2024年9月30日月曜日

HTC U11 601HT (SDM835)に300Kbps制限の格安SIMを挿して運用してみます

 某ゲームタイトル(20GB以上)をHTC U11 601HT にインストールしてプレイすることにしたので、格安SIM(300Kbps制限のドコモ回線)を入れて運用することにしました。

 このHTC U11 601HTは、Android9にアップデートするとテザリングができなくなるという不具合があって、ほとんど使っていなかったものです。2017年発売の海外メーカー製の機種よくあった?感じのことですかね。解決策はあるようですが、PCにつないで、コードを書きかえないとならないので、ハードルが高いです。

  HTC U11 601HT に300kpbs制限の格安SIMをいれてみました4G通信になりますが、SNSもサクサクではないもののエントリークラス(Snapdragon480端末)ぐらいの処理能力はありそうな印象です。なによりも某ゲームタイトルがプレイしていても、ところどころで処理能力不足が露呈しますが、Snapdragon690端末でのプレイ感覚と比べても、あまり違和感がないのは助かります。ただし、DLがあると300kpbsなので、自宅Wi-Fiに切り換える必要がありますね。また、プレイ中に固まったと思ったら、電源が落ちることもありました。古い端末なのでバッテリー性能もかなり落ちているせいなのか、電源が落ちたりするのはいただけないです。 

 しばらくSIM運用を続けて、新しい端末にデータを移すことを想定した運用にしたいと思います。

 [追加情報]

 HTC U11 601HT に、低速な300kbpsの格安SIMを入れて使ってみましたが、ブラウザのタブを複数あけると処理能力が追いつかないのか動作が遅くなりがちです。いままでは、IP電話などの音声通話に使う前に充電していたぐらいだったので、今後も負荷のかかならないような運用の仕方に徹することにしました。Wi-Fi時でも、ストレスを感じる場面が多かったと思います。

 

 



2024年9月29日日曜日

DIGNO BX2 A101KC(ビジネス向け) VS arrows We Snapdragon480 対決

  個人向け端末開発から撤退した京セラですが、ビジネス向けは引き続き開発していくということです。 DIGNO BX2 A101KC は、その京セラ製の端末です。


 DIGNO BX2 A101KCは、2021年に発売されたビジネス向け5G対応端末です。SoCは、Snapdragon480、RAM 4GB、ROM 64GBとなっています。バッテリー容量は、4500mAhで給電機能付です。ソフトバンク端末となります。

 このDIGNO BX2 A101KCと同じSnapdragon480 を搭載している端末のFCNT製 arrows We (2021年10月発売)との比較では、FeliCa(おサイフケータイ)の有無に大きな差があり、ここは人を選ぶ仕様になっているといえます。他、ディスプレイでは前者 約6.1インチ(FHD+)、後者は、5.7インチ(HD+)という違いがあって、バッテリー容量も4000mAhとなっています。arrows Weは大手3キャリアからの販売があり、各キャリアモデルから選ぶことができます。どちらの機種も米国防省MIL規格準拠のタフネススマホとなります。

 

 

arrows We2 Plus(Snapdragon7s Gen2) VS Axon 10 Pro 5G(Snapdragon 865)

 某ゲームタイトル用の端末を検討していて、価格面からSnapdragon 865(2019)端末を追っていまして、最近のベンチマークテストが海外動画にあったので、貼っておきます。Snapdragon7s Gen2(2023)との比較になっています。

  この動画のGeekBenchベンチマークスコアの結果をみるとシングルコアは、ほとんど変わらないのですが、マルチコアスコアでは、ひらきがあってSnapdragon865の方が上ですね。

 Snapdragon7s Gen2といえば、中国PCメーカーであるレノボ傘下になったFCNTが2024年8月に発売したミッドレンジ端末のarrows We2 Plus がこのSoCを採用しています。

 某ゲーム公式サイトの推奨端末一覧(2024/09/29 時点)

 某ゲーム公式サイトの推奨端末一覧から、Axon 10 Pro 5Gを取りあげることにしたのは、Snapdragon865(以下SDM865とする)端末では、中古スマホで最安値付近にあることと、本日23:59まで某オンラインショップでセール中だからです。

 しかし、Axon 10 Pro 5Gは、2020年3月発売の古い機種ので、5G通信もSub6のn77のみ対応で、RAM 6GBという中途半端なスペックであることは変わりありません。この端末は、ソフトバンクに供給されたもので発売時でも、詳細スペックがわからず、グローバル版をそのまま持ってきたような感じで、5G通信のエリアもどこでできるんだという通信状況だったので、n77のみの対応でも問題なかったのでしょう。

 arrows We2 Plusは、GPU性能をおさえた普段使い想定だと思いますので、特段ゲームに優れた点はないと思います。どちらかというと省電力性に注力したタイプのSoC。しかし、RAM 8GB、ROM 256GBなので、なにかと使い勝手のよいスタンダードタイプの仕様だと思います。

 どちらを選ぶかという話だと解答する必要はないと思われますが、ゲーム用SDM865端末の最安値付近(中古市場)ということで、SoC比較動画からarrows We2 Plusとの比較もしてみました。ゲーム用といっても、Axon 10 Pro 5GのRAM 6GBは、いまのAndroid環境では、最低必要スペックになるので、かなり微妙です。ちなみに、Axonシリーズは、海外で Axon 60のレビュー動画があったり、Axon 60 Ultra(法人向け端末)の情報もありますが、ほとんど知られていないと思いますので、そこも含めて、かなり微妙ですよね。



2024年9月28日土曜日

某ゲームタイトルの推奨端末一覧表からコストのかからないゲーム用端末を選んでみる

  某ゲームタイトル(20GB以上)をSnapdragon835端末でプレイしてますが、たまに排熱が追いつかず?携帯カイロみたいになるので、ゲームには向かない機種でプレイするのも思っているより早く限界がきそうです。
 
某ゲーム公式サイトにある推奨端末一覧

 ゲーム公式サイトにある推奨端末一覧に載っている機種から選ぶのが無難です。すでに販売を終了した機種の話がメインになってきますので、中古スマホよりの内容にはなります。

 Snapdragon865と5G通信対応スマホがでてきた頃から、某ゲームに対応しているようです。Android9以上、RAM 6GB以上といったところでしょうか。一部、Snapdragon845とRAM 6GBでもプレイできるようです。Xperia XZ2 Premiumなんですけど、筆者はRAM 4GBのXperia XZ2でプレイしていて、かなりきつかったので、この辺りが限界スペック処理性能ではではないかと思っています。

  Snapdragon865搭載の2020年発売機種の中古相場価格は用途は違いますが、いまのミドルレンジのスマホ並みに高いです。ソフトウェアアップデートやOSバージョンアップもないAndroid通信端末に値がつくことは見方によっては変な話に思えるのですが、商売として成り立っているわけですからニーズはあるみたいです。
 今回は、格安SIM運用からはなれたゲーム用端末選びなので、Wi-Fi運用が前提になりますけど、価格面ですでに暗礁にのりあげています。売れていないこともあって強気の値付けというか、通信キャリアの販売価格が端末割引ありきなので、中古スマホまで割高になっているわけで、4年前に発売されたスマホで、バッテリー容量も4000mAh前後。保管状況によっては、バッテリー膨張が発生する古いタイプのスマホですから、今日は使えても明日は使えなくなるのは当たり前の領域に入っていてもおかしくない製品群といえます。普段使いで2年もしたら、ほぼ毎日充電する覚悟は必要になるほどバッテリーも劣化しています。ですので、ストレスフリーで某ゲームがプレイできればいいだけなので、現行ミドルレンジを優先させた方がよさそうだとは思いますが、2020年頃のハイエンド端末?は調べてみたら面白かったので、まとめてみます。また、Snapdragon888は発熱問題もありますし、個人的にはスルー案件になってます。たぶん価格対性能比からも、現行SoCから選ぶのが機能サポート面からも優れた選択だと思えます。推奨端末一覧にあるAQUOS R5Gからみていきます。ちなみに、販売系のセールストークはしないので、そういうのを期待しているのであればブラウザバックしてください。
 AQUOS R5G(2020/03発売)は、RAM 12GB、ROM 256GBです。5Gは、Sub6のみ対応。バッテリー容量は、3730mAhです。Snapdragon865搭載で、RAM 12GB仕様は、他機種でもありましまたが、ゲーミングスマホなのか?VR用なのかは知りません。
 同じくRAM 12GBのGalaxy S20+ 5Gは、5Gのミリ波対応です。ROM 128GBです。当時は、カメラも評判が良かったとかどうとかでした。これより先に発売されたGalaxy S20 5Gは、やや小さい6.2インチディスプレイ端末で、5GのSub6のみ対応。
  arrows 5Gは、RAM 8GB仕様で、5Gミリ波対応です。背面は樹脂製で、あまり高級感はなさそうです。
 米国から制裁をうけた中国の通信機器メーカーZTE端末では、Axon 10 Pro 5G(2020/03発売) RAM 6GBがありました。Snapdragon765Gでは、ZTE a1がau版であります。


 ZTE a1 の競合製品といえば、同じSnapdragon765Gを搭載したOPPO Reno5 Aがあります。Rakuten BIGも、同SoCのZTE製端末らしいです。気をつけたいのはタッチパネルの精度で、全般的によくないです。安定性を確保した設計になっているとは思えないので、ミドルレンジ以下は、ほとんどNGな感じですね。タッチパネル操作がうまくいかないと何もできないわけで、いまだに出来合いの仕上がりのものが多いので、国内でAndroid端末が売れない要因の1つだと思います。
 2020年ごろのハイエンドのトレンド?が数年前からエントリークラスでも実現して、SoCは処理能力が低いですが、バッテリー容量は、ほとんど5000mAh前後にまでなっています。あとは、Snapdragon865の処理性能を現時点で、どうみるかですね。当時の古いバージョンでのAnTuTuベンチマークテストの数値と現行のV10では、かなり異なりますので参考にならないです。新製品の販売情報は、ニーズはあっても、所詮は更新されない売り口上なので、判断するのがなかなかむつかしい。むつかしいから離れるみたいな流れが主流かと思われます。

 




某ゲーム公式サイトにある推奨端末一覧表と中古Androidスマホ

  データ容量が約20GBあるゲーム用スマホ選びをゲーム公式サイトにある推奨端末から気になった機種から選んで下調べをしています。いまは、ROM 128GBの格安スマホにインストールし、プレイをしてましたがバッテリー劣化が気になって、かなり古いHTC U11 601HT (SDM835)に以前にゲームをインストールしていたので、そちらでプレイすることにしました。

 ゲーム公式サイトにある推奨端末一覧から気になった機種を調べていますが、筆者は、SDM690のLibero 5G端末でプレイしていて、RAM 4GBでもあるし、たまに落ちたりするので無理な感じをうけていました。推奨Android端末だとRAM 6GB以上は最低必要条件のようです。当然、一覧表の中には販売終了した機種も載っているのでのですが、SDM765GやSDM865の2020年以降の5G通信対応端末から某ゲームをプレイするスペック環境がでてきたといった印象ですね。すでに4年以上も前のスマホ製品になるので、中古だと使用歴やバッテリー劣化で、初期性能はないだろうし、電子機器なので未使用でも経年劣化で電源が入らないなどのトラブル発生率は比較的高くなると思いますから、スマホ初心者にはハードルの高い話になります。

 公式サイトにある推奨端末一覧には、販売終了の機種もありますので、中古スマホしかないという場合もあります。数年前のスマホですとサポート切れも間近だったりしますので、メインというよりはサブ、サブというよりかは自宅Wi-Fiで運用するという利用想定が一般的だと思えます。

2024年9月27日金曜日

HTC U11 601HT で、約20GB級の某ゲームタイトルを試してみました。

 HTC U11 は、2017年に発売されたSoC:Snapdragon835採用の5.5インチディスプレイスを搭載したスマホです。ROM 64MBですが、約20GBぐらいある某ゲームタイトルを試してみました。

