカンド端末にはいいといった感じです。SDM410は省電力ですからバッテリー持ちは良いほうという評価もあります。筆者もSDM410の端末を使ったことがありますが待ち受けなら数日は持つのかなといった印象を持っています。Desire626はどうなのか少し気になりますね。Android 5.1という古いものなので初心者には向かないかと思います。
[2020/3/31追記]
 現時点の価格が20199円になっていましたので、ご報告させていただきます。今後の価格変動について知る由もありませんが、現在価格ですと現行のAndroid 9以降のOSのものを導入したほうがベネフィットがあると思います。SDM410は数世代前のSoCで、アプリの起動にも比較的時間がかかりますので用途も限定的になるかと思います。対応アプリが減っているが現状ですので事前に何ができるのか確認することが必要になります。

Android One シリーズをざっとみてみました

 Android One は、Googleのブランドです。同じくGoogleブランドのPixelとはコンセプトの異なる言わば発展国向けのベーシック版としてスタートしましたが、Android One S6になると指紋認証センサーやFeliCaを搭載しています。Android One XシリーズはSシリーズの上位機種という位置づけだと思いますが機能面での線引きは曖昧になってきているようです。
 筆者はアップデートが早くて素のAndroid OS端末ということで、Android One S5を導入しました。これはシャープのAQUOS sense2をベースにしたもので、指紋センサーやFeliCaには非対応ですが、サイズなどAQUOS sense2とほぼ同じ筐体のようです。ディスプレイも縦長のフルHD+のIGZO5.5インチなので横幅も約71mmで比較的持ちやすいサイズとなっています。
 Android One S3からSIMロック解除されていなくてもLINEモバイルなどのSoftBank網格安SIMで利用できますが、S3はテザリング使用不可で、S4からテザリング可能とLINEモバイルの動作確認済み端末検索にあります。スペックでは、S5のSoCはSDM450で、それ以前はSDM430やSDM617(Android One 507SH)です。S3になるとRAM 3GB/ROM 32GBと現行機種に近いものになっています。
 S5のSoCはSDM450なので格安SIMで運用したいのですが、いまのところ都合がつかないのでアップデートをするぐらいの予備機となっています。Android Oneに注目したのは数年前からで、SIMフリー端末のAQUOS sense2より価格がこなれていたS5にしました。その時はIGZOのディスプレイにこだわっていたというのもあります。また、SoftBank網の格安SIMにも関心がありました。テザリングが利用できるかどうかという点と縦長ディスプレイなどいくつか特長があると思いS5になりました。SIMロック解除が必要なければSDM630のAndroid One X3も候補だったのですが、この機種とは縁がありませんでした。
 




2020年3月22日日曜日

Android One S5をアップデートしました。

 先ほどAndroid One S5をアップデートしたので投稿しておきます。
ビルド番号 S0021

 数日前に途中で中止していましたが本日続きをしました。アップデート後には再起動が必要です。




パナソニック Wi-Fi SDカードリーダーライターNFC搭載 BN-SDWBP3を試してみました

 2014年発売の製品ですが、カードサイズでNFC搭載なので接続が簡単かなと思い試してみました。レビューにはiPhoneユーザーが多くニーズはあるようです。筆者はAndroid4.4.4で試しました。


 ざっと取説に目を通してNFCからWi-Fi接続を試みたところ、ファームアップしろという表示がでました。

 Android4.4.4の端末にはSIMカードを入れていないので、SIMカードを入れているAndroid8.1の端末でファームアップしました。
 NFCタッチで専用アプリが自動で起動します。するとこんな画面になります。

 [キャンセル]ボタンをタップするとアプリの画面になります。いまのところフォルダ内の画像ファイルが表示されていなかったりしていますが使い方をおぼえればなんとかなるのかもといった具合です。一応、カードリーダーへの画像ファイルのコピーと端末へのコピーはできました。

 SDカードは本体に完全収納するタイプなので携帯性には優れているといえます。いままで使っていたものはSDカードが半分まで挿し込むタイプでした。ちなみに画像の本体前面にあるボタンは、WPSボタンです。連続使用時間は約1時間40分になります。



