2016年4月30日土曜日

格安SIM用の端末について


 格安SIMでは、mineoとIIJmioのユーザーである筆者は、SIMフリースマホのスタンダード端末とも思える富士通arrows M02が発売前に格安スマホと言われるASUS ZenFone2 Laserを導入した。実際に格安スマホを使ってみると、携帯キャリアのスマホを手にしたことがあるユーザーなら気になるところも多々あるかと思います。
 格安SIMでは、携帯キャリアからの乗り換えを想定した広告をしているのだが、数年後の機種変については、まだまだ不安に思うところがある。いまのところ、SIMフリー端末を供給している国内メーカーは富士通とシャープ、ソニー、京セラと名だたるメーカーではあるが、将来に不安がないということでもない。これは、一般的にいってしまうと、携帯キャリアが専用端末として販売するものと、どこの格安SIMでも使えるSIMフリー端末とでは、いろいろ事情が異なってくる。携帯キャリアのスマホは、メーカー側と携帯キャリアの検査にパスしなければならず、通信テストも行われる。一方、SIMフリー端末は、たいていがメーカーのみの検査で、通信性能が劣っていても販売しているケースが多い。よく言われているところでは、docomoのFOMAプラスエリア(800MHz、3G)に対応していないとか、プラチナバンド(4G)に未対応だとかの端末が説明もなく格安SIM側で販売されている。肝心の通信機能の品質に難があっても、そしらぬ顔で販売しているメーカーの端末は、よく調べておかないと手がだせないのが現状のようだ。
 国内メーカーのSIMフリー端末に話を戻すと、富士通のarrows M02だけがユーザーのニーズにあったもので、ほかシャープは経営難もあってか精彩がなく、ソニー・コミュニケーションズはXperiaというブランドを持ちながらも、どうも消極的な展開にとどまっているようだ。客観的に言ってしまえば、携帯キャリアのスマホとは違い、採算が取れなければ、SIMフリー端末からの撤退することができる。となれば、安心して格安SIMを使い続けるという点においては、不安を解消しているとは言えないまま、携帯キャリアからの乗換えを提案している格安SIM側に問題を感じないユーザーは少ないと言える。



2016年4月28日木曜日

au版とdocomo版で異なるXperia

  Xperia通なユーザーなら、ご存知のことと存じ上げますが、au版とdocomo版では仕様やデザインまでも異なるところがあるようです。筆者は、au網格安SIMの運用を念頭においてあるので、au版しかチェックしませんが、Xperiaを使いたいユーザーならdocomo版も視野に入れて検討する必要があるかもしれませんね。いやでも、対応周波数帯以外に大きい差とかあるのでしょうかね。細かくみていくとキャリアの要望にこたえて微妙に仕様が異なったりはしているようです。
 余談ですが、Xperiaのデザイン上の特長は両面強化ガラスというのがあって、これであれば納得できるというところがあるのではと考えています。筆者は、背面がプラ製だと、けっこうトーンダウンする場面があります。また、キャリアサービスを提供するアプリは、格安SIMでは利用できないものがほとんどだと思いますので、必要に応じて停止させておかないと動作が遅くなる原因にもなりますが、動作に必要なアプリかどうか判断がむつかしいなど、使いこなすには時間がかかりますね.
また、au VoLTE対応のものは、au契約している端末はネットで、SIMロック解除を無料でできますが、そうでないもの(中古の白ロム)は、auショップで有料(3,000円)だそうです。筆者は、mineo auプランでの利用を考えているので、そうまでして導入するメリットや価値を見出せるXperia端末でないとモチベーションが維持できそうにないですね。携帯キャリアショップに出向いてのタイムロスは数時間ぐらいかかるので回避したいところです。



格安SIMとXperiaについての雑感

 格安SIMからはじめた筆者は、キャリアのスマホを中古(白ロム)で調達しないといけないといけないというハンディキャップがあったのですが、国内メーカーでもSIMフリー端末をだしている状況になったので、数年前に比べれば格安SIMで利用できる端末選びは、かなりラクになりました。
 Xperiaも数年前の時点では、海外版のものをいろいろみていたのですが、「技適マーク」の問題で国内で利用できないといういうことで、白ロムかSIMフリーのXperia J1 Compactの登場を待つしかなかったという事情がありました。いまでは、SIMロック解除が180日間ぐらい待たないといけないですができるので、かなり格安SIMでキャリアのスマホを運用するハードルが下がったと言えます。
 しかし、一般ユーザーにとっては知識はあっても懐疑的な態度が解消されず格安SIMでの運用に二の足を踏んでいるといった方も数多くいらっしゃると思います。Xperiaについては、グロバール展開している端末なので、SIMロック解除することで対応周波数帯が多いようなところもあるかと思います。(docomoのXperia)しかし、docomoのXperiaは、テザリングが独自のSPモードを利用するもので、docomo以外のSIMではテザリングが利用できないという独自仕様になっていると思います。(最新機種は未確認です)そういうところもあって、au版Xperiaをau網の格安SIMで運用しようと考えているので、端末としては一概には言えませんが、docomo版とはちょっと違うぞと言うところがありますね。
au Xperia Z4 SOV31 アクアグリーン 

 Xperiaについては、もたもたしている間にZ5 Puremiumも登場してしまい、数ヶ月前までZ3をチェックしていたのですが、もうZ4からといった雰囲気になっていますね。ヒートポンプ内蔵とかありますが、au版はどうなっているかまだ調べていません。



スマホブームが去った後に、キャリアの料金がどこまで安くなるかに注目!

 iPhoneの減産により、そろそろスマホブームも去るのではないかと思っている。価格の安いSIMフリースマホも登場して、機能を削ればハイスペックの半額以下でスマホを導入できる環境になって、そこまでスペックにこだわりのないユーザーは、通信費節約の為に格安SIMと格安スマホを選択するようになっていると思われます。しかも、スマホは初心者には使いこなせるものではなく、通話メインのユーザーにとっては、キャリアの料金が安くなればサポートの手厚いキャリアのスマホを選ぶということになります。どのぐらいの料金であれば、ユーザーを確保できるかという見極めの段階になってきているような気もします。
 また、Android Phoneのようなガラゲーみたいな機能のAndroid端末も登場しているので、通話メインのユーザーは料金しだいでキャリアと契約するみたいなところだと思います。また、スマホを2台以上所有しているユーザーも多く、データ通信は格安SIMで、通話はキャリアでという提案をしているサイトもちらほらでてきていますね。
 スマホブームが去ったというよりかは、スマホが通信デバイスとして、すっかり定着したというところですかね。あとは、端末や初期費用などのトータルをいかに手軽で安く済ませることができるかがポイントになるのかなとも思えます。




2016年4月27日水曜日

キャリアスマホとSIMフリーの比較 災害時のワンセグは必要なのか?