 某ゲーム公式の推奨端末一覧にあったZTE a1、arrows 5G、AQUOS R5Gなどをみてみましたが、もう少し調べた方がいいということで、以前ゲームアプリをインストールだけしていたHTC U11 601HT で、しばらくプレイすることにしました。

 

 HTC U11は、SoCこそSDM865ですが、RAM 4GB、ROM 64GBなので、容量としてはギリギリ感があります。ゲーム動作も、たまにカクつきやもっさり感がでますが、個人的には許容範囲として、プレイを続けます。

 余談ですが、HTC U11は、Android9 にアップデートするとテザイングができなくなる不具合がでるようで、それをすっかり忘れていて、その時と同じ情報ソースを追っていて途中で、まったく同じことをしていることに気づきました。ひと昔前の格安スマホあるあるですが、キャリア版でもそう変わらない安定のクオリティです。いまでも某海外メーカー製品は、そんなところがあるみたいです。

2024年9月26日木曜日

Galaxy S20 5G(SDM865) VS AQUOS R5G(SDM865)

 某ゲームタイトル用の端末を探索していて、SoCがSnapdragon 865、RAM 12GBのスペックをもつ2機種に目がとまりました。ROMは、前者は128GB、後者は、256GBと異なります。

 Galaxy S20 5Gは、2020年3月発売の6.2インチ有機ELディスプレイ搭載で携帯性に優れてた端末です。

 AQUOS R5G も2020年3月発売で、6.5インチ Pro EGZOディスプレイ搭載の本体重量189gですので、最近よくあるサイズのものです。

 どちらの機種も某ゲームタイトルの公式サイトで、推奨端末一覧(2024/9時点)に載っています。

 Snapdragon865(SDM865)は、いまでもミッドレンジクラスの処理能力を持っているようです。3年以上前のAnTuTuベンチマークテストの数値は、現行バージョンV10とは評価数値が異なりますし、機種によってもバラつきがありますので、あまり参考になりませんが、当時のハイエンドSoCなので、GPU性能を削るというありがちな調整がないだけに、RAM 12GBだしそこそこ戦ってくれるのではないかなと思えます。5G通信については、どちらの機種もsub6のみの対応。

 5通信のsub6とミリ波に対応したGalaxy S20+ 5G(SDM865)は、2020年6月に発売されています。この端末は 6.7インチ有機ELディスプレイ搭載です。バッテリー容量は4500mAhで、先の前者は4000mAh、後者は3730mAhですので、中古市場の中古品ですと、4年も経っていますし、バッテリー劣化は避けられないところです。しかし、RAM 12GBは気になりますね。OSは、Android 13どまりだと思います。


2024年9月25日水曜日

AQUOS sense6 (SDM690)VS AQUOS sense6s(SDM695)

  AQUOS sense5G SH-M17(SDM690)を追っていたこともたり後継機のAQUOS sense6についても調べる機会があったので、まとめてみました。SH-M17は、物理デュアルSIM仕様なのでみていましたが、個人的なニーズがそれほどでもなくなったので、AQUOS sense6sとあわせて、そのスペックをみていきます。

 ドコモ版のAQUOS sense6 を調べていたところ、SIMフリー版で、RAM 6GB、ROM 128GBがあることを知り、興味を持ちました。セキュリティ系アップデートは、そろそろ切れる頃なので、かなり微妙ですが、6.1インチのEGZOディスプレイで、本体重量が156gという優れた携帯性、MIL規格準拠の耐衝撃機能をもったタフネススマホであることが魅力となります。あと、液晶内指紋センサーもポイントになりますね。sense6とsense6sとの大きな違いは、SoCがSnapdragon 690とSnapdragon 695であることと、sense6sは、auとY!mobile版のみというところです。

  どちらにしても、Android 13までのOSバージョンアップで、セキュリティアップデートも切れるということなので、AQUOS sense7やsense8との比較情報として、ご活用いただければ幸いです。

 

HIS Mobile 自由自在2.0プラン+ らくらくスマートフォン me F-01L

 「H.I.S.×日本通信 スマホ・サービスの新会社設立 ~ 格安スマホで、旅はもっと楽しくなる!~ 」のHISモバイル 自由プラン2.0の月額280円~に人気があるらしいので、公式サイトをみてみました。詳しいプラン料金について、公式サイトで、ご確認ください。

 HISモバイルの回線は、NTTドコモとソフトバンクのようです。

 次にオンラインショップにある端末+SIMセットですが、その中にシニア向け「らくらくスマートフォン me F-01L」(中古Cランク)がありました。
 

 らくらくスマートフォン me F-01Lは、2019年2月に発売されたAndroid 8.1 のシニア向け端末ですが、音声通話にでも使ってくださいということなんだと思います。これはアイデアですね。バッテリー容量は、2110mAhなので中古となると、初期性能ではなくなっているので、どうなのかは気になるところです。

 また、Android 端末におけるAPN設定では、「日本通信SIM APN」「b-mobile APN」との共有化 をはかり、「HISモバイル APN」に加えて利用できるようになりました。(ドコモ回線)

 今後、契約者が増えて利用も増えると回線も遅くなる可能性もありますので、増設工事はするのかが気になります。280円は魅力ですし、HISの106店舗展開は大きいですよね。

 

 

 

MicroSoft SwiftKey キーボードを使ってみました。

 Xperia XZ2 のIME(日本語入力アプリ)であるPOBoxとMicroSoft SwiftKeyキーボードを試しました。Xperia XZ2には、すでにMicroSoft SwiftKey キーボードは、インストールされていたので、少し不思議に思っていたのですが、実際に使ってみて、その操作性が独創的で途中で、使うのをあきらめていたことを思い出しました。

 MicroSoft SwiftKey キーボードは、入力そのものはできますが、遊び感覚のもので、いまのところ実用性があるとは言いがたいです。日本語をよく知らない外国メーカーが開発した日本語入力アプリは、ほとんど実用性がなので、こんなものかなという感じですが、MicroSoftでこの程度なので、ほとんどやる気はないのと同じですね。ゲーム感覚で、暇潰しに楽しんでいます。これもPOBoxと同様に、全角スペースの入力方法がわらないので、クリップボードを使って入力しています。

arrows 5Gについて

  ゲーム用の中古スマホとして、某ゲームタイトル公式サイトにある推奨端末一覧表(2024/09/25時点)にあった「arrows 5G」をみてみした。

 arrows 5Gは、いまの格安スマホのトレンドの源流じゃないかと思わせるほど、本体サイズからして、そっくりの6.7インチディスプレイの端末です。2020年7月発売なので、中古ものだとバッテリー持ちは実用域の性能は見込めないですかね。バッテリー容量は、4070mAhです。古い機種だからか、中古市場でも、あまり在庫がないです。

 arrows 5GのSoCは、SDM865で古い製品になると発売時の情報しかなくて、現在ではどうなのかが、さっぱりわかりません。ネットでも売りっぱなし販売のための広告情報しかないので、いまさら2019年頃のSDM865の記事を読んでみても、AnTuTuベンチマークテストのバージョンごとに、まったく値が異なるので、V9とV10の比較とかもでも、まったく参考にならない。4年前のSoCだと、GPU性能についても、サポート機能とか大丈夫なのかなとは思いますね。しかし、スマホはマニアではなく一般向け製品なので、そういうところは、セールスポイントにはならないし、「自分の使い方だと、1日はバッテリーがもちますよ。素晴らしいです」みたいな情報ばかりで、うんざりします。

 arrows  5Gのサウンド面では、DOLBY ATMOS対応ですが、イヤホンジャックはなし。ボディ素材は、樹脂製で特にタフネススマホではなく、値段(当時)の割には、安っぽい作りになってます。まだ、この頃はボッタクリAndroid端末が市場を闊歩していた頃ですよね。いまでは、iPhoneにシェアを拡大されて、売れなくなる3秒前の時期かと思います。音声通話と動画再生に問題なければ、それでいい層には関心のない話です。

 SDM865だと、SDM845を使っている人からみると、いまのミッドレンジぐらいですかね。ここ最近のミッドレンジSoCの性能がぐっとあがってきているので、中の下あたりかと思ってます。SDM888の熱暴走へと向かっていこうとする時代の製品なので、発熱も気になりますね。

 スマホ用のSoCは、通信用の省電力仕様の比較的非力な設計なので、通信機能と省電力性が評価対象になりやすい製品特性になります。なので、ハイエンドといっても、なにがハイエンドなのか?ちょっとよくわからないですね。用途によって評価されるところが違ってきます。

2024年9月24日火曜日

AQUOS sense6s は、あのSnapdragon 695を採用した機種です。

  AQUOS sense6sが「安い」とネットで宣伝しているので、見に行ったらポイント還元で「実質割引」のものでした。支払う額からすれば、古い機種を高値で買ってくれたらポイント還元しますという話です。しかも実際には、開封されたもので、「新品」ではない在庫処分品?でした。

AQUOS sense6s 楽天市場(アフィリエイト)

 AQUOS sense6s は、2022年7月発売の比較的古いミッドレンジ端末(当時まま)で、前機種のAQUOS sense6 のSoCであるSnapdragon 690から、4K動画撮影ができない謎仕様のSnapdragon 695 になっていて、スペック的には、地雷系SoCですかね。販売系は、だんまりでよくわかりませんが、半導体不足の影響で、代替製品として供給されたのでしょうか。4K動画撮影をしないHDR表示は必要ない人の普段使いメイン向けSoC?とか想定外すぎる。

 このSoCをミッドレンジ機種と称して、採用し続け信頼を失った海外メーカーもありますね。もともと、コストダウン版の魅力の少ないミドルレンジ端末で、劣化SoCを採用し続けたところに無理があったわけですが、2年以上も、Snapdragon 695を採用し続けた業界に闇を感じます。SoC買い占めとかがあったのか。または、生産工程に問題があって出荷できなかったとかが別件で発生していたのか。本来、ミッドレンジ端末に採用されるはずだったのかと思われるSoCについて、謎のままですね。はっきりいってミッドレンジ機種の信頼がなくなった出来事でした。個人的には、エントリークラスのSnapdragon695端末を使っていますが、待ち受けメインの使い方です。

2024年9月23日月曜日

SIMカードを入れ換えて、5G通信が以前より利用できるようになった?