2020年3月20日金曜日

パナソニック Wi-Fi SDカードリーダーライター BN-SDWBP3を導入しました

 Wi-Fi SDカードリーダーを使っていましたがAndroid 6.0では使えないようなので、2014年発売で生産終了したパナソニック製のものが安くなっていたので試してみることにしました。この手の製品では、あまり聞いたことがないメーカーのものが多くサポートも全然なので渋々使うことになるのですが、パナソニックが製品化しているとは知りませんでした。
 これを試してみたくなったのは、カードサイズだからです。690mAhのバッテリー駆動ですが充電中も動作できるらしいのでなんとかなるかなと思います。以前はバッテリー容量が2000mAhや5000mAhの嵩張る大きさのものでした。
 レビューを読むとファームウェア更新が必要とあって少しハードルが高いのかもしれません。iPhoneユーザーが利用しているようです。iPhoneはmicroSDが使えませんのでROMにたまったデータファイルをWi-Fi SDカードリーダーに移してROMの空きを確保することができます。筆者の場合は画像ファイルのバックアップに使う予定です。たぶん、Wi-Fiブリッジ機能があると思いますのでWi-Fi SDカードリーダーを中継してネットに繋げられると思います。ですのでWi-Fiのブリッジ機能を利用してWi-Fiの中継ができますので接続可能の距離をこれでかせぐこともできます。家でWi-Fiが繋がりにくいとか一時的な利用であれば対応できうると考えてもいます。価格が安くなっているのでダメ元感覚で導入したことは否めないです。

スマホのケース事情について TPUソフトケースの黄ばみなど

 スマホに液晶保護フィルムはもちろんケースにも気を配りたいというユーザーは意外と多いかもしれません。筆者もスマホを落としたりすることがあるので本体をガードする意味合いでケースをつけています。以前は手帳型のものでしたが今はクリア(透明)ケースです。画面には最近では当たり前になってきた強化ガラスフィルムを貼っておけばケースとあわせて一応はフルカバーにはなります。
 さて、ソフトタイプのTPU製クリアケースは紫外線に反応してすぐに黄ばみます。筆者は本体をガードするという目的でコストもかけたくないので保管用にTPU製クリアケースを使っていますが、製品によってはかなり黄ばみます。スマホ本体がブラックのものに使っているので、それほど気になりませんが本体がホワイトだと使えないぐらいに黄ばみます。原因は素材にあるようで洗ってもクリアには戻らないようです。なので、ポリカーボネート製のハードタイプのクリアケースを選ぶようになりましたが、こちらは耐久性に問題があるようで経年劣化で脆くなるようです。数年前の機種用に作られたポリカーボネート製のクリアケースは脆くなっているのでスマホに取り付ける際に少し曲げた際にヒビが入ることがありました。また、ボリュームキー周りの比較的薄くなっている部分が割れて落ちてしまうなど製造から数年たったものは脆くなっているので少しの衝撃でも、すぐにボロボロになってしまいます。
 数年前に手帳型ケースの磁石が強力すきて、ケースに入れていたキャッシュカードが使えなくなるなどの被害報道がありました。ケースそのものはスマホメーカーが製造しているものもありますが、大抵は他のメーカーが製造しているもので一般的には信頼性に欠けるものという認識ではないかと思います。
 また、iPhoneのようにユーザーが多いものですと様々なケースがありますが、海外メーカー製の格安スマホになりますとまともなケースはほとんどありません。筆者もSIMフリー端末のあれやこれとノーブランド製のケースを取り寄せてみましたが玩具程度のもので、見た目もチープで日常で使うことができないものでした。