 災害情報をスマホで知ることがありますが、日ごろ緊急速報メールとかSNSでその手の情報が通知に表示されるようにしていないと、スマホで情報を確認するのは少し難しいところがあります。
 今回の地震情報は、au スマホのワンセグでチェックしていました。日ごろ地震情報を確認できるサイトをお気に入りにしていなければ、ワンセグでチェックしていく方が時間をかなりロスしますが、Webを検索して不確かな情報をつかむよりかは、ロスというか危険を回避できるのではないかと誰でも考えるところです。
 ワンセグがないSIMフリースマホだと、その分情報収集能力が低いと言わざるおえない面があります。日ごろから、スマホで情報収集をしている分野に、この手の情報があればロスなく必要な情報を得ることができると思いますが、用意周到でない場合にはワンセグでタイムリーに情報を得ることができると言えるでしょう。使いこなしの問題になるとは思いますが、率直言えば、まだまだWebでは役不足なところがありますね。インターネット黎明期は無料が当たり前の風潮がありましたが、いまではビジネスと深く絡み合っているので、有益な情報も無料ではほとんどないような印象です。個人発信の情報の信憑性が薄いものが多くなっていることで、ちゃんとした情報にたどり着くのにも確からしさを確認するのにも時間がかかるようになっています。これでは緊急時には使えないという気にもなりますね。
 国内の場合、ワンセグを搭載していないSIMフリーのスマホは、なにかの手だてで情報収集を手軽に出来る工夫が必要だと思いました。


格安SIM用のXperiaを考える

Xperia J1 Compact D5788

 SIMフリーのXperiaといえば、Xperia J1 Compact D5788ですが、いまの中古市場だと、ほぼ5万円ぐらいです。J1 Compactは、ワンセグがないので、それ以外の機能でもOKというユーザーでもない限り、OSバージョンも4.4.4(アップデートできるか未確認)ですし、後継機を待った方がいいような気もします。バッテリー容量も、2,300mAhです。
 mineo auプランユーザーの筆者としては、au版Xperiaを考えていたのですが、中古市場でのZ3人気は在庫の品薄もあって、かなり高額になっています。そこで、Z4 SOV31を考えています。難点は、au VoLTE対応機種なので、mineo auプラン(au VoLTE対応)のSIMを使うのにはSIMロック解除が必要になります。auと契約後180日を経過した端末で、この解除が可能となります。これをクリアしないと、格安SIMが使えないという何とも不便な仕様になっています。それとZ4は発熱問題を抱えていて、熱くなるとカメラが使えなくなるという症状があるというネット情報がいくつもあります。中古価格は、未使用品で3万円半ば(2016.4現在)です。
 Xperiaは、ソニーコミュニケーションズという海外でも展開している会社なので海外版というものが存在していることで、スマホに詳しいユーザーには遊べるところがあって重宝がられている端末です。しかし、ソニーの子会社でもあって、Walkmanアプリは使えるけど、本社のものとは技術協力は受けているものの中身は別物です。そもそも、スペース的にWalkmanそのもの性能を入れられないという制限があります。いろいろ総合的にみてみると、他社とのアドバンテージというものが実感できるのかどうかという点では、筆者は実機を使ったことがないのでピンときていません。そういうことも含めて考えると、mineoもマルチキャリア対応だしdocomo網の格安SIMをSIMフリーの格安スマホで運用した方がコストをおさえることができるという現状があります。5.5インチのZenFone Goであれば本体価格2万円ちょっとで、バッテリー容量は3,010mAhです。
 au網の格安SIM、つまりau回線にこだわるのは、データ通信速度が速いからということで、docomo網の格安SIMを使っているとモヤモヤした気分になるからです。SIMフリー端末として考えると、海外の現地SIMにより対応しているのは、docomo系の端末になるのかな。auの通話用3G回線の仕様は海外でも特殊だということです。(これについては詳しく調べることがあったらアップします)こうした話を持ちだすのは、au網格安SIMが快適だと言っても使いたい端末がなければ、docomo網でもいいかなと考えるようになったからです。
 メインのスマホとなると、ある程度の条件をクリアしないと使う気になれないというところがでてきます。マニアぐらいのこだわりがあれば、個性的な端末でも苦にならないですが、筆者のような一般ユーザーですと、SIMフリーの海外製端末は、正直かなりキツイなっと思ってしまう場面がありますね。そういう点では、Xperiaというのは注目に値する端末だと思えます。



メインのスマホ選びで、揺れる心

 iPhone4sをiOS9.3.1にアップデートしたことで、Podcastが不安定になってしまった。しかも、mineoのauプランで使っていた au URBANO L01は、時々タッチパネルが勝手に反応してしまいするロールしたりタップが勝手に入ったりという症状が起きてしまいメインの端末として使えないことが判明。急遽、auプランで使えるメインの端末を用意しないといけないという状況になってしまった。そもそも、URBANOL01のAndroid OSは、4.2.2なのでメインでは使うのにはセキュリティ面で問題があります。
 最新のau VoLTE対応端末では、格安SIMを使うのにSIMロック解除が必要だという情報もあって、白ロム(キャリアの中古)も気軽に導入できないという事情がある。筆者は、Xperia Z3を考えていたのですが、中古市場では在庫薄の状態で良い状態のものはなかなかないようです。しかも、人気もあるので、他の機種より割高になっていますよね。ほかを考えた方がいいかもしれません。中古で気になるのは、ネットワーク利用制限の有無とバッテリーの劣化になります。




iPhone4s+iOS9.3.1では、アプリが頻繁に落ちるというのは本当だった


 iPhone4sをiOS9.3.1にアップデートすると、アプリが落ちまくるということで、米国では集団訴訟に発展しているのだが、先日Podcastを使ってみたら、確かに再生途中で、再生が終了してしまうという不具合が発生。たぶん、メモリ不足からアプリが勝手に終了したりとかの症状がでるのではないかと思っている。
 iOS9.3.1にアップデートすることで、一部アプリが使いものにならなくなるということで、iOS環境を失ったに近い状況になってしまったので、逆にiPhone SEでも導入しようかなと考えている。しかし、品質が高い端末だけに、機能と価格という面からみると、iPhone SEはライトユーザーには割高なデバイスなだけに、そう簡単に導入するというわけにもいかない。



2016年4月26日火曜日

iPhone減産のニュースから、はじめようと思っていたら1日過ぎた

 メインのスマホ候補を探しているさなか数日前に、iPhone減産のニュースがメールにあって、部品とか日本メーカーが多く関係しているので、響くよねみたいなことから、話をはじめようかなっと思っていたら数日が過ぎてしまった。最近発売されたiPhone SEは、CEOのクックらしさが色濃くでているもので、こういった製品は今後増えるのではないかと思う。
 iPhone SEは、iPhone5sのマイナーチェンジ版でチップとかカメラを強化しているがデザインは、ほぼ同じで、これはライター泣かせのiPhoneだと言える。革新性を前面に出していた新機能がないという、どんなライターでもiPhone SEは書きたくないはずだ。実際、書きようがない。そこに日経メールで、iPhoneが減産を続けるというニュースが入ってきたので、なんとかなりそうかと思っていたいた。iPhone6sにしても、たぶんiPhone7の発売を控えて、買い控えの影響がでているのかと思える。iPhone6sよりかは、iPhone7だろうと思えるし、iPhone SEもそうした買い控えを考えているユーザー向けのものだと思えるiPhoneだ。つなぎ的な役割ができるので、事故で使えなくなった時のiPhone離れを防止できるとも言える。



2016年4月23日土曜日

au Qua Phone 発売で、少し光を感じました

 auからQuaシリーズのスマホが発売されました。スペックは、5インチHDディスプレイ搭載、SoC Snapdragon 1.2GHz、RAM 2GB、RAM 16GB、バッテリー容量は、2,200mAhです。ほか京セラ得意の耐衝撃仕様で、おサイフケータイ機能搭載です。去年発売された富士通のSIMフリースマホarrows M02とほぼ同じスペックでありながら、本体価格は2万円台前半となっております。su 端末なので、au以外には使えないところなのですが、格安SIM mineo auプランのユーザーとしては、なかなか魅力的な機種ではないかと思われます。mineoの端末セットとして供給されないですかね。とにかく、au網格安SIMでは、使える端末の機種が少ないところがネックなのであります。
 デザインは、背面に金属素材を採用したシンプルなもので、デコ向きでもあるような気がします。今回は取り急ぎアップしておきました。au VoLTE対応なので、これで格安SIMを使うにはSIMロック解除が必要になるのかな。あと気がづいたところでは、Wi-Fiは、2.4GHzのみでコストダウンしてあって、スマートソニックレシーバーも採用してあるし、ここは致し方ないところではあると思います。



9,980円(税込)のWindows Phoneが登場!