  格安SIMカード(1.5Mbps制限)の入れ替えをして、以前よりも5G通信が安定してきました。所有している機種と格安しSIMの組み合わせは、以下の通りです。

・moto g50 5G(SIMフリー版)>SB回線

・moto g53y 5G(Y!mobile)>au回線

・Xperia XZ2 SO-03K>ドコモ回線(データ通信専用、5G通信非対応)


 これが最適解とは思っていませんが、以前よりも5G表示であることが多くなったと思います。実際には、ロケーションや電波状況によるところです。

 Xperia XZ2 SO-03Kの4G通信キャリアアグリゲーションは、少し不安定で常にきいているわけではない様です。

2024年9月22日日曜日

Xperia XZ2 のPOBox PlusとMicroSoft SwiftKey キーボードを試してみることにしました。

 いま使っているスマホの某IMEとAndroid端末そのものに、少し限界を感じてきたので、Xperia XZ2 に搭載された日本語入力アプリPOBox Plusを試すことにしました。すでにプラグインなどの提供は終了しているもので、現在はGboadになっています。念のために、「MicroSoft SwiftKey キーボード」をインストールして、一緒に試したいと思います。

  POBox Plusについて、公式サイトの解説を短くまとめてみました。

「POBox Plusは、Xperia に搭載されている日本語入力のアプリです 」

 公式サイトには次のような[重要なお知らせ]がありました。詳しくは公式サイトで、ご確認ください。

 Xperia XZ2 のIME POBox Plusを試してみます。設定から[システム]をタップ。

 次の画面で[言語と入力]をタップします。
 MicroSoft SwiftKey キーボードは、すでにインストールされていました。
 Playストアで、MicroSoft SwiftKey キーボードを更新します。

 POBox Plusでは、全角スペースの入力が独特な手順で、よく質問されているものなので解説しておきます。

・全角スペースの入力の方法(POBox Plus)

 表示を数字に切り換えます。
 左上に[全角]と表示されますので、これをタップしてオンのします。
 全角をタップしてオンにすると、右下にある[スペース]で、全額スペースを入力できます。

 このままですと、数字も全角になっていますので、半角数字を入力する際には、全角をオフにして解除する必要があります。以上になります。

 IMEについては、個人差もありますし、自分にあったものを選ぶ必要があります。今回は、変換とポインタが1文字分勝手に進むバグに強いストレスを感じるようになり、少しでも快適な日本語入力環境にしたいということで、POBox PlusとMicroSoft SwiftKey キーボードをXperia XZ2で試してみることにしました。arrowsのSuper ATOK ULTIAS は、ご縁があったらというにします。

某ゲームタイトルをアンインストールして、ROM使用率を下げました。Xperia XZ2 SOV37

  Xperia XZ2 SOV37 は、2018年5月発売のAndroid端末です。型番SOV37なので、au版です。ROM 64GB の仕様ですが、約20GB前後もある某ゲームをインストールして、試していました。

 ストレージを開くと76%の使用率でした。かなり高い使用率でした。某ゲームタイトルをアンインストールしたところ、25.23GBも減りました。

 某ゲームをアンインストールすることで、使用率37%にすることができました。

  Xperia XZ2 は、かなり古い機種なので、タッチパネルもたまに操作を受けつけなくなっていて、ROMの使用率も下げたかったわけですが、しばらく様子見します。ちなみにAndroid 10です。




2024年9月21日土曜日

Apple iPhone整備済製品について

 ※2024年9月21日21:02現在のものになります。Apple公式サイトにリンクをはっています。

 以前は、iPhoneの整備済製品はかなったので、iPhone16を発売したので、今だけということですかね。いつからなんだろ。

 筆者もiPad mini2 の整備済製品をここで購入しました。バッテリー性能は、初期性能となっていますので、その点では安心できます。




国内シェア30%未満に落ちたAndroidスマホの近い未来図とは?

 iPhone16が9月20日に発売になり、いざ予約ができたと思ったら出荷予定が10月という表示になっていたというAppleマジックが炸裂しているスマホ界隈ですが、一方のAndroid勢も国内シェア30%未満になったという大変なことになってるので、少しわかったことなどを解説していきます。

 iPhoneが選ばれている理由として、なかなか表面化されない個人情報漏洩問題があります。個人情報保護法など、各国の法律に基づく問題になりますので、いくらハイCPスマホでも、選ぶのはユーザーなので、 あまりCPは関係がない問題です。

 結論からいうと通信キャリア用のAndroid端末は、別会社の携帯ショップで売り続けられる限りにおいて生き残れると思われます。SIMフリー版スマホが価格を含めてみても、競争力がほとんどないですね。ばらまき1円端末は、目先の支払い額がほとんどかからないので、一般の大半は、これに滅法弱い。対面販売の携帯ショップで、これをやられると早く逃れたい心理も働いて、後でなんとかなると安易に契約してしまうことが後を絶たないというか、商法的に違法性があるセールス形態であることは間違いないと思います。クーリングオフとか無効化してそうで怖いです。

 

 なので、キャリア用Android端末の仕様に影響を受けやすいSIMフリー版スマホは、魅力のない割高な端末にみえてしまうということが、しばらくは続きそうです。RAM 4GBで、サクサクと動作するという販促のためのデマ記事がネットで踊っているわけです。

 経営破綻をしてレノボ傘下になったFCNT製の端末でさえも、通信キャリアが販売すれば売れるというのは、まさにその構図内にあるわけです。そもそも端末に競争力のある魅力はないというか、一般にはわからないわけです。スマホとは、こういうもので済んでしまっていることが多く、クレームまで発展することは、窓口がそもそも通信キャリアなのでないですし、そこは公表しないので広く一般に知られることもないです。Android端末を売りたい人たち(企業やメディアなど)しか情報発信をしていないという不健全さがネックになって、未成熟な市場相手のグローバル版とかは、そもそも日本人に人気になるはずもないのに、携帯ショップで売りさばいたポンコツ機種を「人気機種」としてランキングしているぐらい酷い状況ではありますね。

 国内シェアの30%未満では、グローバル版展開をしているXperia某機種で、販売台数が約200万台と低迷していて、パーツの供給が受けられなくなったという話を聞くと、国内ではキャリアがAndroid端末の仕様を開発メーカーでもないのに牛耳っているということになり、ガラケーと同じく競争力のないキャリア専用端末の仕様に準じたポンコツ端末をユーザーは使い続けるということになるかと思います。それぐらい国内シェア30%未満は経済規模が小さいといえます。

 これらのことから、Android端末については、ある程度の未来予想ができるかと思われます。

あんしんスマホ(ドコモ、KY-51B) VS かんたんスマホ3(Y!mobile、A205KC) シニア向けスマホ対決

  シニア向けスマホ(Android端末)2機種を取りあげます。どちらも個人向け端末開発から撤退を表明した京セラ製です。海外メーカー製の格安スマホが席巻する中で、シニア層のほとんどが気にする「国産スマホ」ということで注目しました。携帯キャリアでも、海外メーカー製の格安スマホを取り扱いしていますので、「国産」を強調できないところですが、京セラは「JAPAN MADE」として国内での一貫体制のもとで生産されているというこです。こういう点もシニア層には評価点になるかと思います。

・あんしんスマホ KY-51B (2022年2月24日発売)

 基本性能は、数年前のエントリークラスと同等です。バッテリー容量は、4500mAhで、SoCはSnapdragon480なので、用途にもよりますが、待ち受けメインで、ちょい使うだけの普段使いなら、バッテリーも、そこそこ持つかと思います。Snapdragon480 の性能は、数年前のエントリークラスのものですから、ギリギリいまでも使えるかもぐらいのものです。動作そのものは、もっさりすることが多いので、サクサクと用を済ませたい人向けではありません。

 あんしんスマホ KY-51Bは、すでに生産を終了していて、ドコモのオンラインショップでの販売も終了していますが、同じシニア向けスマホの「らくらくスマートフォン」(ドコモ2022年2月24日発売、F-52B)は、5インチと小さいディスプレイで、本体サイズ小さくて携帯性には、優れていますが、老眼であろうシニア層に5インチディスプレイでは、音声通話ぐらいしかできませんし、カメラ性能もアウトカメラで、約1310万画素なので、これで記念写真を撮ることはないかと思います。それに比べて「あんしんスマホ」は、本体サイズは、それよりも大きくなるものの6.1インチディスプレイですので、かなりストレスから解放されます。個人的にも、5インチは、かなりキツイと思ってます。アウトカメラについても約4800万画素なので、こちらも、そこそこの画質が期待できるかなと。画素数だけでは判断しかねるところですが、最近のエントリークラスのスマホでも、アウトカメラは、5000万画素はありますので、これを標準としたいです。

 ドコモ回線を使いたいというユーザーにとっては、カメラ性能をあわせて考えると「あんしんスマホ」という選択もありかなと思います。2024年3月12日に、OSバージョンアップのアップデートがあり、Android 13に対応していますので、製品寿命も少しのびていますね。


・かんたんスマホ3(2023年3月9日発売、A205KC、Y!mobile)

 この機種は、大手3キャリア周波数バンド対応で、ドコモの5G n79にも対応しています。しかし、Y!mobile版なので正式に対応しているのかといえば「?」で、使えたらラッキー程度のものです。

 基本性能は、いまのエントリークラスのスマホと同等で、アウトカメラも約1600万画素画素です。ディスプレイは、6.1インチで、バッテリー容量は4500mAhなので、まぁまぁですか。しかし、かんたんスマホ3には、大きな弱点があって、顔認証のみで、指紋認証センサーはありません。画面ロック解除に顔認証しかないのは、かなり不安です。普段使いには向かない仕様です。パスワード(コード)入力で画面ロックを解除することが身についてないと顔認証ができない場合には困りますよね。

 この2機種に共通する特長として、米国防総省のMIL規格に準拠した耐衝撃性能を持っています。米軍御用達基準に対応したタフネススマホだということです。具体的には、落下試験などをパスした構造となっているので、本体を何かにあててしまったり、過って落としても、ある程度は大丈夫というものです。海外メーカーの格安スマホのほとんどは、机端において体重をかけるだけで、たやすく折れ曲がり破損します。海外の動画では、素手でスマホを折り曲げたりしているものとかありますので、頑強試験としては参考になります。

 また、泡タイプのハンドソープやボディソープでの丸洗い洗浄に対応、アルコール除菌シートなどでのふき取りもできるので、コロナ対策にも万全ですので、シニア層には必要不可欠の機能を持っているといえますね。

 ドコモ回線を意識したともいえるシニア向け2機種でしたが、これより前の世代のシニア向けスマホは、性能が低すぎたり使うのに難がある仕様の機種になりますので、注意が必要です。俗にいう使い物にならない「ゴミ端末」になりますので、古いシニア向けスマホが安くなっているからといって、導入するのは避けていただきたいです。もちろん、サポートも切れている場合がほとんどですので、無駄骨を折るだけになります。

某ゲームタイトルをROM 64GBの端末からアンインストールしてROM使用率を減らしました。

 いままで、お試しでROM 64GB仕様の端末に某ゲームタイトルをインストールしていましたが、ROM使用率が73.73%と不健全なので、インストールすることにしました。70%超えでしたが、動作には問題なさそうでした。ですが、トラブルになる可能性はあります。ゲームそのものも、もたつきやカクつきが目立つ様になったので、これ以上は無理としました。

 一般的に使用率が70%を超えていると、動作に影響してくると思えます。特にピーク時のポテンシャルは落ちているかも。

 某ゲームタイトルをアンインストールすることで、22.51GBの解放に成功しました。ROM使用率は、38.5%になりました。これで、ひと安心です。




シニア向けスマホから垣間みえたAndroid端末の近い未来について

  エントリークラスのスマホからシニア向けスマホに目先を変えて、いろいろ調べていたら、国内市場でのAndroid端末がかなり危機的な状況であることが、わかりました。iPhone16発売もあったので、あわせてみていきます。

 国内の市場シェアでは、70%を越えたiPhoneですが、特に変わったことではなく、海外ではiPhoneの価格が年収額よりも高いなど、手に入らないという状況ではあるようです。国内の場合ですと、個人情報の管理として、iPhoneが選ばれているという側面があります。スポンサーが収入源でもあるメディアでは、広告主を失いかねないので、ふれられないところですが、個人情報について、法律的保護がない国のメーカーのスマホは、危険すぎるという話になります。こういう話をネットですると国籍不明の日本語使いの垢がわいてくるので、ネットでもレビューで、やりあってるぐらいしかありませんね。某動画サイトでも、中華スマホやタブレットしか紹介しない国籍不明の配信者がゴロゴロいて、世紀末感が半端ないです。

 国内のメディア報道で知名度があがった格安SIMですが、契約はしたものの安心して使えるSIMフリースマホがほとんどないという状況が続いています。これは、今までのスマホが、ほとんど通信キャリア専用端末しかなかったことで、格安SIMに乗り換えても、中古市場経由でしか通信キャリア端末が手に入らないという状況が続いていたので、契約はしたものの使ってないとか、iPhoneにしたという感じですかね。SIMフリー版スマホも家電量販店で購入できるようになったので、かなり解消されたと思います。