スマホ選びのこととセールについてとその考え方

 2020/3/25までのgoo Simsellerセールで登場した1円端末などをみると事前にスマホの性能とか格安SIMの仕様について必要な情報を知っていないと、いくら格安だからといっても後々後悔することもあるかと思います。ここでは、一般的な話としてスマホ選びで大切なことはなにかについてふれながら個人的な視点からまとめていきたいと思います。
 携帯電話として大切なことはいくつかありますが、国内で安心して利用するには着信拒否機能の有無が大切だと思っています。特にセールを受けやすい層では、着信機能は必須です。この着信拒否機能は海外メーカーのSIMフリー端末にはありません。キャリアに採用された機種にはあると思われますが、その他のものはキャリアとは関係が薄いのでキャリア端末とは機能面で違いがあります。
 キャリアのことがでてきたので話をしますとキャリアに採用された端末は、それぞれのキャリア回線接続試験をパスしたものになりますので市販されているスマホがこれに準じている保証はないですから安定した品質を確保したいということであれば、キャリアに端末を供給しているメーカー製から選べば一応は安心だと思えます。これもビジネスでは端末供給をキャリアから受けることが当然のことなので、一般ユーザーにはなかなか周知されていないことになります。
 格安スマホの品質について、そもそも海外メーカー製のSIMフリー端末は発展国向けのもので、国内のようなきめ細かい配慮がありません。数年前にSIMフリー格安スマホを屋外で使おうとしたら画面が自然光の反射でまったく見えないということがありました。同じ条件で国内メーカーの端末では見ることができます。このように海外メーカー製のSIMフリー端末は完成度が高くはないので、トラブルの発生要因が比較的あるほうだと言えます。巷では売り手側の広告メディアが宣伝文句を洗脳されてSIMフリー端末を根拠もなく信仰している人たちがいますが専門性のあるユーザーには訴求力はありませんので、ご注意いただけたらと思います。
 さて、具体的な端末性能についてですが音声通話やネットを利用した連絡ツールとしてして安定性としてバッテリー持ちが重要になってきます。数年前ですと、1日半約38時間ぐらいが標準的だと思いますが、2年ぐらい前の機種でもバッテリー容量が3000mAhクラスですと待受のみでしたら数日持つようです。それまでのバッテリー容量は2500mAh前後でしたが、省電力設計が進化したのか毎日のように充電しなくてもよくなっているようです。実際には充電状態が50%以上を維持するために毎日充電していると思いますが、昔ほどナーバスにならなくてもいいのは助かります。5000mAhクラスですと待受のみですと3日以上長くて5日はバッテリーが持ちます。使えばその分バッテリー残が減りますので、ハードに使っても1日は持つという利用感覚だと思います。ちなみに消費電力が大きいのはディスプレイのバックライトですので、明るさをギリギリまで下げるといくらかバッテリー持ちが良くなります。ディスプレイも最近のものは省電力設計なのですがディスプレイの画質にも影響してくるところですので
ミドルレンジ以下の格安スマホでは品質の低いものを採用している場合がほとんどなので画質にこだわるユーザーには向きません。
 さて、セールで通常価格よりも格段に端末が安くなっているとはいえ音声通話対応SIMの契約をしないといけないので格安SIMの仕様についても詳しく知っていて自分にあったものかどうかを判断しなくてはいけません。格安SIMは月額料金は安いですがデータ通信速度が比較的遅いです。わかりやすくいえばネットをあまり利用しないとかデータ通信速度はそこそこでいい(3Mbpsが1つの目安になります)とかになります。特に回線がビジーになるお昼には、1Mbpsを切るようです。端的にいえば、もっと余裕を持たせるようにキャリアから回線をもっと借りれば即解決することですが経営上ギリギリの線で運営しているようで、こういう状況をそのままにしている格安SIMとは契約しないに限ります。また、用途によってはmineoパケット放題(オプション)で常に最大500Kbpsの通信環境が必要な場合もあります。goo Simsellerセールで契約をするOCNモバイルONEは新コースになって従来よりも少し安いコースはできましたが仕様も変更され通信規制のあるもになりました。料金は別にして仕様では他社と変わりがなくなりましたので、無料でWi-Fiスポットが利用できるぐらいしか特長がないといえます。セールで端末代金が安いのは契約する時だけの話ですから後々のことを考えてセールを利用する必要があります。
 goo Simsellerセールで中古iPhoneもあるので検討してみましたが、端末が安くなっているからという理由だけで、すでに2回線も契約している筆者がこれを利用するのは考え方として間違っているのではないかと思えてきたので話を先に進めることをに躊躇しています。


 

2020年3月18日水曜日

3/25までのgoo Simsellerセールについて簡単にみてみました

 3/18 10:00までgoo Simsellerがメンテナンスで表示されないので、当ブログで個人的な見解を述べたいと思います。

 新年度直前という時期もあってか今回のgoo Simsellerセールで、1円端末に国内メーカーのSIMフリー端末も含まれています。筆者は前回のgoo Simsellerセールで1円になっていた格安スマホを導入しました。前回との大きな違いは今回のセールではOCNモバイルONEが新コースになっている点かと思います。新コースでは通信規制がありますので、基本的にはパケットで用を済ませる仕様といえます。OCNモバイルONEでは、Wi-Fiスポットを無料で利用できますのでやりくりすることは可能かと思えます。
 さて、今回のセールでは、すでに[品切れ]になっている機種もいくつかでてきていますが、一般には、AQUOSやXperia、arrowsから選ぶことになると思いますが、AQUOS sense2は1円になっていることもあり[品切れ]になっています。いずれにしても音声通話付SIMの契約しなくてはならないので、MNPをしてキャリアから乗り換えたいユーザーにはタイムスケジュール的に少しきびしい面があるかと思います。
 たまに通話をネットも少々するということであればエントリークラスの機種でいいかと思いますが、高いカメラ性能が必要とかゲームをしたいのでスペックが高いSDM855搭載のAQUOS zero2などを選ぶことができます。やはり新年度を迎えるので力が入ったラインアップになっているのではないかと思います。
 それと未使用品を含む中古のiPhoneが取り揃えてあるので、iPhoneがいいということであればここから選ぶこともありではないかと思えます。予算のない筆者は、カメラ性能に関心があるので旧機種ですがiPhone7 128GBあたりにしようかとも考えています。