 9,980円(税込)に価格を改定したドスパラのWindows Phone Diginnos Mobile DG-W10Mというのが正しい表現でしょうか。この価格で、Windows Phone 端末が導入できると言うことではニュースだと思います。ちなみにドスパラサイトでのご購入では、FREETEL SIMをプレゼント中です。

Windows 10 × スマホ Diginnos Mobile DG-W10M(Windows Phone)

 Diginnos Mobile DG-W10Mのスペックを簡単にみてきますと、5インチHDディスプレイ搭載で、SoC Snapdragon 210 クアッドコア、RAM 1GB、ROM 16GB、バッテリー容量は、2300mAhです。アウトカメラは800万画素。以前の価格でも、コストパフォーマンスがいいと思ったのですが、競合するWindows Phoneも他社からでているので、新価格に改定したといったところでしょうか。

 Diginnos Mobile DG-W10Mは、Amazonでも販売されていますが、カスタマーレビューを読んでいくと、いろいろとあります。もっとも気になったのは通信機能があまりよろしくないのではないかということ。この価格ですと、ついつい手をだしてしまいそうになりますが、電波のつかみはあまりよろしくないということで、たぶんアンテナ性能云々ということではないかと思っています。他のサイトでも同じようなレビューがありました。あとは、バッテリーの持ちが良くないとありますが、2300mAhの容量でしたら1日は持つので、もしかしたら公表した容量がないのかのかもしれません。在庫でおいてあったら劣化したとかですかね。ここは筆者は気にしていないところなんですが。
 とにかく価格ですね。ということであれば、SoCがもう少しスペックが良くて、数千円ぐらいの違いであれば、そっちも検討するかなとは思います。Windows 10 mobileということで使えるアプリは限りがありますが、時間が解決してくれるところなのかもしれません。しかし、だいぶ前からアプリは少ないと言われいたと思います。

SIMフリースマホのミドルレンジより上位のスペックを持つスマホの価値とは?

 SIMフリースマホのミドルレンジクラス(SoC Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz、RAM 2GB、ROM 16GB)は、スマホをよく知るユーザーからみれば、データ端末としてはエントリークラスつまり入門機にみるかと思います。これよりもスペックがちょっと上のSIMフリースマホ群があります。SoCもオクタコアのものになり、軽めのゲームも安心してできるぐらいかなっと思えます。筆者は、ゲームはしないので詳しくは知りませんが、そこはゲーム情報サイトにゲーム端末としてのスマホを解説しているところもありますね。

最新版Android M対応&アウトカメラ2,100万画素! QUOカード3,000円分プレゼント!SIMフリースマホ Moto X Play + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット【送料無料】
 これはMotorolaエントリーモデルMoto G 3rd Genの上位モデルMoto Xです。SoCはSnapdragon 615で、カメラも2100万画素と強化された機種です。Motoシリーズのポイントの一つに、最新OSのAndroid 6.0が使えるというのがあります。ただし、ドコモLTEの800MHzには対応していないと国内の周波数帯への対応に、いまひとつな印象があります。

SIMフリースマホ gooのスマホ g05 + OCNモバイルONE 音声通話対応SIM + 数量限定スマホケース付き! 【送料無料】
 こちらは、NTTレゾナントが販売するgooのスマホ g05(グーマルゴ)です。中国メーカーのZTE製のスマホですが、SoCはオクタコア 1.5GHz、RAM 3GB、ROM 32GBで指紋認証機能搭載となかなかなんですが、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応のままだったりとか、スペックがあがるといっても、スマホの場合はスペック項目が多いので、ちょっとスペックがあがるとなるとユーザーにとって必要なスペックを入念にチェックしていかなければなりません。
 また、このタイプは海外製のものがほとんどですので、国内メーカーのように充電できる卓上ホルダーもありません。正直に言えば、国内の一般ユーザーのニーズとは少しズレているかなっといった印象があります。端末のスペックがあがるというのは、ユーザーの用途にあったものということになりますが、逆にこのクラスになると国内市場ニーズにぴったりあったものというものが少なめになるという傾向があるのではないかと思います。何を求めているかが見えていないので、それに応えてもいないといったことだと思います。これは、iPhoneなどの模倣がベースにあることがその要因になっていると考えられます。
 また、価格的に近い存在のiPhone SEもあって、Android OSでないと出来ないというところも重視されてくるところだと思います。いずれにしてもスペックを含めた総合的な満足度というのが実感しにくい完成度ではないかと思っています。

SIMフリースマホ arrows M02 VS ZenFone Go

  格安SIMを運用するのに注目を集めるSIMフリースマホのミドルレンジクラスは、メインのスマホとしてサクサクした動作を求めるのならミドルレンジから検討することになります。いま国内メーカー富士通でマルチキャリア対応スマホarrows M02が耐衝撃タイプのタフネススマホで、おサイフケータイを搭載した手ごろな機種だと言える。これに対応したコストパフォーマンスの良さが魅力のZenFone Goは、バッテリー容量が3,010mAHとバッテリー持ちを強化した2万円ちょっとの機種だ。実際、Yahoo!ショッピング内のNTコムストアの人気ランキングでは、Goよりさらにバッテリーを5,000mAhに強化したZenFone Maxに人気があるようだ。

ASUS ZenFone Go (ZB551KL)(全3色)+ 選べるOCNモバイルONEセット 【送料無料】Yahoo!ショッピング内NTTコムストア
 ASUSのZenFoneは、どういったポジションのなのかといえば、主にブラウジングなどのデータ端末として格安SIM運用で使われていると考えられます。知り合いもZenFone5を格安SIM運用でデータ端末として利用していますし、筆者もそうです。しかし、ZenFone5の後継機にあたるZenFone2 Laserのバッテリーは、2,400mAhです。この容量は、待ち受け+データ端末としてちょこちょこ使うのに適した容量だと言えます。何本か電話をこなして、データ端末として数十分間を数回使って、1日持つかどうかといった感じで、待ち受けを優先する場合には、長い動画再生を避けないとバッテリーの消費が大きくて途中充電しないといけなくなります。そうした、バッテリーを強化させたのがGoとMaxです。もともと、音声通話用の携帯(もしくはスマホ)があって、データ端末として2台目のZenFoneをデータ端末として使うというところの機種だと思います。ちなみに、GoとMaxは、5.5インチディスプレイを搭載していてデータ端末としてはいいのですが、国内仕様ともいえる防水やおサイフケータイはありません。
 一方、MIL規格に準拠したタフネス5インチスマホのarrows M02は、おサイフケータイを搭載した、どちらかというとメインでも使えるマルチキャリア対応(au VoLTEとドコモ)SIMフリースマホで、ほとんどの格安SIMで端末セットを用意しています。本体価格は、3万円台になりますが、充電ができる卓上スタンドが付属する使いやすいタイプで、救世主的な存在の機種だと言えます。

 このarrows M02のバッテリーは、2,330mAhです。スペックは、SoC Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz、RAM 2GB、ROM 16GBと前述のZenFoneシリーズのGoとMaxと同じです。ただし、去年暮れから対応をアナウンスしたモバイルSuicaの利用ができるおサイフケータイを搭載しています。アウトカメラは、800万画素。
 ここにあげた3機種のスペックは同じですが、メーカー独自のアプリも入っているので、サクサクというよりかはストレスを感じない程度のレスポンスと考えていた方がいいかと思います。カメラ性能については、筆者の使っているZenFone2 Laserの1300万画素のカメラをみると、映像処理エンジンは大したものを積んでいないと思います。ちなみに、Goは800万画素、Maxは1300万画素です。arrows M02も800万画素程度なんですが、映像処理エンジンがましで、ピントがあえばそこそこ使える画像が捕れるのではないかと思いますが、スマホとしてという前提がつきます。
 いままで、SoCがクアッドコアですとミドルレンジと言われていますが、データ端末としてストレスなく使うのには最低条件の一つになっているとユーザーは考えていて、RAMも2GB以上ないと動作が遅い場面が多くなります。ZenFoneシリーズは、国内では2台目のデータ端末として、あまり通話をしないユーザーに支持されているもので、さらにゲームもそこそここなしてくれるスペックが少しあがった3~5万円台のSIMフリースマホも安定したニーズがあるようです。