 次に総務省の端末割引制限と通信キャリア専用端末の問題ですが、最近の気になる動向として、中国メーカーが通信キャリアに端末を供給して、販売台数を稼ぎにきたというところです。防水防塵機能やFeliCaをこなしてきたわけですが、海外メーカーはクローバル版を目指しているので、この点では国内通信キャリアとは軋轢が少なからずあるはずです。一方で、FCNTの経営破綻や京セラの個人向け端末の開発停止など、通信キャリアの独善的な判断で、iPhone頼みにならざるを得ない状況に陥ってしまったという側面があります。Android端末については、数年前にシニア向け端末として注力しましたが、見事に空振りし普通のAndroid端末に流れているようです。そもそもシニア向けスマホというのは、通信キャリアの提案であって、ニーズがあったわけではありません。これも通信キャリアの独善的な判断です。特に数年前のシニア向け機種のスペックが低すぎて使い物にならない性能だったので、ソッポを向かれたということですかね。端末価格も割高で、普通のAndroid端末のスペックより低いものをエントリークラスのスマホよりも、価格を上乗せして販売していたので、いくら物理ボタンが付いたとしても、基本スペックが低いのでは、使い物にならないという話です。中高年の富裕層からは、容赦なくボッタくるという中堅管理職の社員にありがちな陳腐なやり方で、見事に市場の信頼を失いました。

 国内30%以下になったAndroid端末は、通信キャリア版であっても、かなり頑張らないとシェアを取り戻すことは不可能だと思いますし、シニア向けAndroid端末の開発の失敗など、かなり厳しいです。先にもふれたように個人情報については、スペックとは別次元の話なので、いまだにハイCP機の情報だけを追っているニッチな情弱勢の他愛もない話題とは無関係ですからね。最後に生き残るのは、通信キャリアの子会社でもない携帯ショップの売りさばくAndroid端末ぐらいというカオスっぷりです。ネットには販売系の情報しかないので、わかりにくいですが、Androidは国内で大敗だといえます。どの機種にしても中身は、同じAndroid OSとみられてしまうし、iOSに対抗するどころか、追従しているわけですから、話になりません。Android端末は安いから使っているということになります。

 通信キャリアや格安SIMとの契約で、回線品質は同じでも、使用する端末の性能で、ここまで格差があると、エントリークラスのスマホなら割引するとかあっても不思議ではない状況なので、許認可事業とはいえ殿様商売の典型としての携帯キャリアは、もしかしたら社会悪なのかもと疑ってしまうほど、酷いです。その中で、生き残れるほどのものではなかったというAndroid OSは、国内でも、安いから使っているので、機能的に魅力があるとは思われていないことに早く気づくべきだったのかもしれません。

 この件については、うまくまとめられなかったので、もう少しわかりやすく別タイトルでやります。

シニア向けスマホを検討した結果わかったこと。まとめ編。

  エントリースマホから、ステップアップして、使い込みができる機種として「シニア向けスマホ」について、調べてみるといろいろわかってくることがありました。

 「シニア向けスマホ」は、スペック的に、一時期的にですが、ローエンドSoCを採用して、ほとんど使い物にならないボッタクリ機種として批判をうけていましたが、Snapdragon480やDimenstiy700という救世主的なSoCの採用で、エントリークラス並みの性能になりました。しかし、割高感は続いています。価格対性能比からは、「シニア向けスマホ」は、まったくダメということには変わりありません。まず、機種別にみていきましょう。

・大手3キャリア対応バンドのシニア向けスマホ「かんたんスマホ3」(Y!mobile A205KC)

 「かんたんスマホ3」は、個人向けスマホ製品から撤退を表明した京セラ製のものですが、大手3キャリア対応は、なにかと使い勝手のよい端末です。契約した回線が使いものにならないときに、気軽に他社回線に乗り換えができるメリットは大きいです。キャリアメールを使えないことで、物理ボタンの[メール]が使えなくなるというレビューがあったのが気になります。

  スペックをみると、ディスプレイ6.1インチで、必要最低限度のSoC Dimenstiy700 を採用。バッテリーは、シニア向けスマホとしては最強の4500mAhです。RAM 4GB、ROM 64GBで、1世代前の仕様です。エントリークラスでも、ROM 128GBの機種もでてきているので、microSDカードを使いたくないユーザー層からは、「シニア向けスマホ」は選択肢に入りづらいです。

・あんしんスマホ(ドコモ、KY-51B)

 2022年2月に発売され、すでに生産終了し、オンライン販売も終了している機種です。京セラ製端末です。

 スペック的には、6.1インチディスプレイで、一昔前のエントリークラスぐらいですが、2年前に発売された機種ですので、当然といえば当然ですね。SoCは、Snapdragon480で、バッテリー容量4500mAhなので、バッテリー持ちはいいのかなという印象。ドコモ回線を利用することにメリットを感じることができるユーザー層には、大きい存在の機種といえます。アウトカメラは、約4800万画素で、シニア向け機種の中では、断トツです。

 ドコモには、「らくらくスマートフォン」(ドコモ、F-52B)がありますが、5インチディスプレイなので、シニア向けで、ディスプレイが5インチとかは、表示が小さすぎてWeb閲覧には向きませんし、個人的には、6.5インチ以上のディスプレイを持つ格安スマホを使った方がユーザーには優しいと思います。携帯性を重視し、使い方も音声通話やメールしか使わないので、シンプルなホーム画面でもいいとしても、スペックそのものがエントリークラスなので、競合製品との比較でもメリットは、ほとんどないです。割高感が強い。バッテリー容量にしても、3400mAhなので、待ち受けメインの使い方ですかね。とにかく、製品コンセプトが古く時代に対応しきれていないというのは、シニア向けだからということで、通用するわけもなくスペック面では、取り残されいるガラパゴス状態です。

・BASIO active2(au、2024年4月発売)

 約5.7インチディスプレイです。SoCに数年前のミッドレンジクラスであるSnapdragon 695 5Gを採用した実力派?しかし、RAM 4GB、ROM 64GBという仕様なので、Snapdragon695の恩恵は限定的です。バッテリー容量は、4000mAh。アウトカメラは、約5038万画素です。端末はシャープ製です。

 [JAPAN MADE]仕様の京セラ製の端末を中心にみていましたが、個人向けスマホの開発からは撤退を表明しているので、あえて今選ぶメリットは、ほとんどないかと思われます。

 個人的には、大手3社の周波数に対応した「かんたんスマホ3」を検討していましたが、ROM 64GBのデメリットを考えると、普通のAndroid端末を選ぶ方が得策だという結論になっています。

 ここであげたコスパのよい海外メーカー製のエントリークラスのスマホについて、個人的には、2年使用想定です。耐久性について評判のある機種は、ほとんどないですし、使われている電子パーツ品質を考えても、それ以上の使用は、ソフトウェアアップーデートの期限も含めあわせ考えるとよい選択とは思えないところがあります。

 

2024年9月20日金曜日

某ゲームタイトルを格安スマホにインストールしてみました。

  公式サイトで、非推奨端末だろうエントリークラスの格安スマホに某ゲームをインストールして様子をみています。

 それまでは、Snapdragon 690 (以下SDM690とします)端末で、プレイしてました。起動中にとまる、プレイ中にとまる、重くなるともたつくなど、限界に近づいてましたので、そろそろ公式が推奨している端末に乗り換えたいところです。 

 SDM690 端末以前は、これも非推奨の機種ですが、Xperia XZ2(SDM845)でプレイしていましたが、バッテリー劣化で駆動時間は、かなり短いのでプレイになかなか集中できません。そこで、Dimenstiy700 端末に入れたらどうなるのか?ということで、試してみることにしました。RAM 4GBという限界スペックなので、ダメ元です。

 Dimenstiy700 端末ですと、Snapdragon系とは、もっさりするシーンが異なるようで、ちょっとした別ゲーム感覚を味わえます。さて、実は、Dimenstiy700 端末以前に、Snapdragon480+ 端末に入れて様子をみてましたが、この端末は、サブやメイン候補なので、無闇にプレイしてダメージがあっても面白くないので、あまりアプリも立ちあげないのですが、スペック的には、いままでの最高値になると思います。しかし、体感上では、あまりDimenstiy700 端末と変わらないですかね。細かいところでは、SoCの違いからカクつくシーンやもっさりするシーンが異なっているので、妙に違和感があまります。

 ゲームの高品質化は、RAMブーストで、RAM 5GB相当(固定値)になっていますが、非対応端末だからONにできませんでした。RAM 6GBか8GB以上ならなんとかなりそうな気はしますけど。試してみないとわからないところなんです。ゲーム用に、ハイCP系の端末は、いつかほしいです。

 

2024年9月18日水曜日

moto g53y 5Gにau回線の格安SIMをいれて試してみました

 moto g53y 5Gにドコモ回線の格安SIMを入れて、5Gのつかみをみていたのですが、電波状況からか、あまり芳しくないので、au回線のものを試すことにしました。

 アンテナ表示では、フルから1本かけたりを繰り返している状態ですが、5Gはそのままです。au回線で、どこまで使えるのか試していきたいと思います。

au回線の格安SIMをSIMフリー格安スマホに入れたら5通信が安定して接続できるようになった。

 いままでau版の格安?スマホに入れていたau回線の格安SIMをSIMフリーの格安スマホに入れたところ、安定して5G通信ができるようになりました。

 ただ単に電波状況がよくなったのかもとも思いましたが、そうではなさそうです。端末の性能差もしくは相性ですかね。4Gデータ通信ですと、少し不安定なところがあったのですが、単独で使える状態になったと思います。

Xperia 10 Ⅵ VS AQUOS sense8 同じSnapdragon6 Gen1なのにイメージが大きく異なる2機種

  好調?なXperia 10 Ⅵと同じSnapdragon6 Gen1 のAQUOS sense8を比較してみました。すでに多くの比較レビューがありますので、気になった点を取りあげていきます。

 ミドルクラスのスマホのトレンドなのか、本体重量が、前者が164gで、後者が159gです。特に片手操作を意識してなのかXperia 10 Ⅵ のディスプレイサイズは、約6.1インチのアスペクト比21:9になっていて、本体幅も68mmになっています。そのデザインとは裏腹に、米国防総省MIL規格16項目に準拠しているタフネススマホなのは、AQUOS sense8です。

 ミドルクラスのスマホとなると、求められるのは、基本動作の安定性と耐久性などになるかと思いますが、どちらもRAM 6GBという一般に言われている必要最低限度のスペックになっているので、少し心もとないところです。あとは用途にもより、SNS等に使えるカメラ画質を求められたり、音楽再生の音質を問われたりするところですが、ここは競合するスマホとの比較になるので、一般的に競合製品を実機で比較するということは、なかなかできないことですし、個々のデザインの好みが大きく影響するところもあって、基本性能重視なのか、多機能性や求めている品質重視なのか判断が難しいところです。Xperia 10 Ⅵのディスプレイフレッシュレートが60Hzのままというのに不満を示すレビューもありますが、実際に選ぶ時に、どれだけユーザーにデメリットになるかは、個人の判断によるところです。

 MNPのりかえで、端末割引もありますので、Xperia 10 Ⅵ の価格設定に割高感があるという声をよくありますが今後の価格変動しだいのところはあります。そこはスペックにはあらわれない付加価値を見いだすとことができるかになりそうです。

 デザインや機能にしても、あまりユーザー層は、かぶらないとは思いますが、AQUOS sense8は、そのタフネスさから質実剛健?なイメージです。Xperia 10 Ⅵ に、SONYらしさをXperiaに求めるユーザーからは、物足りなさを感じているようです。フロント?ステレオスピーカー仕様なんですけどね。どちらかというとユーザーを選ぶところがある機種ではないかと思えます。

2024年9月17日火曜日

スマホの4G通信キャリアアグリゲーション(CA)と5G通信

 利用しているデータ通信のみのドコモ回線の格安SIMは、5G通信非対応なので、4G通信キャリアアグリゲーション(CA)を実装した古いスマホに入れて、データ通信をしたところ、Wi-Fiテザリング時では、それまでの通信環境のものよりも速かったです。