3/25までのgoo Simsellerセールを検討してみる

 いま開催しているgoo Simsellerセールは3/18 10:00までメンテナンスをしているので、こちらのブログで簡単にみていきたいと思います。筆者はスペックがミドルハイ?のSDM675のTCL PLEXが気になったのですが、これはかなり前に[品切れ]になっています。ゲームをしないので、セール対象機種でも比較的エントリーに近いかいものが気になりますが、一番スペックが低いものでもSDM450ですので、ゲーム以外の用途でしたら安心して選べると思えます。
 一般的には、中古のiPhone(未使用品あり)が狙い目になるかと思いますが、Android端末でも1円のものがありますので、そちらも気になります。普段使いで一般的な使い方であれば、AQUOS sense2も1円だったのですが[品切れ]になっています。ゲームを視野に入れるとAQUOS zero2が追加されたとので注目されていると思います。ROG Phone2もありますが[品切れ]になっていたと思います。安定の人気機種のようです。
 AQUOSシリーズも幅広い層に受け入れやすいものですが、今回気にしているのはXperia Aceと1円端末のarrows M05です。Xperiaでは中古(未使用)XPERIA 1 SOV40(SIMロック解除済み)があります。Xperia Aceはもとの価格設定が高めなのでSDM630となっています。SDM630は、SDM450より少しスペックが良い程度ですので体感的には差を感じるといってもわずかだと思いますが安定性では、スペックの良いSDM630がいいと言えます。筆者はSDM450より少しベンチマークのスコアが良いSDM625を使っていましたが、アプリによってはパワー不足を感じる場面がありました。ゲームをしない筆者はSoCがミドルクラス以上の機種について、あまり詳しくはないので、これぐらいのことしかわかりません。
 いまのところ1円ならarrows M05を検討してみたいと思っていましたが、iPhoneのほうが現実的な選択になるかなと思っています。iPhoneについては詳しくないですがカメラ性能を考えるとエントリークラスやミドルレンジの端末と比較にはなりません。iPhoneを選ぶ際に気をつけたいのは、microSDは使えないので、できるだけROMが大きいものを選ぶ必要があります。 ROMが小さいと、すぐに音楽ファイルや画像ファイルでROMの容量不足になりますので、128GB以上あるといいのではないと考えています。
 実は前回のgooSimsellerセールで、1円端末になったSIMフリー端末に飛びついて導入したのですが、国内メーカーのSIMフリー端末まで、1円端末になっているので複雑な心境です。音声通話メインの使い方で、ビジネスシーンを考えるとXperia Aceになるかと勝手に思っています。予算に余裕があれば、中古(未使用)XPERIA 1 SOV40(SIMロック解除済み)もいいかもしれません。ゲームを視野に入れたものですとハイスペック特有の発熱対策がしっかりできているかとかチェック項目が異なってきますので事前に調べておく必要があるかと思います。
 どちらにしても3/25日まで、まだ一週間ほどありますので[品切れ]には要注意ですが、用途にあったものを選ぶことができればと思っています。



2020年3月16日月曜日

2020年3/3からスタートしたmineoパケット放題(オプション)を運用中

 mineoのパケット放題はオプションで申し込むと節約ONの状態でデータ通信速度が最大500Kbpsになるというものです。いままでは最大200Kbpsでしたが実際には遅くて使えないのでパケットを使いきったらおしまいの状況でした。パケット放題になってからは動画再生まで画質をおとしてなら再生可能の状態です。この状態が今後も続くかどうかは疑問が残りますがアプリのDL以外なら問題になることもないので使っていきたいなと思います。いままでは他社の低速度200Kbpsデータ通信を利用していましたが、新コースになり通信規制が復活し困っていましたが、しばらくはパケット放題でしのげそうです。




Wi-Fi運用想定でAQUOS CRYSTAL X 402SHをなぜ使うことになったのか?