 

2016年4月22日金曜日

格安スマホがなくなる日

 海外製の格安スマホは海外でのシェアがあって、国内では人気が出そうな機種がちょこちょこと入ってきていて、それもスマホとしてはサブ的な使われ方がほとんどだと考えています。
 携帯キャリアのスマホと海外製のSIMフリースマホの販売台数を比較してみると、桁違いに携帯キャリアのスマホが多いということで、海外メーカーが携帯キャリアにスマホなどの端末を供給することになれば、SIMフリースマホというカテゴリーが国内では先細りになる可能性がないとも言えないのが現状だと言える。
 しかし、国内メーカーのSIMフリースマホが数年前から販売をはじめているので、海外製のSIMフリーの格安スマホは、かなり劣勢になっていることも考えられ、国内メーカーよりも先行してユーザーに訴求力(魅力)のある端末を開発し続けないと先がないというのが現状でもある。
 いままでのSIMフリースマホの流れをウォッチしていた筆者には、格安スマホがなくなる日が意外に数年後には訪れるのではないかと思えてならない。これは、海外メーカーの知名度や海外製のスマホの品質の安定性などが国内市場で市民権を得たかどうかを見極めたうえで考えなくてはならないところなのだが、タイミング的にはニーズにあったスペックのスマホの供給が遅れていることで、間に合わなかったと個人的には思っている。
 また、格安SIM大手では今後、専用端末セットの供給を強化して差別化が進むのではないかと思っているのだが、品質の低い端末を供給するところが現在でも目につくようなので、専用端末として海外製の格安スマホを採用するということは減少するのではないかとも思えてならない。




液晶ディスプレイの格差とワンセグ

 国内の携帯キャリアスマホの仕様とも言えるワンセグ。ワンセグを搭載したキャリアのスマホは、ディスプレイの色合いをよく調整してあるので、格安スマホなどのワンセグを搭載していないSIMフリースマホの調整をしていないディスプレイと比べると「格差」に近い差を感じることが多い。
 筆者もZenFone2 Laserで動画などを再生すると、特に肌の色が気になるぐらいにディスプレイの再現性に問題を感じている。しかし、これ1台しかないということでもないので、そう気にはしてないが、動画再生にメインのスマホのみで対応している場合、やはり携帯キャリアのスマホがいいと思えてしまう。なかなかエントリーモデルの端末に高品質のディスプレイを採用しているケースは、多くはないので、格安SIMと格安スマホをメインで利用していて、携帯キャリアのスマホとは縁の薄いユーザーにとっては、過酷なデバイス環境ではないかと思える時がある。
 こうしたディスプレイの調整は、ワンセグ機能を搭載している場合は、調整しやすいところなのだが、さまざまな条件が絡み合う動画となると調整のしようがないということで調整しないで済ませている場合が、格安スマホの場合だとほとんどではないだろうか。


通信コストをおさえられる格安SIM+エントリークラス7インチタブレット

 格安SIMでは、月額900円で3GBのパケットが使えるということで、データ通信のみでしたら格安SIMとスマホやタブレットでの運用というものを思いつくユーザーは多いと思いますが、SNSとかメールチェックとかぐらいですと、いままでのもので充分なケースが多く、新しく格安SIMとスマホやタブレットを導入するというのは、実際にはあまりないような気がします。あるとしても、7インチのエントリークラスのタブレットですと、一般ユーザーとしてはゲームを除けば、電子書籍ぐらいでしょうか。ほか軽めのブラウジングに使うなど、個々のニーズはあるにしても、導入する理由が見あたらないといったユーザーが多いと思います。
 実際に、7インチタブレットの活用法を意識しながら何台か導入したところ、筆者にはほとんど活用する場面がなく、電子書籍用のタブレットを残して、すべて処分していまいました。ディスプレイサイズも7インチよりかは8インチの方が動画再生にはいいので、8インチタブレットを使うようになったことが、かなり影響しています。タブレットは、ブラウジングとかディスプレイとしての面を稼ぐのにはいいのですが、スペック不足や作業スペースの狭さがあって何にでも使えるというわけにもいかず、それらを解消した大型ディスプレイのハイスペックタブレットというのはコストからみると、ノートPCでもいいのではというところもあって、わざわざタブレットにするメリットというのが見えにくいです。
 なんでもこなすということには向かいないタブレットも、無理のない役割を分担させると作業の効率化というのが可能になります。その場合、Wi-Fi運用でもいいかと思います。筆者の場合は、データ通信にウェイトがありますので、通信機能があれば大容量バッテリー搭載のタブレットをWi-Fiアクセスポイントとして運用していくとかです。また、携帯キャリアでは安定した品質のタブレットを端末割引を適用して導入できますが、格安SIMでは比較的品質の良い端末を導入するにはコストがかかりすぎるというところがあります。




2016年4月21日木曜日

格安SIM+3in1 HP Elite x2 1012 G1

 ポストPCとしてはやしたてられたタブレットPCも、Windows 10 Pro搭載の3in1の台頭により存在感が薄らいでいるのではないかと筆者は考えている。ビジネス向けの法人ユーザーというのは、格安SIMにとっては、法人は本来のお得意様であって、顧客確保ができていれば法人向けとして運営する方が安定しているように思える。
 そうした動きの中で、Androidスマホを離れ、Windows 10 搭載の3in1を格安SIMで運営した方がいいんじゃないかと誰でも自然に思いつくところ。HPでは、docomoかau対応の通信モジュールを組み込んだ3in1の期間限定スーパープライスキャンペーンを実施しているようだ。確認でいたのは、HP Elite x2 1012 G1で、格安SIMが使えるかどうかはHPに問い合わせないとわからないところなのだが、作業内容によっては格安SIMでも問題ない場合が多いのではないかと思える。



2016年4月20日水曜日

スマホのワンセグは、日常的に使えるのか?

 4月は、災害情報をスマホのワンセグで確認することが多かったのですが、そのスマホはバッテリー交換が可能な予備機で、バッテリー劣化を考えるとメインのスマホでは、こうした使い方は避けたいところです。しかし、テレビに貼りついているわけにもいかず、手で持ち運びができる4.7インチ液晶搭載のスマホを使っていました。ここはTV受信できる小型チューナーでもいいような気がします。
 本来、スマホには待ち受け専用で使いたいところでもあるので、スマホのワンセグというのは緊急時に、たまに使うといった利用の仕方が主流なのかもしれません。

 ワンセグでのTV視聴は、時間帯にあわせて番組が流れるので、録画予約をするなどした工夫も必要かと思うのですが、時間の消費が激しいメディアでもあるので、うまく付き合っていく必要がありますね。


SIMフリーのサブ機(端末)を考える

 1万円台の格安スマホを、万が一のサブ機として備えておくという考え方を提案していることがありますが、実際は値ごろな格安スマホを導入する際の口実みたいなものだと思います。サブ機といっても、短期間ながらメインとして利用するには、それなりのスペックや品質が必要になりますが、何に使うかということで必要なスペックもことなってきます。
 音声通話だけに使いたいということであれば、ディスプレイは4インチで携帯性に優れたサイズのものがいいでしょうし、データ端末として5インチのディスプレイがいいとか、ユーザーによってまちまちかと思います。どちらにしても、バッテリー容量は、2,000mAh以上はないと1日待ち受けさせるのには、Android系スマホでは厳しいかなっと思えます。(もちろん通話やネットを利用することも含めて考えるとです)バッテリー劣化をも含めて考えると、2,500mAh前後は必要でしょうか。
 筆者は、mineoのauプランをメインで利用しているので、au スマホを2台用意しています。これは偶然にも、ダブった言ってもいい経緯なんですが、手厚いサポートとは無縁の格安SIMユーザーの筆者には心強い存在になっています。そういう点では、わざわざ格安スマホをサブ機として用意するというのは、現実味のない話なのかもしれません。
 いまは、3G端末ですと1万円以下というものもあって、手をだしやすいですが何に使うかというところをはっきりさせないと不必要なものにコストをかけてしまうことになります。ちょっとした端末ですと、5,6万円はしますので無駄な出費をしないということでも、よく検討してから必要なものを求めると言うのが賢明と言えます。
 とは言っても、用途よりも欲しいということでスマホを求めることがあるかと思いますが、自分にとって必要なスペックや品質は、どんなものなのかは少なくても予めはっきりさせておくと失敗も少ないと思えます。