 で、よく考えてみると、5G通信になっていることが、ほとんどなかったので、4G通信での比較になっていて、5G通信を維持した状態での比較では、スペック通り5G通信の方が速いという印象。速いといっても、1.5Mbpsの低速制限のあるコースでの比較になります。

 4Gキャリアアグリゲーション(CA)と5G通信との比較以前に、キャリア版の格安スマホに律儀に同キャリア回線の5G通信対応の格安SIMを入れて使っていたのですが、5G表示は一時的で短い間(数10秒)だけで、ほとんど4Gでしたので、電波状況からだろうと思い込んでいましたが、SIMフリー版のスマホに入れてみたところ、あっさり5G接続を維持することができました。

 さすが通信機器の老舗メーカーのスマホだけある?と思ったわけですが、端末によって、回線接続が不安定だったりというのは、実際に試してみないと、わからないものですね。



iPhone16 は9月20日発売 Lightningケーブル仕様のiPhone14以前の製品は暴落しているという噂が流れる?

 iPhone16争奪戦の中、Lightningケーブル仕様のiPhoneが(中古市場で)暴落しているという噂が耳に入ってきて、そういえばLighning ケーブルの買い置きが先日に出てきたよなと。これは、iPhoneに乗り換えるチャンスなのかもしれない。

 Lightningケーブルがなければ充電もできないわけで、買いだめとかはありそうな予感はしますが、どうなんでしょうか。とにかく、iPhoneが安くなる機会は、そうそうないので、様子見したいと思っています。Apple認定整備済製品でiPhoneとかないですからね。

 Apple認定整備済製品に、いま確認したところiPhoneもありました。

iPhone 13 Pro Max 128GB
iPhone 13 Pro 1TB
iPhone 14 512GB
iPhone 14 Plus 512GB

など。2024/09/17/09:50時点の情報です。在庫状況については、確認していませんので、今後どうなるかはわかりません。



 

Dimenstiy700で、某ゲームタイトルは、ヌルヌル動くのか?

  Dimenstiy700端末のサポートも切れたようなので、某ゲームタイトルをインストールして試してみました。

 公式サイトでは、推奨端末でもないし、そもそもスペック的には、かなり厳しいかと思います。だいたい2年前ぐらいのネタです。ゲームもアップデートを重ねていますので、現時点ではどうなるのか試さないとわかりませんね。ちなみに、ROM 128GBです。1.5Mbps制限の格安SIMを使っていますので、データ通信速度にひっぱられやすい環境といえます。

 高品質化は、非推奨端末なのでオンにはできませんでしたが、プレイは、普通にできるようです。フレッシュレートは、60Hzのままです。気になるほど、カクつくところもなく、いまのところは、思いのほか、サクサク感もあります。エフェクトも処理性能が遅れてもたつくのは、連続したり負荷が大きくなると、少し気になる程度ですかね。今後のアップデートで、どうなるかは、わからないギリギリ限界スペックですので、快適ではないけどプレイはできるとしておきます。人によっては、気になってNGかもしれません。

 機種依存で、同じDimenstiy700 を搭載した端末でも、少なからず性能差はありますし、タッチパネル精度も大きく影響してくるところなので、一概にはいえませんが、Dimenstiy700 端末で、現時点では、高品質化はできないですけど、プレイはできるですかね。

AQUOS sense8 必要最低限のスマホでもなかった?

  2023年11月発売のAQUOS sense8をみていきます。すでに詳しい紹介記事が多数あるので、気になったところだけふれていきます。

 前機種のAQUOS sense7(重量 158g)もそうですが、重量 159gと軽いです。手にもって使うことがほとんどなので、この軽さは大きく影響してくるところです。携帯も苦にならないかも。

 SoCは、Snapdragon 6 Gen 1で、RAM 6GB、ROM 128GB、バッテリー容量は、5000mAhと、ミドルとしては標準的なのですかね。過不足のないスペックかと思います。

 必要最低限のスペックの中で、突出しているのは、やはり本体の軽さですね。毎日使うものなので、割りと重要だと思っています。

2024年9月16日月曜日

国内シェアiPhone70%から考えるAndroid端末の生き残り戦略

  iPhone 16 Pro 発売を9/20に控え壮絶な争奪戦が繰り広げられてる今、Androidユーザーとして、今後の展開を考えていきたいと思います。

iPhone5s

 まず、iOSとAndroid OSの漠然としたイメージとして、やりたいことを秒で済ませるという操作性の点では、不必要で余計なことは、iPhoneユーザーにはさせないという明確性がiOSには感じられます。逆に、それを面白味にかけるとするユーザー層もいますが、それは好みの問題であって、機能性とは関係ありません。

 国内シェアが30%未満になったAndroid端末は、生き残りをかけて特化型のものを模索する段階にきていて、強いていえば、見込みを感じられるのは、シニア向けスマホと、低価格のエントリークラスのスマホぐらいしか思いつきません。シニア向けスマホにおいては、世代性があって、普通のAndroidに慣れ親しんだ層がこれから増えていくので、シニア向けスマホの優位性をさらに先鋭化させる必要がありそうです。

 一方のエントリークラスと言われるローエンド端末ですが、SoCの据え置きなどの実質的な値上げが続いていて、製品の魅力が削がれてたというのが、ここ数年の動向かと思います。スマホに詳しくない層にとっては、死角の多い製品になるだけに、SoCの据え置きとかは気にならない項目でもあるので、エントリークラスだからとか、エントリークラスとしては、少しカクつくけど問題ないとする売り口上に背中を押されたい的な向きも詳しくないだけに少なからずあるかと思います。ここは出費をおさえたいなどの個人の問題でもあるので、逆に踏み込んだことは控えるにしても、売り口上も、なかなか踏み込んだ内容にはなりますね。

 ローエンド端末については、音声通話と動画再生が不満のでないレベルできれば、いいという層に向けて、ハイCP機を投入するというSoC据え置きで、やりはじめているので、通信機能などの基本性能について向上は、ほとんどありません。この状態ですと、シェア拡大の見込みを逆に潰す結果にもなりかねないので、エントリーモデルとミドルレンジの間に位置する魅力あるスマホを提供するなり対応策が必要なのではないかと思いますが、生活必需品とはいえ補助的な機能しかないので、そこまでスペックをあげることは求められていないのと、ミドルレンジのスマホ自体が不調な印象で、エントリークラスから性能を多少あげても、安い機種に流れて売れないのではないかという懸念から膠着状態に近いことになっているのではないだろうかと、スマホの新製品に不安を抱いているわけです。

 

2024年9月15日日曜日

Android リファレンス端末の必然性について

  Android OSをメーカーに要件付きで提供して、数でiPhoneを押しきるという戦略も、海外ではiPhoneが高価で購入できないということから比較的安いAndroid端末を使うという構図がデータからも示されていますが、これはGoogle Androidとスマホ製造メーカー、携帯キャリアの三つ巴の攻防があって、傍からみていても、うまくいってるようにはみえません。スマホ信者は、異論を唱えるところですが、ニッチな市場の住人の主張であることが、ほとんどで大局観的な視点を持っていないので、それはそれとしておきます。

 Androidとしては、先にリファレンス機に基づいたスマホ構成を構築しておきたかったわけですが、少なくとも国内では、nexusからPixelと芳しくない結果になっています。これは、iPhoneをデザインにおいても追従する製品が大半であることから、オリジナリティがない独自性がないOSというイメージも手伝って、米IT業界では、先進性はAppleに任せた方が開発コストも浮くという経営的な判断が反映されているといえます。こうしたユーザーのAndroid端末に対するネガティブな意識を覆すには、リファレンス機の存在が必要だとするところもあったと思いますが、iPhoneとの価格差からAppleがそれを許さない体勢に持っていったので、リファレンス機は、Pixelどまりになっています。

 国内シェアでは、iPhoneが70%を占めていて今後も、この傾向は変わりません。その背景には、個人情報の漏洩であるとかサイバー攻撃に対応したいというスマホに詳しい層が必然的に、iPhoneを選択肢として考えているのではないかと思います。現時点では、問題にはなっていませんが、スマホに全機能停止ができるチップなり回路構成にした端末が、携帯キャリアの販路以外の通販などの怪しい販路から広まる可能性は常にありますので、行政側でも目を光らせておいてもらいたいものです。

 国内の30%未満になったAndroid端末としては、特化型の機能性を重視したものでしか、起死回生を狙えなくなってしまったので、グローバル展開を重視していることからも、今後も国内シェアが拡大する見込みは、ほぼないかと思われます。これは携帯電話文化のあった国内での国産メーカー製のスマホがほとんどなくなったというのもシェアを落としている要因でもありますね。なんならAndroidの国内撤退の可能性もないこともないと思います。

 Android端末の黎明期に、リファレンス機の構築を模索していたとは思いますが、iPhoneの模造品と言われてしまうなど、ここは、どの企業が手掛けても難しいところなので、致し方ないところですが、ハイCP機でのメーカー別シェア争いも国内では、シェア30%未満であれば、規模としては大きくはないので、長くは続かないとは思います。新しい戦略が求められるところですが、シェアが30%だということで逆にサービス品質の低下が問題視される段階に入りつつありますね。国内メーカーの個人向けスマホ開発撤退やら、経営破たんなどが、それを示しています。

iOSとAndroidのホーム画面は、必要なのか?

  iPhoneが国内シェア70%以上あるという記事から、Android OSを含めて、その操作性について考えてみました。

 どちらのOSもアプリに依存した機能性から、ホーム画面を経由した効率がよいとは言えない操作性になっています。これは、民生品ですので、ホーム画面を経由させることで、ビジネスチャンスを広げていきたいという思惑の結果でもあります。中華スマホにありがちな、ディスプレイ全面に広告が勝手に貼られるなどの余地をホーム画面があることで、ユーザーに容認させているところがあります。

 iOSにしてもAndroid OSにしても、機能重視であれば、ホーム画面を経由せず、目的の機能やアプリにダイレクトで飛べるようなアクションボタンの設定が必須なわけです。電話機としても、最少2タップぐらいで登録電話番号に電話をかけることが理想的です。motorolaのmotoジャスチャーによるライト点灯などは、その機能性が高いと言えます。

 なぜ、ユーザーに不利益になるホーム画面経由でのアプリ起動などのOSが支持されてなくてはならなくてはならないのか?ということについては、ユーザー側の「スマホは無料で何でもできる」という錯誤によるもので、その多くが消費されることに利用されていて、生産性がほとんどありません。先にあげた全面広告が典型的な例で、時間を浪費させるための工夫が集積したのが、いまのスマホだと言えます。

 こうのような状況になってくると、必然的にホーム画面不要説が賢明なユーザーの間では囁かれるというところまできました。

国内シェア70%のiPhoneという選択肢について

  iPhone 16 Proが9月13日予約開始、20日発売ということで激しい争奪戦が繰り広げられている様です。iPhoneの国内シェアは、70%を超えていて、今後も伸びるのかもしれません。

 すでに巷では、iPhoneを選ぶ理由が「みんな使ってるから」という状況にまでになっているかと思いますが、メディアでは、海外では逆だとか、記事を読ませたい掴みとして、海外のどことはふれずに数字ばかりあげて、iOSが人気だとか見当違いの話ばかりなので、いささか食傷気味です。投資家向けの記事なんですかね。

 iPhone人気については、Appleの効果的な戦略もあり、個人的には音声通話やWeb閲覧が主な利用内容で、安く済ませたいこともあってAndroid端末を使っていますが、市場はすでに、「みんなiPhoneを使っているから」という寡占状態なので、特にスマホをめぐった話でもなくなっているようです。これは、iPhoneが長く使えるというところも働いている気がしますが、安心して使えるというファクターに、個人情報管理への不安があり、サイバー攻撃の標的にならないためにも、iPhoneを選択肢としていることが背景にあると思います。わかりやすくいえば、プライバシーを守りたいということで、安全を買うという意識にまでなっていそうです。安全性については、実際のところは知りませんが、そんな感じで広がったiPhone人気が国内シェア70%に達し、もはや「みんなが使っているから」という段になっている。

 iPhone人気は、それはそれで特に気にならないところですが、Android端末を使っている身としては、iPhoneにおされて国内のAndroidスマホの製品構成が崩壊するのではないのか?と一抹の不安を感じるのと同時に、遂にiPhoneを使う日が来たのかなとも思えてしまいます。

Wi-Fi運用が最速?格安スマホの実力とは?