 今になって2014年のスマホを使うことになったのは偶然にも未使用の中古品が格安であったからです。なぜ格安なのかというとネットワーク利用制限が[△]だからで、はじめから格安SIMなどを挿して回線接続させ音声通話をすることは想定していないからです。そもそも、2014年以前の端末はSIMロック解除の対象外の機種ですから、この402SHはSoftBank以外のSIMカードは認識できません。SIMカードが認識できないことでアップデートはできませんし、FeliCaもロックがかかって利用不可の状態です。
 1年前に導入した中古の402SHを何気なく最近になって使っていたところネットワーク利用制限[△]の未使用の中古が数千円であったので思いきって導入しました。以前の中古のものはバッテリーがへたっていたので使う気になれなかったのですが、実際に未使用のものと比べると体感的に少し速いように感じました。
AQUOS CRYSTAL X 402SH

 以前このブログでもベゼルレスのAQUOS CRYSTAL を取り上げていました。その時はデザインが優れているとか言っていたと思いますが、305SHを実際に使ってみると音質にこだわった機種だけあって他にはないサウンドでした。305SHのSoCはSDM400で402SHの下位モデルにあたり動作は402SHとの比較ではアプリの起動が遅く使っても動画や音楽再生どまりで、動画や音楽再生専用として2年間ほど使っていました。しかし、これもバッテリーが劣化してきたので、そろそろ代わりになるものを考えないといけない時期でもありました。305SHのディスプレイは、HDの5インチなので作業をするにも少し小さいというかHDなので情報量も少ないです。
 先に導入理由を述べましたが決定的だったのは価格です。中古のバッテリーがへたった端末でも5000円前後してましたので縁がないものと思っていましたがデザインも音質も好みのもので、Wi-Fi運用ならネットワーク利用制限が[△]でAndroid 4.4でもいいかなと少し甘いともいえる判断でした。事前に中古の402SHで動作をたまたまチェックしていたのも大きかったです。たぶん動作検証をしていなかったらスルー案件だったと思います。
 筆者は数年前にエントリークラスのタブレット+B/TキーボードをやってみましたがOSそのものがこういう使い方を想定していない、もしくは検証していないかで使い気になれないものでした。エントリークラスのタブレットのSoCは非力で体感的にかなりのストレスを感じました。それと比べるても402SHはまだいいと思います。とはいえ現行のハイスペック端末と比べれば体感的にも遅く現行ミドルレンジのエントリー寄りの体感になるかと思います。数年前の機種とはいえ上位機種らしくWi-Fiもacの5GHz対応です。
 402SHの使い道はWi-Fi運用で限定的な用途なので、スマホ本来のSIMカードを挿して回線接続をして音声通話からネットまでをするというものではなく、SIMロック解除もできないし、SIMカード認識も他社のものではできないのでアップデートもできないFeliCaもSIMカード認識ができないのでロック状態です。おまけにベゼルレスのデザインのせいか防水でもありません。Android 4.4なので対応アプリもメジャーなものでも減っています。このような状況なので、製造から少なくても5年以上前のものなので、よほどの個人的事情がなくては導入できないのものとなっています。音声通話についてもVoLTE対応なのかも筆者は知りません。ちなみにタッチパネルも5年以上前の使用なので操作中画面が飛んだりすることがたまにあります。



中古のスマホを導入する際に気をつけていることなど

 筆者が格安SIMを利用しはじめた頃はSIMフリーの端末はほとんどない状況でした。その頃のauキャリア端末はSIMロック解除なしでau網の格安SIMなら利用できましたが、au端末は中古ショップでしか導入できないので未使用ながら中古扱いのものを使っていましたが、au端末の仕様が変わり今はSIMロック解除をしないと格安SIMは使えなくなりました。docomo端末もdocomo網の格安SIMを使えますが2016年あたり以降の端末でないとテザリングという機能が使えないので筆者には必要条件を満たしていない端末なので、SIMフリー端末に注目していましたが、ゲームはしないのでエントリークラスの低スペックのものを使っていましたが通話やテザリング以外で使うことはほとんどありませんでした。いまではSIMフリー端末も普通に家電販売店で売られています。
 さて本題ですが一般的には音声通話ができてSNSができればいいぐらいですが筆者はホームページやブログをしていたので、スマホをPCの補助として使えないかと思っていましたが動作がもっさりして遅いエントリークラスの端末では時間がかかり過ぎるので諦めていましたが、数年前のハイスペックを使ってみたところ動作がエントリーよりも速いのでなんとか使えるレベルだったことを知りました。SoC:SDM800(Snapdragon800)を搭載したnexus5がそれです。それで2019年にSDM800からSDM808、SDM810、SDM820の端末を使ってみたところ、当時のこのクラスのSoCには発熱の問題を抱えていてSDM820になると機種によっては発熱がひどくカメラが熱で起動しないという不具合が発生するほどでした。発熱が大きいということは、電子パーツは熱に弱いですから製品寿命も短いということになります。実際、SDM820の中古の某機種を手にすると熱でかなりダメージがあるという印象で背面パネルも少し強く押すとパリパリと音がするほど劣化していました。SDM820の発熱問題は知られた話で、常に熱を帯びてるという状態で動画再生をするとさらに熱量が大きくなりますので、これで作業を1時間もする気にはなれず、SDM820からは撤退しました。SDM810も同じような傾向にあるSoCのようで熱がありますので、SDM808やSDM800を使うようにしています。
 次に中古端末で気をつけたいことがバッテリー(電池)劣化です。バッテリー劣化は2年使うと初期性能の70%ぐらいになり、機種によっては充電を毎日しないといけなくなりますので、使用感のある中古は実用では期待できない状態だと思っておいていいかと思います。また、利用履歴はわからないので数回落下させていてもケースに入れていれば外観からはわかりません。中古には、このようなリスクがあることを予めあることを知っていないと痛い目をみることがあります。前述のSDM820の端末は充電中に画が乱れがたまに発生する故障品でした。