SIMフリースマホHUAWEI Y6 NTTコムストアが業界最安値で販売

 NTTレゾナントで販売を開始したSIMフリースマホをみていきましょう。ライトユーザー向けとなっているのは、SoCがSnapdragon 210 クアッドコア 1.1GHzで、RAM 1GB、ROM 8GBというスペックから、快適な操作性が確保できるかというと少し微妙かもしれません。ディスプレイは、5インチHDのIPS液晶です。

SIMフリースマホ HUAWEI Y6+選べるOCNモバイルONEセット 【送料無料】

 Yahoo!ショッピング内NTTコムストアの端末セットは、業界最安値13.800円(税抜)です。スペック的には、SoCもMSM8908というLTE対応の廉価モデルで、カメラ性能も800万画素で、画質もあまり期待できないところなんですが、F2.0の明るいレンズを採用するなど、ある程度の品質は確保しようとしている印象を受けます。バッテリーは電池パック式の2,200mAh。Android OSは、5.1。
 HUAWEIというと、P8 liteがデザインが良くヒットしましたが、それとは一線があるデザインかと思います。たぶん、ボディはオールプラスチックなのでケースやカバーが必要になってくるところだと思います。重さは、約155gで、やや重めです。ドコモの周波数帯に対応しているかどうかは、ちょっとわかりませんね。
 とんがったスペックではない為、あまり注目されないかもしれませんが、スペックにはない品質をY6が持っているかがポイントになります。内容的には、まず通信機能がしっかりしてくれればいいとか、タッチパネルの操作性が確実だとかの方が、この価格帯の格安スマホだと重要になってきます。しかし、この価格帯で、5インチHD液晶サイズを採用したモデルというのは数機種しかないので、ひとつの選択肢としてありだと思えます。4月中旬にでたばかりなので、ユーザーの評判を待ってからでも遅くはないと思います。HUAWEIは、ドコモにWi-Fiモバイルルーターやタブレットを供給していますので、一般ユーサーには安心感が多少あるかもしれませんね。

 




格安SIM用SIMフリースマホを考える

 mineoユーザーの筆者は、auプラン用にau URBANO L01を使っているのだけど、たまに手がつけられない誤動作が発生してしまう。YouTube動画にもあるのだが、勝手にタップやスクロールを延々とやり続けるというもので、かなり危機感を抱いていて、次期メインの端末を検討しているというのが現状なのである。メインとして、これ1台しか携帯していないとか仕事には使えないと思います。普通に使っていて発生するものでもないので、対応が厄介です。

 SIMフリースマホだと、格安SIM mineoの端末セットから選ぶのが、筆者の場合だと最もいいと思えるのだが、おサイフケータイが必要かどうかというところで、富士通arrows M02を選択するというのが無難ではある。
 au Xperiaの白ロムをみると、価格的にはarrows M02の3万円台からということになりそうだのでが、固定式の劣化したバッテリーの白ロムを敢えて選択するメリットを考えると手がでない。
 逆にコストをおさえられる格安スマホもあるのだが、これだとmineoのドコモプランを選択することになるので、データ通信速度において、auプランと比較すると不満がでてくるところでもある。いまは、ZenFone2 Laserを試験的に運用しているので、実際には格安スマホを検討する必要がないのだが、常用するのにはバッテリー容量がそんなには持つ方ではないので、その点では新機種のZenFone Goは、3,000mAhのバッテリーを搭載しているのでカメラ性能は期待できないが、待ち受け優先だと、Goに軍配があがる。
 どちらにせよ、早急ならauプランが使える端末になるだろうし、数ヵ月後であればZenFone2 Laserにかわってメインで使えるドコモプラン用の端末を選ぶことになるのではないかと思える。

2016年4月19日火曜日

大容量バッテリーになりつつあるので、急速充電を考えてみました

 格安スマホでも、ようやく2,000mAh以上の大容量バッテリーを採用した実用重視の端末が登場するようになりましたが、大容量になることで充電に時間がかかるという問題もでてきます。そこで急速充電が注目されるところですが、急速充電は端末だけではなく、急速充電対応の充電器がないと急速充電ができません。

 急速充電には、Quick Charge 3.0(Qualcomm)とかの仕様があって、これにあった充電器が必要になります。また、5V2A充電対応のケーブルを使用しないことには、急速充電ができませんので、ケーブルの仕様にも注意が必要です。
 格安スマホの場合、充電できる卓上スタンドは付属しませんし、付属のACアダプターやケーブルが5V2Aに対応しているかどうかの確認が必要です。たいていのものは、急速充電に対応には対応してないことが考えられます。
 急速充電器の場合、2ポート以上ですと、急速充電に対応しているのが、指定された1ポートのみですとか、急速充電器の仕様が様々なので注意が必要になります。また、ACアダプターの2ポート以上のものになりますと、出力が足りなくて2台同時に充電ができないということもあります。


2016年4月18日月曜日

ドコモが携帯電話で寄付ができる災害支援募金を開始

 ドコモの被災支援活動で、平成28年熊本地震災害支援金を開始しました。受付期間は、ドコモサイトでご確認ください。
 ドコモ口座サイトを利用した送金(寄付)になります。最大20万円になります。寄付先は、日本赤十字社と社会福祉法人中央共同募金会になります。


災害とスマホ

 先の熊本地震のニュースをチェックする日々が続いています。これは、地震災害というのは日本列島のどこでも発生しうる災害であって、こうした災害に備えることが必要なのですが、個人でできることは限られていると言えます。
 電話回線は混雑してつながりにくくなったり、通信規制があって思うように連絡が取れないという事態になると、広範囲での情報を共有するのにインターネットが有効なのかどうかを考えて実際にスマホを使ってみたりしていますが、J-anpiなどの安否情報や災害伝言板ぐらいしかないということで、災害時に有効に機能するものというのが、筆者の見た限り見あたりませんでした。

 こういう時に、NHKのニュースは有効ではあるのですが、民放のニュースをみてもわかる通り、取材力がほとんどない状態で、詳しいことについてはわからないといった具合です。スタジオで、有識者が喧々諤々と実際に実行することもない机上論を展開している図をみるにつけ、絶望的だなっと思いますね。個人であったり、企業であったり、地方自治体、国と、しっかりとした対策が必要であることを実感させられます。
 ところで、今回の地震では、広いエリアで停電となり、スマホや携帯の充電をどうするのかという課題がでてくるところだと思います。交通網が寸断されて、外からの情報が入ってこないという状況から不安が強まるということもあるかと思います。自動車での充電も考えられますが、燃料不足の状況になると思いますので判断がむつかしいところです。



2016年4月17日日曜日

安否情報のJ-anpiもサービスを提供中です。

現在、サービスを提供中のJ-anpiです。NTTとNHKの協力で運営しているものです。安否情報を登録・検索して、確認することができます。

  ご家族で、安否情報を共有することができます。J-anpiサイトは、こちらです。

goo災害アプリ NTT災害伝言板(Web171)