  物価上昇で、なにかと節約できるものはしていきたいところですが、生活必需品?でもあるスマホも、仕事で使うのでないなら「格安スマホ」で済ませたいというのが本音かと思います。

 さて、今回は、わかりにくい話ですが、かなり古いスマホに格安SIMを入れて、Wi-Fiテザリングをしたところデータ通信速度が速いのか画像の読み込みだけでも、全然違いました。1.5Mbpsしばりのmineoマイそくという少し特殊な仕様のプランなので、参考になるかわかりませんが、古いスマホの4G通信が5G通信対応の格安スマホよりも速かったので、同じ回線でここまで差がでるとは、少し驚いています。検証は、格安スマホをWi-Fiについでやっているので、格安スマホの性能内での話にはなります。5G通信非対応の古いスマホは、Xperia XZ2とHTC U11です。どちらも、キャリアアグリゲーション対応なので、通常の4Gとは少し異なるのかなとは思いました。キャリアアグリゲーションは、それほどの効果はないという記事もあったとは思いますので、理由はわからないのですが、古いスマホのSoCがSDM845とSDM835なので、現行エントリークラスのSoCは、5G対応であったとしても、それらと比べると速度はそんなでもないのかもしれません。

 どちらにしても、契約している回線品質は同じなので、通信端末(スマホ)の性能差によりデータ速度に、かなり差が発生しているとなると、いろいろ考えさせらることになりました。音声通話や動画再生に問題なければいいユーザーさんにとっては、さほど気にならない話でした。

[訂正]

 5G対応のエントリークラスで、5G通信接続の場合は、5G通信のエントリークラス端末の方が速かったですので、4G通信限定の話として、ご了承ください。

格安SIMをHTC U11(2017/07発売?)に入れてWi-Fiテザリングをしたら格安スマホより速かった

 格安SIM(1.5Mbpsのマイそく)をドコモ版Xperia XZ2 SO-03Kとau版Xperia XZ2 SOV37に入れてWi-Fiテザリングを試したら、格安スマホより体感で速かったです。画像の読み込みから全然違いました。

 SoCの性能格差なのかなとも思いましたが、キャリアアグリゲーションなのでないかと思いHTC U11(5G通信非対応)に白羽の矢をたてました。この機種は、auとSBに供給していたもので、一応、大手3キャリア通信バンド対応らしい。

 HTC U11の仕様表からキャリアアグリゲーションであることを確認してから、SB回線の格安SIM(1.5Mbps)を入れてみたところ、ドコモ回線とau回線ほどではないものの、体感で速いのは、画像の読み込みでわかります。試したのが土日だから?ということもありますが、しばらく、この環境で様子見をしていくつもりです。そもそも、電波環境がキャリアごとに異なるので、速度が速くなればいいだけの話ではありますね。ちなみにHTC U11は、Android9にアップデートしています。

 キャリアアグリゲーションがきいているからかは、わかりませんが、Wi-Fiテザリングで、ここまで差があるとは気づきませんでした。ストレス軽減になったのは、かなり大きいです。しかし、ここでHTC U11を持ち出すことがあるとは、意外でした。

[訂正]

 5G対応のエントリークラスで、5G通信接続の場合は、5G通信のエントリークラス端末の方が速かったですので、4G通信限定の話として、ご了承ください。


 

2024年9月14日土曜日

Xperia XZ2 SOV37 でWi-Fiテザリングをしたら5G格安スマホより速かった件について

  データ通信の遅さで、端末もひっぱられて、かなり遅くなってることに気づき、格安SIMカードをXperia XZ2 SOV37 (5G非対応)に入れてテザリングをしたところ、画像の読み込みからしても速くなりました。ドコモ版Xperia XZ2 SO-03Kで速くなったので、他社の回線で電波状況も異なるau回線でも試してみたところ、ほとんど同じ結果になりました。SNSでも少し読み込みが速くなってるようです。

 Xperia XZ2は、SDM845の性能だったり、たまに音声通話に使おうかなと導入したもので すが、同じSIMカードで、ここまでデータ通信速度が左右されるとなると考えてしまいますね。数年前に導入した格安スマホは、5G通信に対応するということで導入したのですが、それよりも全然速かったです。

 Wi-Fiテザリングのデータ通信速度の比較などはしないと思いますが、通信機材はうまく使いこなさないと、意外なところに落とし穴がありますね。Wi-Fiテザリングが格安スマホよりも速いのは、Xperia XZ2のキャリアアグリゲーションが有効だからですかね。

[訂正]

 5G対応のエントリークラスで、5G通信接続の場合は、5G通信のエントリークラス端末の方が速かったですので、4G通信限定の話として、ご了承ください。

Wi-Fiテザリングが格安スマホよりも速かったSONY Xperia XZ2 SO-03K

  格安SIMのデータ通信のみ(5G非対応)をドコモ版Xperia XZ2 SO-03Kに入れて、Wi-Fiテザリングをしたところ、エントリークラスの格安スマホよりも、体感で全然速かった。

 いままでは、デュアルSIM仕様だからということで、格安スマホを使っていましたが、格安SIMの1.5Mbpsの制限を解除したときに、かなりデータ通信速度にひっぱられて遅くなっていることに気づき、SIMを入れなかった格安スマホにSIMを入れたら、Wi-Fiテザリングも不安定で、スマホ本体もWi-Fi時よりも、遅くなってしまい性能格差?を実感。それでSIMを入れてなかったことを思い出しました。Xperia XZ2 SO-03Kのキャリアアグリゲーションでもきいているんですかね。

[訂正]

 5G対応のエントリークラスで、5G通信接続の場合は、5G通信のエントリークラス端末の方が速かったですので、4G通信限定の話として、ご了承ください。

ガラケー型スマホ?P-UP Mode1 RETRO Ⅱ (2023/10/20発売)

 ネタかと思ったら格安SIMや家電量販店でも、取り扱いがありました。バッテリー容量は、2500mAhですが、Android13で、SoCはHelio G85、RAM 4GB、ROM 64GBですので、一昔前のエントリークラスぐらいはあります。用途しだいでは、検討する方もいらっしゃるかも。3.5インチのタッチパネル式です。

 P-UP World Mode1 RETRO II by amazon

 

某ゲームタイトル用の端末選び

 某ゲームタイトルが、いまのROM 64GBでは、無理な感じになっていると、SDM690なので、最近は、よくかたまってしまうので、そろそろ機種変をしないとならなくなっています。Xperia XZ(SDM845)でも、そうなってきているので、SoC処理能力の問題なのかもしれません。詳しくはないないのですが。そんな感じですね。



 Dimenstiy7025に期待したわけですが、GPU性能が低いのか、ゲームには不向きなレビューが散見されています。ゲーム開発側で対応するだけの数も出てないので、対応する見込みは低いです。

 公式サイトで推奨機種一覧をみていたら、あのスマホがありました。SDM765端末らしいです。

 次は、XperiaかPixelですかね。格安スマホの性能もあがってきているので、RAM 8GB以上、SoC Snapdragon695以上ですかね。SoCは、ミッドレンジですときついことはきついと思いますが、ハイCP機がほしくなります。


 

 

BASIO active VS BASIO active2

  新旧比較になります。スペックをみると、どちらもSoCは、Snapdragon695です。Snapdragon695は、旧世代のミドルモデルですが、その性能は、現行のエントリークラス並みの性能になり、基本動作については問題ないレベルです。他の仕様をみてみましと、気になったところでアウトカメラが1300万画素から5030万画素になっています。他はほぼ一緒ですかね。ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭き取りにも対応しています。素人考えだと、アルコール除菌シートで拭き取りは、どの端末でもできると勘違いしてますが、それに対応した技術投入をしているということをメーカーがアナウンスしているわけで、塗装や素材にダメージがでたり、故障する恐れもあるので、そこは自己責任になります。それでトラブルになっても保証外?話をスペックに戻しますと、バッテリー容量が4000mAhなので、シニア向けですと充電回数をもっと減らせる容量にする配慮が必要ですかね。

 BASIO active にはSIMフリー版(2023/3発売)があります。

シニア向け機種を普通のエントリークラスのスマホと比べてみると

  格安SIMユーザー向けのブログなので、シニア向けキャリヤ専用端末を取りあげるというのもあれなんですが、エントリースマホのスペックが停滞気味で、価格以外の魅力に乏しいので、性能的にはエントリークラスとほぼ同様のシニア向け機種も視野に入れてみました。

 5G通信を含めた3大キャリアに対応している京セラの「かんたんスマホ3」(Y!mobile)と「あんしんスマホ」(ドコモ)が最有力候補ですが、SoCがDimenstiy700とSnapdragon480なので、現時点で導入するには、処理性能不足は否めないです。実際に同じ端末を格安SIMを入れて運用していますが、ストレスになるので、ほとんど使ってない状態です。どちらの機種もバッテリー容量は4500mAhですので、待ち受けメインのちょい使いであれば、実用域のスペックだと思えます。

 価格対性能比をあげるまでもなく、Snapdragon695を採用したシニア向け機種「BASIO active2」が性能面では、もっとも優れています。Snapdragon695は、世代の古いもので、現行のエントリークラス並みの性能です。

 5G通信化にともない、それまでの4G止まりの低スペックSoCを採用できなくなったという事情が反映されていて、それまでの異様に割高で使い物にならない端末をシニア向け機種として、子会社でもない別会社の携帯ショップで売りさばいていたという実情があって、調べてみるとなかなかの闇営業ぶりでした。格安SIMユーザーには無縁の世界線ですけど、ネットでもスマホ解説をしているもののほとんどが、携帯ショップの延長線にある売るための口上で、スラム化が進んでいる様です。ほとんどスルーされているみたいですけど。

 すでに「スマホが売れない時代」に突入しているので、携帯ショップは淘汰されることになると思いますが、今後も売り口上しかないスマホ情報がネットなのでも氾濫すると予想されます。スマホに詳しくない層は、注意が必要です。国内で、iPhoneのシェアが高いのは、人気があるとこもありますが、単に消去法による選択であって、安心して使える機種が少ないことを物語っているわけです。

 シニア向け機種で、京セラを意識しているのも、「JAPAN MADE」の国内メーカーだからという安心材料があるからに過ぎません。

2024年9月13日金曜日

シニア向けスマホについてのまとめ 京セラ編(KY-51B、A205KC)

  格安SIMの試験?運用をしていますが、数年前に5G通信対応化をしまして、その際に中華格安スマホを導入しました。耐久性は別にしても、パフォーマンスは良好でした。しかし、個人的な基準にはなりますが、普段使いでメインでもサブでも使える端末にして、格安SIMで使い込んでみたいというのがあり、昔ながらの物理ボタンが3つ並んでいるシニア向けAndroid端末も、どこか哀愁があって普段使いに不自由はしないのかもと思えます。着信をランプ表示しますからね。できれば、物理ボタン周りをスタイリッシュなデザインにしてイマ風には、してもらいたいところですが。

  さて、シニア向けスマホを調べた範囲で、そのスペックをみていきましょう。まず、通信対応バンドが3大キャリアに対応しているだろう「かんたんスマホ3」(2023/03発売 Y!mobile 京セラ)は、6.1インチディスプレイです。実際に試してはいませんが、ドコモ、au回線の格安SIMでも使えそうなので調べました。また、格安SIMで運用した場合、メールボタンが使えなくなるとレビューにありましたが、割当て機能とかはなさそうです。3大キャリア通信に対応ということでの評価です。バッテリー容量は、4500mAh。Dimenstiy700を搭載しています。