画面半分が見えなくなる故障ありの端末


 今までスマホの性能を知るためにバッテリーが劣化してる中古を導入していましたが、バッテリー持ちが短いときついので、なるべく未使用の物件を選ぶようにしています。
 一般的にはスマホは連絡するためのもので数年前までは、性能的にもそんなものでしたが現在では性能もある程度ないと使えないといえる状況かと思います。セキュリティにおいてもOSが古いとサポートが切れていてお薦めできません。現時点でAndroid8.1以前のOSはセキュリティサポートが切れています。普段使いのメイン機を想定すると、できるだけ最新のOSである必要があります。
  今後、次世代5G通信がすぐそこまで来ているので4G端末にコストをかけるのは得策ではないと考えている筆者には、セキュリティサポートは切れていてもかまわない使い方であればコスト面から古い機種で済ませたいと試している段階です。
 最後にキャリアスマホの中古で気をつけたいのはネットワーク利用制限についてです。キャリア端末の製造番号(IMEI)はすべてキャリアで登録されています。各キャリアでは、問題がある端末はネットワーク利用制限をかけることができます。[○]は問題なしですが、[△]は一般的に端末代金のローン支払いに問題が発生していてネットワーク利用制限がかかる可能性がある端末です。[×]はネットワーク利用制限がかかっていて回線接続ができない端末です。簡単に説明しますと[△]の端末が[○]になることはありません。これはキャリアと契約者での話であって、中古市場で導入する筆者のような第三者とは関係のないことなので、赤ロム([×]の端末)になったとしてもキャリアに問い合わせる法的権利もありません。ということは、[○]の端末で未使用であってもキャリアの中古端末はキャリアからすれば契約をしていないユーザーが勝手に利用している端末ということになります。中古ショップで赤ロム保証がありますが、赤ロムになった端末代金を返金するというもので、[×]のネットワーク利用制限が解除されることはありません。このようなリスクがあるので、筆者はSIMフリー端末を予備機として用意しています。



IIJmioのシェアSIMを解約(削除)して気がついた衝撃の事実とは?

 IIJmioでは、docomo網のSIMでもシェアSIMにau網を選択できるので、au対応端末の動作検証にau網のシェアSIMを使っていましたが今後au対応端末を使う予定がないこともあったので解約することにしました。一度トライしてみたのですがわからなかったのでサポートに連絡して助けてもらった内容を説明していきます。

 まずIIJmioの会員専用ページを開きます。

 次にmioモバイル/mioモバイルプラス会員ページを開きます。


 次に[SIMカード設定]>[SIMカードの削除]を開きます。


 削除したいSIMカードを選びが[実行]ボタンをタップすれば削除手続きが完了します。



 削除してから気づいたのですがミニマムスタートプランでは最大2枚までSIMカードを追加可能(音声通話機能も付けられます)なのですが削除したSIMの分は使えなくなるようです。一度、削除(解約)してしまうと、その1枚分は再度追加はできなくなりますので、あと1枚しか追加できないという仕様です。個人的には、かなり衝撃的事実というか事前に知っていたら削除手続きはしなかったと思います。