 災害アプリ「goo災害アプリ」の[災害時の連絡手段]に、NTT災害伝言板(Web171)があり、平成28年熊本地震に伴い運用を14日以降開始しているようです。


災害と格安SIM

 ここ数日は、投稿を自粛していました。あらためて、被災された方々にお見舞い申し上げます。今回は、次のようなメールを確認していたときに、16日未明の緊急地震速報がありました。
 災害に備えてのアプリというものがあります。「goo災害アプリ」は、iOSとAndroidともにある安否情報を登録したり、SNSの情報を収集することができるようです。また、災害時のシミュレーションができるとしています。
 今回の熊本地震は、震源が浅いために緊急地震速報が間に合わないというケースが多いようです。詳しくは、地震に詳しい専門家の解説が必要だと思いますが、14日の地震が前震で、16日未明の地震が本震だと言われています。活断層が2つあって、それぞれに活動しているようです。
 土日は、結局テレビで情報収集することになり、地震のメカニズムについての解説はわかりましたが、被害状況については一部についてしかわからないという結果におわりました。
 電話回線はつながらなかったり、混雑だったりと良くない状況だと思いますし、ネットの方でも災害についてのまとまった情報というのは、よほど踏み込んだ取材でもしないかぎり情報が入ってこないなど、災害に備えてなんらかの手をうっておかないと、あまり役には立たないような感じですね。




2016年4月14日木曜日

フルHD8インチタブレットDell Venue8導入で、ほかの7インチタブレットを処分しました

動画再生に使っているDell Venue8

 Dellから発売されたVenue8というタブレットは、PCメーカーDellがパーツを安値の時に発注して製造コストをおさえた高性能タブレットとして、ユーザーに注目されたものです。実際には、Windows搭載のモデルに注文が集中したという結果に終わったように思います。高性能といっても、RAM 1GBという足かせがあったので、それほど盛り上がらなかったかなっという印象でした。
 筆者は、このVenue8(Android 4.2→4.4)のLTE対応モデルが底値と思われた時期に導入しました。導入目的は、バッテリー容量の大きいタブレットで、Wi-Fiテザリングをしようというもので、このVenue8は、Wi-Fi5GHz対応でもあるので、価格も値ごろ感があったので最適なものに思えました。
 いざ、手にしてみると高精細のフルHD液晶が気に入ってしまい。液晶表示がひと世代前のローエンドモデルにあたる7インチタブレットを使うことがほとんどなくなりました。動画再生は、もっぱらVenue8になりました。これには、音質も良かったということが一役かっていると思います。
 7インチというと、もともとカーナビ用の液晶サイズなので、自宅で使うのには中途半端なサイズではないかと思います。スタンドに置いて使うのには、8インチの方が快適ですし、ポストPCとして利用するには、作業スペースを確保しなくてはならないので、10インチ以上は必要になると思えます。そういったことで、7インチの古いタブレットは、Amazon Kindle Fire HDを残して先月にすべて処分することにしました。もとは、LTE対応ということしか頭になかったのですが、Venue8のフルHDの8インチディスプレイにかなり影響を受けて、思いがけない結果になっというところです。いまはVenue8をスタンドに置いて、Bluetoothキーボードで操作するという環境で使っています。


auスマホのスマートソニックレシーバーとは?

 auスマホのスマートソニックレシーバー機能とは、何か?ということで、つぎのauスマホ URBANO L01の画像をご覧ください。
ほとんどのau スマホにはスピーカー開口部(穴)がない

 お気づきの方も多いかと思いますが、通話用のスピーカー開口部がスマホ上部にないですね。スマートソニックレシーバーとは、画面部分がスピーカーの役割をしているので、耳をスマホにぴったりつければ、街中の喧騒でも聞きとりやすいという機能のことをいい、auスマホのほとんどのものに搭載されています。auスマホの特長ともいえる機能です。
 通話の際に、スピーカー開口部の位置に耳を合わせなくていいという利点があります。使ってみると結構ラクです。筆者は街中というか外では、緊急以外に通話をすることを避けているので、喧騒の中で、どのくらい聞きとりやすいかを試したことがないですが、使っていて音質に違和感をおぼえることがないので、日ごろ意識することはないですが、耳にスマホをあてる時には、その恩恵を受けていると思います。若干、通話内容が漏れているのではないかという懸念もありますが、聞きとりやすさが優先されると思いますので、これはこれで良しといったところです。

au スマホURBANO L01のオプティカルボタンについて

au URABNO L01のオプティカルボタン

最近では、筆者もあまり気にしなくなりましたが、オプティカルキーボードとかボタンを数年前までは、かなり気にしていました。タッチパネルの操作性への不安の裏返しともいえますが、確実に操作するという点で、オプティカル(物理的な)キーボードやボタンのものを優先させる傾向が強かったです。
 URBANOシリーズは、フューチャーフォン(ガラケー)からの乗り換えを意識したモデルなのでか、オプティカルボタンは現行製品でも健在です。iPhoneも考えてみれば、ホームボタンはオプティカルボタンですよね。ここにタッチパネルの脆弱性を垣間見るとことができます。
 タッチパネルで、よくある困ったことといえば、水に濡れてしまうと誤操作が頻発するということをあげることができます。水をふき取っても乾くまで、操作がまともにできないこともあって、作業を一時中断しなくてはならい場面も昔には、よくありました。最近のもので、これを試したことがありません。筆者は、スタイラスペンを使うようにして、操作性を損なわないように配慮しています。皮脂(指脂)によるタッチパネルの操作性の低下というのは、保護フィルムを貼ることである程度は防げるとは思いますが、フィルムを交換しないといけないという手間がネックになります。この点、オプティカルボタンですと、しっかりした構造のものならタッチパネルよりかはいいのではないかと思えます。


mineo+au URBANO L01をメインで使いはじめて

mineo+au URBANO L01
格安SIM mineoをau URBANO L01に入れてメインで、4月から使っています。待ち受けを意識して通話以外は、ほとんど使っていませんが。
 mineoのauプラン(au回線)デュアルタイプ(090音声通話付)を利用しているのですが、いまのところ普通に使えています。細かいところでは、docomo網格安SIMは、SMSオプションが有料ですが、au網のものですと、SMSは月額基本料金は無料で利用できます。肝心のデータ通信速度は、一概には言えませんが、docomo網のものより速い場合がほとんです。
 au URBANO L01は、SIMフリーの海外製格安スマホではないので、使っていての安心感がありますが、ちょっとショックを与えると再起動してしまったり、タッチパネルが勝手に動作してしまう怪現象を時々起こすので、機会があったら機種変をしないといけないと考えています。Android OSも4.2.2ですので、機種変は必然ともいえますね。データ端末としは、ASUS ZenFone2 Laserをメインで使っているので、それほどau URBANO L01にシビアに対応していないところがあります。
 URBANO L01のSoCは、デュアルコアの1.5GHzなので、RAMを2GB搭載していることで、なんとか使えるぐらいのレスポンスを維持していますが、重めのアプリを使う気にはなれないのも事実です。わかりやすくいえば、許容範囲ギリギリのレスポンスと言えます。URBANO L01に限らず、AQUOS PHONE SHL21をも使っているのは、そのままでテザリング機能が使えるからなんですが、au VoLTE仕様の端末だと、格安SIMを使う場合、SIMロック解除をしないといけないというアナウンスがあって、最近の端末は面倒くさいことになっているようです。
 そういうこともあって、できるだけURBANO L01で使っていこうと思っています。KDDI au 対応のSIMフリー端末も、mineoでは、京セラ製のLUCEや富士通のarrows M02がありますが、筆者にとっては凡庸な印象で、特に物欲をかきたてるものがないので、たまに怪現象が発生するけど、通話だけならURBANO L01でいいかっと多少開き直り的な見解で使っています。
 mineoでは、IP電話のLaLa Callを月額基本料金無料で導入できますので、URABNO L01にインストールしています。しかし、実際には050発信というのも受け手には、混乱のもとになるので、090発信(筆者の番号は実際には、080)で済ませることがほとんどです。
 
 