 同じ京セラ製「あんしんスマホ」(2022/02発売、ドコモ 生産終了品)サポートがどうなっているのかはみてませんが、ドコモ回線に使えるので、気になりました。アウトカメラは、約4800万画素。処理性能はエントリークラスでも高くはないですがSnapdragon480を採用し、バッテリー容量4500mAhとあわせて考えると、バッテリー持ちはそこそこいいはずです。ドコモ回線の格安SIMで運用したいというユーザーさんも少なくないはず。2024年8月にソフトウェアアップデートがありました。

 京セラは、個人向け端末の開発はやめると発表しました。「JAPAN MADE」品質の機種がなくなるのは、かなり痛いところです。

 これ以上は、混乱をまねきかねないので、シニア向けの他機種については、別のタイトルでやります。

なかなか?シニア向けスマートフォンについて

  シニア向けスマートフォンといえば、ドコモの「らくらくホン」ですが、他にも「あんしんスマホ」がありました。あんしんスマホについては、端末を供給していた京セラが個人向けスマホから撤退したので、公式ストアから削除されたようです。

 格安SIMユーザーを意識している当ブログなので、シニア向けスマホのみを対象とはしていませんから、よくわからないのですが、以前は、キャリアで選んでいたのかな?「BASIO active2」、「かんたんスマホ3」などあります。

 「かんたんスマホ3」の通信バンドが3大キャリアに対応しているということで、他のシニア向け機種はどうなっているのかとネットで調べてみたという経緯があります。

 シニア向けスマホは、その独自の操作性からシニア向けスマホにはじまりシニア向けスマホにおわるという話に少し興味がありました。以前、au BASIOを使っていたことがありますので、そんなに独特だったかなと、ネタなのかと思いました。操作法を知らないだけかも知りませんが、ただ操作がわからない時に、周りにシニア向けの機種を使っている人がいないと、さっぱりのようです。

 以前のシニア向けスマホは、ロースペックだったようですが、現時点で各機種に採用されているSoCは、Snapdragon480、Dimensity700、Snapdragon695と、現行のエントリークラスと比べても遜色がないようです。実際に、ベンチマークテストをしてみないとわからないところですけど。

 シニア向けスマホは、昔の携帯みたいに着信やメールが届くとランプが光って伝えてくれる機能があるので、連絡ツールとして優れていると思います。気づかないと、それまでですが。コストダウンなのか人気がないからなのかランプもスマホからなくなりました。画面下に並ぶ3つの物理ボタンも、昔のAndroid端末にはありました。シニア向けスマホで、それが残っているというのは、面白いです。

 家電として使う分には、シニア向けスマホもいいのではないのかなと思いました。ランプが光って知らせてくれるし。

 先にもあげたように、Y!mobile 「かんたんスマホ3」(Dimensity700)の対応(通信)バンドは、3大キャリアに対応していますから、格安SIMも使えるかと思います。ドコモの5G通信n79にも対応しています。実際に使ってみないとわからないところですが、契約予定の動作確認端末一覧を参照してください。

 

かんたんスマホ3 アップデート情報

  2024年9月3日に、かんたんスマホ3 対象のアップデートがありました。


 

IIJ限定 RAM 12GB仕様の arrows We2 Plus のメリットとは?

  2024年8月発売のarrows We2 Plus に、IIJ限定のRAM 12GBがあるのを知りました。「のりかえ価格」なら、魅力的なのかも。

 SoCは、Snapdragon 7s Gen2 なので、スペックを求めたハイCP機ではないですが、CFにあったように書類ファイルをよくひらくビジネスマン層には、ニーズがあるかもしれません。メモリ不足で、Webスーパーのチラシでさえ表示するのが遅く待たされたという経験があるので、その場で、確認したいPDFファイルなどの読み込みに待たされてチェックや判断が遅れるという望ましくない仕事環境では話になりませんからね。RAM 12GBで、ある程度は、累積的なロスタイムを含めて、かなり解消されるはずです。データ通信速度に引っ張られて遅くなってしまうケースも多いですが。基本動作について体感的に速くなるということではなくて、メモリ不足で遅くなることを回避できるポテンシャルになったということになります。

 RAM 12GB版で、競合他社のミッドレンジ機種との差別化戦略ということであれば、本体デザインもスマートではあるし、ビジネスシーンにもあうのでありかなと思いました。しかし、SoCスペックは、7+や7よりも劣りますので、最低必要限度と思っておきたいところです。

 大容量のPDFなどの書類ファイルの読み込みがはやく、待たされることでのロスタイムが軽減されるということであれば、IIJ限定 12GB版arrows We2 Plus の「のりかえ価格」なら魅力がでてきそうではあります。あとは必要に応じてのカメラの性能チェックが欠かせないところですね。

2024年9月12日木曜日

3大キャリアの通信バンドに対応している?かんたんスマホ3 A205KC VS Android One S10

 複数回線を契約してメインとサブとして使い分けているユーザーは、少なからずいて、端末の対応バンドと、動作確認端末一覧表などで事前に確認したりしているわけですけど、3大キャリアの通信バンドに対応した端末は、どちらかといえば希少なのかもしれない。 

 かんたんスマホ3とAndroid One S10は、どちらも京セラ製で、個人向けスマホの開発は行わないことを発表していて、ユーザーには一抹の不安があるものの、どちらもキャリア版系の機種なので、その点では問題なさそうな気もする。Android One S10については、2024年3月に、Android 14のOTAアップデートを開始している。

 シニア向けスマホとAndroid Oneという余計なものを省いたピュアAndroid端末という特長を持つ2機種ではあるが、スペック面では、SoCがDimensity700であったり共通点も多い。性能的には、エントリークラスそのものだが、3大キャリア通信バンド対応は、予備機としても使えそうな気がします。ドコモ回線5G n79にも対応。

2024年9月11日水曜日

Xiaomi(シャオミ) Redmi Note 10 JE VS BASIO active2 SGH12

  au回線の格安SIMの運用に、Redmi Note 10 JEを使っています。実際にポイントカード代わりに使ってたりもしますが、携帯するのには個人的に少しサイズが大きすぎないかと思っていたので、使うにしても音声通話の待ち受けメインとWi-Fiテザリングぐらいにして、6インチディスプレイサイズのスマホにしてみようかなと検討中です。

 Redmi Note 10 JEのOSは、現在Android 13ベースのMIUI 14です。数か月前までは、頻繁にAPNが消えて接続ができなくなる現象が起きてましたが、アップデートで改善されたのか、いまはほとんどないです。2021年8月発売の機種で、Snapdragon480、RAM 4GB、ROM 64GBの一世代前の仕様になっています。導入した際には、もさっりしていて、ほとんど使わなかったのですが、最近ではたまに使うようになって使用頻度はあがっています。手になじみやすいボディ形状なので、割りと気に入ってはいます。

 BASIO active2 au は、2024年4月に発売されたシニア向けスマホで、ディスプレイ下に物理ボタンを3つ配置しています。迷惑電話対策機能やマイナンバーカードに対応し「スマホ用電子証明書」として利用できるようです。シニア向けの機種を取りあげた大きな理由の1つに、SoCがSnapdragon695であることがあげられます。スペック上では、Redmi Note 10 JEより優れた処理能力のSoCを搭載しています。2022年に発売された前機種 BASIO activeもSnapdragon695でした。

 キャリアエントリークラスのスマホもSnapdragon480+、Snapdragon4 Gen2、Dimensity7025を採用した機種が登場してきてて従来からのエントリースマホとは、ROM 64GB→128GBになっていたり、少しづつですが処理性能関連のスペックがあがってきていますので、用途にあった性能というのも、なかなか見分けることが難しいところですし、少し性能にマージンを持たせた選択というのも視野に入れる時期にはなってるような気もします。それよりもセキュリアップデートの期限をまず確認する必要がありますね。

 エントリークラスのスマホによく採用されている Snapdragon480 や Dimensity700 で十分とすることもできますが、AnTuTu V10ベンチマークでの比較も視覚的には大きく見せていますし、ミッドレンジやハイエンドと比べれば大きな差はないところかと思えます。総合で40万以上はほしいところではないかと勝手に線引きをしています。半年後には、情報更新がまた必要にはなるかと思います。

 実際に限界性能だったAndroid One S6をOSバージョンアップをしたことで、使えないものになった経験もあるので、予断はできないと思っています。アップデートに失敗した説もあります。

  Redmi Note 10 JEは、ほぼ同じ仕様 のRedmi Note 10T(2022/04)におきかわていますので、Xiaomi(シャオミ)しばりでみると、au系とSB系で販売しているSnapdragon4 Gen2搭載のRedmi 12 5Gもありますから、MNPのりかえ割引で安くなっているならという条件で選ぶというのもあるかと思いますので、事前に情報はかかせないところです。

スマホ充電レンタルのChargeSPOTってなに?

 某ドラッグストアに設置されている「スマホ充電レンタルサービスChargeSPOT」 。

 契約している某格安SIMでは、ChargeSPOTと提携していて格安SIMのアプリからレンタルできるようだ。本来だとPlayストアから専用アプリをDLし登録して利用するらしい。

 コンビニや駅など国内40,000以上設定されていて、バッテリーの返却は、どこでもかまわないので移動先での返却も可能。出先や旅先など事前に調べておいて利用するスタイルかな。ちなみにモバイルバッテリーの出力は 5V/2A 。料金は 330円/1時間からで、3時間未満だと430円。

 なかなか充電できない状況というのは、かなり限定的な気もするけど、うまく活用しているユーザーもいるそう。出かける間際になって充電していたはずのスマホのバッテリーが数%しかなかったという、うっかりな人もチェックしているのだろうか。


 

 

Android One S10 OTAアップデートで、Android 14に

 2024年3月に、Android 14のアップデートが開始されたことを公式サイトで確認しました。



 

 

ドコモ回線の格安SIM運用で、5G通信バンドn79対応機種を検討しはじめました

  ドコモ回線の格安SIM運用で、今回はmoto g53y 5Gに格安SIMを入れて試験運用というか電波状況をみているわけですが、あまり芳しくない結果となっています。そこまで電波状況がシビアなところなのかと少々戸惑う感じですが、目先をかえて、ドコモの接続試験をパスした機種に絞ることにしました。「4G」⇄「4G+」をいったりきたりで、不安定な印象です。これは予想外でした。ドコモに端末を供給していないメーカーだけに一抹の不安はありましたが、そんなにも電波状況がシビアなエリアでもないと思いますが。5Gをつかんだのは、SIMカードを入れた直後だけでした。できることといったら他社の回線を利用するとか端末をかえるぐらいしかありません。

 それで5G通信バンドn79にも対応した機種をターゲットとし、SoC性能は度外視してシニア向けの端末も視野に入れて検討しはじめたわけです。ドコモ版のシニア向け機種は、Snapdragon480やDimensity700までしかないので、個人的にはスペックダウンはしたくはないので、実際に導入する可能性は高くはないとは思いますが、厳しい状況にはかわりません。

あんしんスマホ KY-51B VS BASIO active SHG09

 「あんしんスマホ KY-51B VS BASIO active SHG09」で、まとめようと思いましたが、2024年4月にBASIO active2 SHG12が発売されていました。BASIO active SHG09と同様に、細かい仕様は異なりますが、SoCはSnapdragon695を搭載していますので、現在でも処理能力は、あんしんスマホ KY-51B 搭載のSnapdragon480よりかは優れていて、まだ余裕があります。どちらの機種もRAM 4GB仕様なので、少し速いのかなぐらいの体感差だとは思います。動画再生についてもほとんど同じです。ちなみに、あんしんスマホ KY-51Bは、docomoで、BASIO active SHG09は、au、UQ mobileでの販売になります。