導入した未使用AQUOS CRYSTAL X 402SHについて

 AQUOS CRYSTAL X 402SHは、2014年に発売されたAndroid 4.4のスマホです。筆者は2019年の2月にY!mobileで販売されていた中古のAQUOS CRYSTAL Y 402SHを導入していました。これは402SHの下位モデルにあたるAQUOS CRYSTAL 305SHを音楽に使っていて、その代わりとして期待したものですがあまり使わずにいました。今回、ネットワーク利用制限[△]物件ですが未使用のSoftBank版のX 402SHが比較的安かったので導入したところ個体差なのかブラウジングでの読み込みが若干速いようです。とは言え、Android 4.4なので対応アプリも少なくなってきているので用途によっては使えません。セキュリティもサポートが切れていて、Android 6.0との比較でもセキュリティが弱いと言われています。
 402SHの導入は、Wi-FiかBluetoothで運用することを前提としたものでキャリアと契約する予定はないという限定的な使い方を想定しています。今回の導入した理由をまとめるとディスプレイがシャープ製で5.5インチ(フルHD)ですがベゼルレス。SoCは今でも筆者には我慢できる処理速度のSDM801。音質にこだわりのある機種で筆者の好みに近いものです。IMEがATOKで入力作業がしやすい。マイナス面は、Android 4.4は対応アプリが減っている。RAM 2GBはいいにしてもROM 16GB。防水には対応していない。SIMロック解除不可の機種になります。
 筆者は最終的に音楽再生ができればいいという割り切った考えで導入しています。導入理由というか、やはりネットワーク利用制限[△]で安い物件だったことが一番大きい導入理由になるかと思います。事前に筆者の用途で使えることを検証しています。SIMロック解除不可なので、格安SIMカードは使えませんし認識もできないので、FeliCaにもロックがかかっていて利用できないと思います。一般的には、Android OSも古いですし、SIMロック解除不可の端末なので格安SIMは利用できませんから使い道に困る類いの機種になるかと思います。

[訂正]
 402SHのIMEは、iWnn IME-SH editionでした。




2020年3月14日土曜日

IIJmioキャンペーンで100円になっているOPPO AX7を格安スマホとして、ざっくりみてみる

 OPPO(中国企業)と言えば、去年2019年に国内発売されたOPPO Reno Aが大々的にCMなどの広告をしてメディアで華々しく取り扱っていました。Reno Aは国内仕様ともいえる防水やFeliCa(おサイフケータイ)に対応した価格対性能比に優れた機種ですが、AX7はReno Aの国内投入以前に発売された、どちらかといえばエントリーモデルで基本動作をおさえた性能だといえます。それに加えて格安スマホの独壇場ともいえるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
 一般的に格安スマホというとコストパフォーマンスに優れた性能優先という評価がされていますが、スマホの基本的な使い方として音声通話やネットなど必要最小限度の使用頻度で用を済ませたいゲームをしないユーザーの中には、オーバースペックに余計なコストをかけたくないという考えもあるかと思いますが、エントリーモデルになると品質もスペックもトータルで下がってしまい一部の必要なスペックを求めるとミドルレンジかハイスペック端末を選ぶことになる場合があるかと思えます。
 AX7のスペックをみてみると、アウトカメラが1300万画素+200万画素のデュアルカメラ、インカメラは1600万画素。バッテリー容量が4320mAh。トリプルトレイのDSDV対応で指紋認証センサーを搭載しています。メモリもRAM 4GB/ROM 64GBとなっています。しかし、SoCはSDM450で、防水やFeliCaには非対応。ディスプレイ6.4インチは、HD+となっています。スペックだけをみるとカメラ性能とバッテリー持ちに優れ、SIMフリー端末らしくDSDV対応という価格対性能比に優れたものにみえます。ちなみにOPPO独自のAndroidをベースとする「Color OS」を採用しています。筆者からみますとバッテリー容量がポイントになります。カメラ性能は独自の映像エンジンなどに画質が影響されますので、中華スマホには価格帯からいっても期待できないところです。待ち受け用ですとか連絡ツールとして過不足ない基本性能をおさえたスペックだといえます。細かいことを言えば、ディスプレイが省電力仕様であれば、さらに魅力がある機種だと思えます。
 IIJmioのキャンペーンで契約込みでAX7が100円というのは、スマホに性能をあまり求めていない層に訴求力があるかと思います。気になるところでいうとAX7には着信拒否機能みたいなものがあるのかないのかで実用に影響してきますので事前に確認したいところです。