ASUS ZenFone2 Laserのタッチパネル操作から考えてみる格安スマホ

ZenFone2 Laser
ZenFone2 Laserは、2014年に人気のあったZenFone5の後継機にあたる格安スマホだといえる。筆者もユーザーなのだが、ゴリラガラス4というコーティングされたタッチパネルが採用されていて、液晶フィルムを貼らずに使っている。(筆者は、フィルムを貼るのが不得手なので貼らないだけです)このタッチパネルの操作性は、いままで使っていたスマホに比べると優秀ではないかということで、取り上げることにした。
 格安スマホに過度な期待は禁物ではないかと考えていた筆者にとって、ZenFone2 Laserのタッチパネルは意外なほど、しっかりしたものでASUSというメーカーがそれまでタブレットで培ってきたノウハウと言うものが、ここにきて実を結んだといえる仕上がりではないかと思う。知り合いは、ZenFone5を使っていて、みたかぎりこちらもタッチパネルに問題はなそうである。
 ZenFone2 Laserは、簡単にいってしまえば、ZenFone5のカメラ強化版ともいえるスペックなのだが、Laserのディスプレイではカメラが高性能かどうかは、HDディスプレイなので判別がはっきりとしない。Laserとは、カメラの焦点距離をレーザーでやっているので、暗がりでもピントがあうというものだ。結局、新製品の5.5インチディスプレイ搭載のZenFone Goが税込で2万円ちょっとで、しかもバッテリーが、3,010mAhと強化され、カメラは800万画素におさえられているので、マーケティングの結果、ZenFone Goのスペックが現在のユーザーが求めるいるものなのだろうと思える。バッテリーがさらに強化されたZenFone Maxというのもある。
5.5インチ搭載バッテリーが強化されたZenFone Go

 では、ZenFone Goのタッチパネルはどうなのかという話になってくるのだが、そこは実機で試してみないことには何とも言えないところだと思う。スマホでタッチパネル操作に難があるというのは、はっきりいって欠陥品だといえるので、ユーザー視点で言えばタッチパネル性能が最も大切なところなのである。格安スマホというと、なにかと品質がよくないと思われがちで、確かに中には常用するには難のあるタッチパネルを採用しているものもあるようなので注意が必要なところなのである。



iPhone SEの評判について考える

iPhone SE

 今回登場したiPhone SEは、2世代以上前のiPhone5sのデザインをほとんどそのまま採用した4インチディスプレイ搭載のiPhoneだ。デザイン面での変更点は、側面の金属部分の表面加工が一部変更になっただけということらしい。
 iPhone SEが登場する以前に、iPhone5sの導入を検討したこともあるので、iPhone SEの評判を少し考えてみました。そもそも、iPhone6で、ディスプレイを大きくしてユーザーのニーズを反映させたのだが、根強い4インチiPhone支持層があって、iPhone SEが登場するまで、AppleストアでもiPhpne5sが販売されていたという経緯がある。つまり、携帯性に優れた取り扱いやすいサイズの4インチiPhoneを求めるニーズをフォローしたのが、iPhone SEなのだがデザインをほとんど同じにすることで、コストダウンを図るApple戦略というのがあって、ほとんどチップだけA9に変更したというものになっている。iPhone5s用のケースやカバーがほんどそのまま流用できるということだ。
 内容的には、iPhone SEは従来からのガラケー(フューチャーフォン)ユーザーが、スマホに乗り換える際に検討していいものではないかと思っている。5インチ以上のディスプレイになれたユーザーにとって、4インチiPhoneは通話用とか簡単なSNS用とか、つまりは従来からのガラケー的使い方をするための端末という認識になるだろうと思う。Androidスマホは、Googleが提供するサービスを軸に使い方に幅を持たせることができるが、AppleのiOSは洗練されているので、スマホを最大限に活用したいということでなければ、余計な労力を消耗することがないし、スマートな使い方ができる端末だと言える。
 ただし、iPhone5sのデザインをそのまま採用したことで、落とした時のディスプレイ割れについては、なんらかの対策が必要になってくるという問題はそのままになっている。ケースやカバーでもいいし、ガラス素材の液晶保護フィルムなどを貼るのも対策としては有効だろう。

 さて、iPhone SEの評判となると、いままで革新的な機能をiPhoneに求めてきたメディアの歯切れがよくない。数年前からAppleという企業は、ただのメーカーとしてよりも総合商社的な評判が主流になっていて、従来からのガジェット系的な視点だけでは語れなくなってきているところもある。
 今回のiPhone SEは、まさにそういった評価を象徴するモデルで、iPhone5sとほぼ同じ価格で、A9チップ搭載のiPhoneを提供したというところに、市場がどう反応するのかといった視点が必要になってくるところがある。堅実なユーザー(消費者)からすると、iPhoneだけを考えるユーザーにとっても、Androidを含めた端末を考えているユーザーにとっても、決定的な何かがわかりにくいところがあって、評判としてもiPhone5sのものに、A9チップを採用したということでの陳腐な評判しかでてこないところで、視点をかえてiOS環境について考えるぐらいしかiPhone SEを検討する材料がないとも言える。うがった見方をすれば、「失敗しないiPhone戦略」を実現できる企業力を投資家に示したという見方もあながちないとも言い切れないところがある。
 4インチのディスプレイサイズにしても、ソフトキーボードのサイズを自由に変えられるので、本体サイズがコンパクトで携帯性に優れているということぐらいしかメリットがない。国内スマホ専用使用ともいえる「おサイフケータイ」も「防水対応」も備えていないので、安価なAndroidスマホの方がコストパフォーマンスがいいともいえる。
 結局、本体価格から筆者も余裕があれば、iPhone SEを導入していいかもしれないぐらいで、iPhone4s(3.5インチ3G端末)があるし欲しいというところまでにはいたっていない。通話だけなら、iPhone4sで充分だと思っている。どうしても、iPhoneが欲しいという音声通話メインのスマホビギナーには、「iPhone SE」でいいんじゃないのといえるかなっといったところがユーザー側のiPhone SEについての評判なのではないだろうか。


2016年4月12日火曜日

iPhone4sのiOS9.3.1を使ってみた

 iOS環境を確保するために iPhone4sをいまでもたまにカメラなどを使っています。バッテリーは1度交換しましたが、あまり改善せず1日も持ってくれないので、ケース型の外部バッテリーを使っています。かなり重さが増しますが、毎日充電をするのは無理っぽいので助かっています。新発売のiPhone SEを横目でみながらiPhone4sを試していきながら、iPhone SEを導入するか考えていきたいと思います。

iPhone4s+maxell iPhone4/4S用モバイル充電カバー 「mobile VOLTAGE」 ホワイト MLPC-A2000WH
iOSはいまでもアップデートができていますが、キーボードの表示が遅くなっているため文字入力作業はすることはありません。


 iOSのスクリーンロック状態でのTwitterの通知です。ついでに、Twitterからブラウジングしたりしました。久々に使ってみると、やはりというかアプリの立ち上がりには時間が少々かかります。チップは、A5のデュアルコア800MHzで、RAM 512MBですから、そこは仕方がないところだと言えます。
 iPhone4sは、3G端末で、いまは自宅でWi-Fi経由で利用しています。SIMスロットにはアクティベートカードを入れている状態。SIMを入れて音声通話専用機として利用しようかとも思いましたが、3Gでのデータ通信になるので、ほかのLTE対応端末がある身としては、利用するメリットが感じられないので、iOSをアップデートするかWeb用のカメラを使うぐらいになっています。
 App Storeからmineoアプリをインストールして、格安SIM(mineo)の管理をできるようにしてみました。また、LaLa Call(IP電話)を使えるようにしてLaLa Call同士での無料通話とかに使ってみようかなっと思っています。LaLa Callのお試しコールやLaLa Call同士での通話は、さすがに古くてへたっているものの聞きとりやすい調整がされているだけに、このiPhone4sでも充分に使えるレベルです。



iPhone5sからiPhone SEへ 4インチディスプレイの復権!?