2020年3月6日金曜日

SIMフリーarrows M05を他機種と簡単に比較してみました。

 ご存知gooSimsellerセールのスマホセットにある1円端末にSIMフリーarrows M05が追加されたました。arrows M05はエントリークラスになる機種で、他のエントリークラスの機種情報を追っていたので少し比較しながらみていきたいと思います。比較する機種は、Galaxy A20とZTE Libero S10です。
 まずarrows M05の仕様(スペック)をみていきます。ディスプレイは約5.8インチのノッチ付きのフルHD+になります。最近主流になった約18:9の縦長のものになります。本体は丸味を帯びた持ちやすい形状となっています。 SoCはSnapdragon 450(SDM450)で一般的な操作ではストレスを感じないレベルのものだと思います。実機をみてみないと何とも言えないですが、同じSDM450の端末を操作してみての予測になります。RAM 3GB/ROM 32GB、バッテリー容量は、2,880mAhでエントリークラスでは標準的なものです。アウトカメラは約1310万画素+約500万画素のデュアルカメラで背景をぼかすことができます。インカメラは約800万画素です。初心者向けのシンプルモードや文字を「UD新丸ゴ」という見やすい大きなフォントで表示できるなどの配慮がなされているのが特長となります。国内仕様とも言える防水・防じん対応で耐衝撃仕様、おサイフケータイ機能を搭載しています。
 同じくエントリークラスであるGalaxy A20をarrows M05と比較しますとディスプレイサイズは同じですが解像度がHD+と低く、アウトカメラはシングルで約800万画素とこれも低いスペックになります。こちらも国内仕様といえる防水・防じん対応とおサイフケータイを搭載しています。Galaxy A20には上位機種のGalaxy A30がありますので製品構成上少しスペックを下げた機種になっているようです。
 Libero S10は、arrows M05と同じSoC:SDM450を搭載した機種で、ディスプレイはフルHD+でアウトカメラもデュアルカメラ(1300万画素+200万画素)になっていますが、Wi-Fiは2.4GHzのみの対応になります。また、防水・防じん対応ですが、おサイフケータイはありません。
 基本性能は、ほぼ同じような3機種になりますがエントリーモデルとして用途を考えていきますと音声通話と軽めのSNSができて、おサイフケータイで電子決済ができる(Libero S10は除く)ということになるかと思います。カメラ性能については、夜などの厳しい撮影環境ではあまり期待できないと思いますのでメモ代わりに楽しむ程度のものと思っておいていいのかなと思います。

 

2020年3月4日水曜日

Xperia Z5(SO-01H)で、d払いの試験運用をはじめました。

 以前からd払いアプリをインストールしてdアカウント登録まで済ませていました。今回、d払いの試験運用はをはじめた理由に、新型コロナウイルスの感染をできるだけ回避するために会計時に紙幣や硬貨のやり取りをしなくていい電子マネー決済などを導入することを検討していて、d払いアプリの準備を完了していたので利用することにしました。
d払いで決済したコンビニのレシート

  まず、d払いアプリを利用するには、dアカウントの登録が必要です。筆者は、Android端末を使うユーザーならメールアドレスで登録をしました。次にPlayストアからd払いアプリをインストールして登録情報を入力すれば利用可能になります。d払いアプリでは、QRコードの読み取りができるかの動作確認をしておいてください。d払いアプリの[読み取る]をタップしてカメラが起動すればOKです。次にチャージを行います。試験運用なので今回は、セブン銀行ATMを利用しました。ATM画面の「スマートフォンでの取引」をタップして表示される指示に従えば簡単に1000円からチャージができます。チャージはすぐに反映されますので、その場で利用できます。


 d払いアプリを利用する際に、どの機種で使おうか考えました。結果からいうとサブ機として使っていたXperia Z5(SO-01H)にしました。このXperia Z5はSIMロック解除済みの端末で、mineo Aプランのシングルタイプ(データ通信のみ)のSIMが入っているものです。画面には液晶保護強化ガラスフィルムを貼ってあるもので、お店のバーコードリーダーが軽く当たっても大丈夫なものを選びました。実際に店員の人はバーコードリーダーを端末の画面に軽く当ててきますね。これは日頃、商品のバーコードにバーコードリーダーを軽く当てて読み取っている習慣があるので、端末の画面に液晶保護強化ガラスフィルムが貼ってあれば完璧です。いま貼っているものは試しで使っている某100円ショップのものです。

2020年3月2日月曜日

Galaxy A20を予備機として検討してみました

 サブ機もしくは予備機としてGalaxy A20を検討してみました。格安SIMユーザーの筆者は端末が故障した時に予備の端末を用意するようにしています。
 Galaxy A20は、docomoとau、UQ mobileで販売されていますが、SIMロック解除不要で同じキャリア回線の格安SIMなら利用可能のようです。UQ mobileのものはSIMフリー。ということからマルチキャリア対応で、それぞれのキャリアで回線接続の試験にパスしている端末であるといえます。他のスペックは標準的なもので、アウトカメラが約800万画素となっています。
 この機種で重要なことの一つにアップデートがあります。SIMフリー版のものを選びやすいかと思いますが、各キャリアでアップデートに違いがありますので、しっかりとアップデートをしてくるものを選んでおきたいのですが現時点では何とも言えないかと思います。