 iPhoneのディスプレイが大きくなって使いづらくなったと思っているユーザーは多くいて、iPhone5sは、つい最近までAppleストアで注文できる状況が続いていた。そこへ最新のA9チップを採用したiPhone SE(デザインはほぼ同じ)が登場したのだが、実はAndroidスマホの場合では5インチ以上のスマホでは、ソフトキーボードの大きさを自由に変えられるものがあるので、片手でも楽に入力できる。そういうことを考えると、iPhone SEは、どんな使い方をするユーサーに訴求力があるのかを考えることがよくある。データ端末として情報量の多い5インチ以上のディスプレイは必要だと思うようになった筆者には、iPhone SEというのは失敗作といわれたiPhone 5cと同じポジションにあるiPhoneではないかと思える。しかし、今回はA9チップを採用し、デザインもiPhone5sと同じにしたことで不安要素を徹底的に排除した製品にしたところに、いままでにないAppleの姿勢をみることができると思える。
iPhone SE

 安価なiPhoneといっても、5万円台からなので格安スマホからみれば割高な印象を受ける。しかし、iPhoneというのは、Apple独自のiOSを搭載しているので、洗練されたiOSを使いたいということであれば話は別ということになる。また、品質もいいので所有することでの満足感も格安スマホとは異なる。まぁデザイン上、ディスプレイが割れるということには気をつけたいところは、iPhone5sのデザインを踏襲したため、そういう負の部分も引き継いだわけだが、そういうところはAppleらしいというとkろで片付いてしまう部分でもある。
 では、いちユーザーとしては、どうなのかといえば、iPhone SEを数回にわたり取り上げるほど下調べをしているのだから、筆者も注目しているのだが、Androidの格安スマホを使っている身としては、コストパフォーマンスで納得できる部分というところで導入するまでの納得できる決定的な材料というのが薄いというか、わかりやすくいえば無駄遣いではないのかと思ってしまうところなのである。機能的なところをみると、おサイフケータイもワンセグもないわけで基本性能が良いといったところはあるもののiPhone SEでさえAndroidスマホと比べた場合、コストパフォーマンスにおいては劣勢にあるといえる。
 しかし、iPhoneが欲しいとなると、音声通話やメールチェック、SNSぐらいしか利用しないユーザーにとって、iPhone SEは狙い目ではないかと思えるのも、また事実である。機能面では筆者の背中を押してくれる何かが足りないと感じているところなのだが、A9搭載で4インチ採用の携帯性に優れた本体サイズなので、電話機としてはフル活用できるものには違いないと言える。

2016年4月11日月曜日

SIMフリースマホの勢力図を考える

ASUS ZenFone Go



 2万円ちょっとのASUS SIMフリースマホZenFone Goが登場したことで、かなり面白いことになってきた。ZenFone Goは、5.5インチディスプレイ搭載のSIMフリースマホで、バッテリー容量が3,010mAhというユーザーのニーズにあわせた仕様に仕上がっている。
Moto G 3rd Gen

 昨年暮れにNTTコムストア独占で発売されたモトローラ Moto G 3rd Gen。SIMフリーではほとんどないIXP7等級の耐水性を持っている。残念なことにドコモの周波数帯800MHzには対応していないようだ。
 筆者は、去年9月にZenFone2 Laserを導入したが、Moto G 3rd Gen、ZenFone Goと注目した機種です。ちなみにZenFone2 Laserと比較したSIMフリー機は、HAUWEI P8 liteでした。この価格帯のSIMフリースマホはボディーがほとんど樹脂製だったりと耐久性はなくケースやカバーが必須ではないかと思っています。つまり、機能的には特長がないためにタッチパネルの操作性とか通信機能といった基本性能のチェックが大切になってきます。結果的にKDDI au のデータ通信が利用できるようになったLaserで正解だったと言えます。
 国内メーカーのSIMフリースマホには、おサイフケータイ機能と防水対応であったりするので、どちらかというと海外製SIMフリースマホは、その役割は限定的だと言えます。そうかんがえると、ZenFone Goの5.5インチディスプレイというのは、データ端末として優位性があると思います。わかりやすくいえば、サブ機的な役割でガラケーがまずあっての2台目需要に応える機種ではないかと思います。Laserもいいのですが、カメラは使いませんし(画質が気に入らない)、音声通話も納得いく品質ではないので、主にデータ端末として使うといった活用状況です。
 海外のSIMフリースマホには、iPhoneのデザインをそのまま流用しているものが多くありますが筆者は、そういうのはスルーしています。基本姿勢として企業としては未熟な発想だとも思えますので、デザイン以外でもいい加減なところがあると推測しています。
 ZenFone Goが登場したことで、ただ安いだけでなくマーケティングにもとづいた仕様のSIMフリースマホが登場することを期待しています。1万円以下の3G端末もありますが、どこまで使えるのか興味がある程度なので、よほどの余裕がないかぎり手にすることはないかと思います。仕様でいえば、バッテリー容量が2,000mAhぐらいはないと実用性はないと言えると思います。

2016年4月10日日曜日

iPhone SEの品薄とは?在庫が少なかったのか?もともと生産台数がそれほどでもないのか?

2世代以上まえのiPhone5sとほぼ同じデザインのiPhone SEは、4インチディスプレイのiPhone需要の受け皿となるモデルといえるのだが、チップはA9になったものの、そのほかには革新的な機能はないように思える。いままで、4インチのiPhone5sを渋々注文していたユーザーの姿は見られなくなるだろう。根強い4インチiPhoneのニーズがあってこそのiPhone SEなのだが、関連記事を読み漁ってみたところ、iPhone6s、iPhone6s Plusの不振がクローズアップしてくる。なんでも、iPhone SEは、iPhone5sを含めた古めの在庫パーツを流用しているという海外の記事もあって、真相はさだかではないが、あながちウソとも思えないところもある。単純に考えれば仕入れたパーツが在庫でダブついていて、はける見込みが立たなくなった為にiPhone SEを発売したとも言えかもしれない。しかし、iPhone SEのプランは、いままで続いていた4インチディスプレイのiPhone5s人気の流れをくむものなので、以前からあったプランではないかとも思える。さまざまな事情からiPhone SEが生まれたことは、いままでのiPhoneの流れからみても明らかだと言えるところである。
 一般ユーザーからは安価な4インチiPhone SEの発売は朗報であろうし、格安SIMユーザーにとっても、ドコモ網格安SIMでは、テザリングもVoLTEもOKというのだから運用コストをおさえてiPhoneを使うことができることは、これまた嬉しいことだと言える。
 気になることは、今回の品薄というのは生産台数がそんなにはないのかもしれないという予測が在庫パーツの流用からも頭に浮かぶところなのだが、不振のiPhone6s、iPhone6 Plusから販売台数の見込めるiPhone SEで、しばらくは凌ぐといった戦略なのかもしれない。肝心のスペック面でもキャリアアグリゲーションには対応しておらず、高速データ通信を必要としたないライトユーザー向けの端末だといえるところなので、もしかしたら主力のひとつという位置づけなのかもしれない。
 iOSの最新版が使える期間が製品寿命と考えるなら、Nexusシリーズ以外のAndroidスマホと比べれば多少長く使えるところでのアドバンテージはあると思える。カメラ性能などを考えてもiPhoneは使える端末なので、格安スマホのような基本機能ぐらしか使えないようなデバイスとは品質にしても異なるし、Wi-Fiも5GHz対応なので安心して使える。ただし、面白味はまったくなくiPhoneビギナーや4インチディスプレイのiPhoneに必要性を感じるユーザーなら特に問題ないiPhoneではないかと思える。
 筆者は、スマホのディスプレイは携帯性を優先すれば、4.3インチぐらいで横幅が60mmちょっというのが理想的なサイズのひとつだと思っているので、iPhoneの場合は生産ラインの問題から4インチにしか採用できないという制限はあるにしても、理想に近いサイズをiPhoneが実現させたと言える。いまのところ他社はiPhoneの後を追うかたちでの製品開発をしているわけだから、iPhone SEの存在は他社への影響を考えると、革新的な機能を積んでないだけに本体サイズぐらいしか真似るところがないのではないかと言える。