 シニア向けスマホの特徴として、ディスプレイ下には、物理ボタンが、左から[電話][ホーム][メール]と並んでいます。気をつけたいのは、スマホ KY-51B docomoには、イヤホンジャックはありません。また、KY-51Bの製造メーカーである京セラは、個人向けスマホの開発から撤退を表明をしていますが、docomo回線の5G通信バンドn79に対応しているということで、取り上げました。

あんしんスマホ KY-51B VS らくらくスマートフォン F-52B 

 ドコモ回線格安SIM運用で、待ち受けメインもしくはサブで使える機種を物色中に、Y!mobile専用のAndroid One S10 から同じ京セラ製docomo端末として、「あんしんスマホ KY-51B」があることを知りました。「らくらくスマートフォン F-52B」は知ってました。筆者は、auのBASIOを以前使ってたので、ディスプレイ下に3つ物理ボタンが並んでいるタイプ。らくらくは、ディスプレイ下に指紋センサーがあるタイプで、以前のAQUOS端末スタイルですね。どちらも、SoCは、Snapdragon480で現時点では、AnTuTu V10ベンチマークスコアでも、40万には届かない30万後半ぐらいです。Snapdragon480+で、40万前後付近ですから、処理性能は低く、ややもっさり感があります。高速操作には追従できないと思います。

[追加情報]

 AnTuTu V10スコアについて、以前のV9とはスコア値がかなり違ってくるので、レビュー記事でのベンチマークスコアには、ご注意してください。

 前者は、約6.1インチディスプレイ、後者は約5インチディスプレイなので、自分ですと誤操作を回避するにもディスプレイは大きめの前者あんしんスマホを選びますかね。この2機種を選択肢に入れたのは、ドコモ回線の5G通信バンドn79に対応しているからという単純な理由です。

  あんしんスマホ KY-51B は、au BASIOのdocomo版といっても、京セラは個人向けスマホ端末開発から撤退することを表明していますので、最後の端末群の1機種ですね。

 どちらの機種も数世代前の仕上がりといった印象ですが、 ターゲット層を考慮して、比較的まとまったものになっているとは思えます。

【追加情報】

 BASIO active SHG09 (2022/10発売、SHARP)は、Snapdragon695搭載でした。au版なので、見逃してました。

エントリークラスの格安スマホでも、待ち受けメインで使えそうなものを物色してみた

  このブログは、新商品を紹介して販促支援をする企業案件ではなくて、もともとは格安SIMユーザーに共通した機種変などの問題を経験にそって綴っていくものです。Androidスマホに特別な思い入れはありませんし、それしかないのであればiPhoneでも別にかまわないところです。エントリークラスの格安スマホ性能が低すぎて、Wi-Fiテザリングにしか使ってない時期がかなり長く続いてました。巷(ネット)では、「産廃」とか「ゴミ端末」とかいわれてた時期です。

 さて、au回線の格安SIM用端末を携帯できるぐらいのものにしたいと思っていたところ、ドコモ回線格安SIM用の端末もサポート切れしていたらしく、docomo回線のものも物色することになりました。後者ですと、5G通信バンドn79に対応したスマホを条件の1つにしています。自分で調達したスマホが、5G n79に対応していないとなれば自己責任の範疇になると思いますので、かなりつまらない話になると思います。

 素直にドコモ端末から選べば済む話なんですが、y!mobileのAndroid One S10などをみています。SoCが数年前のDimenstiy700で、処理能力が低いので、待ち受け以外では、メイン機には無理な性能かと思います。他機種のDimenstiy700端末では、RAM 4GBなので、ブラウザを70タブ開くと、極端に動作が遅くなり使い物になりません。Android One S10は、最近OSバージョンアップがあったらしいです。

 ほかサポートのほとんど切れたも同然?の数年前の海外メーカーの機種が売られているらしく、確かにn79には、対応してはいますけど。SoCは、数年前のSnapdragon695です。語弊があるかもしれないので解説しますが、新しいものが良いから古いとか数年前のものといってるのではなくて、サポートは数年で切れるので数年前とかをつけているわけです。待ち受けメインだったり、個人情報を入力するとなるとサポートが切れたデバイスを使うという発想はないです。詳しくない一般は気にしないと思いますが、自ら危険に身をさらす行為を、それを趣味でもない限り受け入れる人はいないと思います。

 というわけで、待ち受けメインとしての機種選びは難航しそうです。前回、格安スマホを導入したのは、5G通信状況をみるのが主な目的で、データ通信とWi-Fiテザリングに相性などの問題がでなければいいだけでしたので、今回のはハードルが少し高くなってますが、格安スマホのクオリティもあがってきていて、メインやサブ機にしてもさほど問題を感じないレベルにはなってはいそうです。自宅でしか使えない引きこもり端末を卒業しそうですね。

2024年9月10日火曜日

Androidスマホの日本語入力はSuper ATOK ULTIASで大丈夫なのか?

  Androidスマホは、入力が弱くて、入力には使ってない、もしくは使わないという方がほとんどかと思いますが、日本語入力時にカーソルが一文字飛ぶというバグを知り、ネットでは、数年前からあるバグだと知り、Android端末は、どうなってるんだと思ってしまったわけです。arrows We2などの日本語入力は、Super ATOK ULTIASだそうです。そういえば、そうだった。

 Gboadは、使い物にならないけど、Super ATOK ULTIASなら使えそうかもと思いました。以前のarrows M02ですとか、SoC:Snapdragon410の処理性能が低く音声通話や通知ぐらいにしか使えなかったし、ATOKも、もっさりしていてスペック的に使えず、その存在を忘れてました。

 2年以上前のarrows WeにもSuper ATOK ULTIASが標準で実装されてますが、SoCがSnapdragon 480というエントリーモデルなので、実際に他社のSnapdragon480 端末をWi-Fiテザリングに使っていて、処理能力面での不安と、そもそもarrows Weの設計思想が待ち受けメインで、たまにちょっと使うぐらいの使用頻度だと思えます。セキュリティアプデも、期限だと思われます。

SB回線の格安SIMをLibero 5G A003ZTで運用中、5G通信について

  一時的にLibero 5G A003ZTにSB回線の格安SIMを入れて運用しています。

 

 Libero 5G A003ZTは、Y!mobile用の端末なので、割りと安定した接続の様です。ロケーションにより電波状況は変わりますので、一概にはいえませんが活動範囲での接続は、いまのところ問題なしです。

moto g53y 5Gでのドコモ回線格安SIM運用について

  Y!mobile版moto g53y 5Gにドコモ回線の格安SIMを入れて、電波状況をみていますが、今日は、4G+まではいきました。これも不安定です。同じロケーションですので、5Gがつかめたりつかめなかったりと、ドコモ回線用のスマホではないので、接続性能は、こんな感じですかね。休眠同然の回線なので、すぐに対応しなくてもいいのですが、まぁまぁ酷い印象です。

 
[追加情報]

 11日夜にWi-Fiをオフにした時に一瞬だけ5G表示になりました。すぐに[4G+]→[4G]と表示がかわり、その後は[4G]のままです。
 
 

2024年9月9日月曜日

arrows We2 VS moto g64y 5G Dimenstiy7025 の実力は?

 2024年8月に発売されたFCNT arrows We2と7月に発売のY!mobile版 moto g64y 5G で気になったのは、採用されたSoCが、どちらもMediaTek社 Dimensity7025 で、その性能が数年前のミッドレンジクラスSoCよりもAnTuTu V10スコアで、超えています。

・AnTuTu V10スコア

Dimenstiy7025 約49万

Snapdragon 695 約44万

 エントリークラスのスマホのAnTuTu V10スコアの大半は、40万未満の36、7万ぐらいで、ギリギリ動作してくれるというか、ほとんどスマホを待ち受けにしか利用しないライト層が使っているので、たまに使うスマホのアプリが多少カクついても気にしないところかと思います。メモリーもキャリアエントリー仕様のRAM 4GBなので、ストレスフリーとはいかないです。

  同じ高性能?SoCであっても、arrows We2 と moto g64y 5Gでは、製品コンセプトやターゲット層が異なるので、同列には語れないところですが、データ通信速度にひっぱられてアプリの動作が遅くなったりしますし、スマホの処理能力不足でも遅くなったりと、大切な連絡やアプリで用事を済ませるのに、時間がかかったり、アプリがかたまったり落ちたりとスマホの性能不足から不便を感じることは、性能不足のエントリークラスでは、日常茶飯事と思われます。これを回避するのにSoCの処理能力はある程度は、必要になってきます。

 Dimenstiy7025のAnTuTu V10スコアが約49万だから、すべての不満を解決するほど高性能かといえば、Snapdragon7s Gen2のAnTuTu V10スコアが約59万ですからミッドレンジ並みということでもないかと思います。少なくとも、36万あたりの端末よりかは安心できるかなぐらいです。AnTuTu V10スコアにしても競合端末性能を比較するためのベンチマークという性格もあって、絶対性能そのものを示しているわけではありませんから、実際に使ってみたら、そんなことはなったは機種によってはあるわけで、過剰な期待は禁物です。

 結論としてエントリークラススマホで、SoC性能を横並びにさせてきたキャリアスマホの中で、安心できるやや高い性能のエントリースマホが発売されたのは、朗報かと思います。SIMフリー版moto g64 5Gは、RAM 8GB仕様で、arrows We2は、ROM 64GB→128GBです。 

 moto g64 5GのSIMフリー版RAM 8GB仕様ですが、割りきって考えるとRAM 4GB仕様でも、音声通話や基本動作しかしないのであれば、特に問題ないかとは思います。Dimenstiy7025は、ミッドレンジなのかは別にして処理能力的には、AnTuTu V10スコアでハイエンドモデルと比較してみてもわかるように、高性能ではないので、ゲーム想定で検討するものはでないです。参考にしたネット情報でも、GPUよりCPUにふったものなので、GPUの性能不足でCPUに負荷がかかりやすく、けっこう発熱が大きくなりやすいみたいです。排熱対策が十分でないとパフォーマンスにも影響しますし、長時間のプレイには向いてないといえます。ここは実際にプレイはできると主張したがり屋さんもいますので、そういう見解もあるということで、お願いします。(ハンディファンを使うといいらしいです)

数年前まで、ほぼ使えない性能のエントリースマホは、結果として投機的な活動に利用されていた説を解説

 格安SIMの知名度もあがり、新規回線のハードルも下り、営業成績を求めた格安SIMは、激しい端末割引競争になり、いまからみれば、性能的にはほとんど使い物にならないエントリークラスの端末をスマホを詳しくない人たちに売りさばくことが、1つのビジネスモデルを形成したわけで、筆者も、このビジネスモデルの典型的なお得意様なのか性能的に使えないスマホが数十台も家にころがっている。遊びの音声通話だけならまだしも、スマホに少しでも詳しければ、コスト以外の理由でエントリークラスのスマホをサブ機として使うことは、ほとんどないことが最近になって、わかってきて、妙に納得している。

 そもそも、スマホに詳しくないハイエンド端末を使いこなしたこともない層が、ほとんど音声通話ぐらいにしか使えない性能のエントリークラスの端末を手にしても、使わなくなるだけで、スマホってこんなものかで済む話なので、こういうスマホに詳しくない層にネットやメディアを通じて、割引された格安スマホやエントリースマホをかき集めて売りさばくのが、ちょろいビジネスとして成立することは、よくあることです。

 最近、MNPのりかえで端末を安く導入しようと思う度に、数年前まで性能的に使えない端末を考えもなく買い漁ってしまって見事にやられたというか、売り手あっての衝動買い的な浪費ができるわけで、あれはビジネスモデルとして確立されたものだったんだなと脳裏をよぎる日々ですね。

 エントリースマホの情報更新が最近できたので、性能的な線引もはっきりし、依然としてエントリークラスのスマホは、投機的な商品群ではあるものの用途にもよりますが性能が足りなくて使えない端末は、避けられるようになるほど成長しました。

Libero 5G A003ZTにSB回線の格安SIMを入れて運用はじめました。SIMフリー版は、nubia ivy ?

 格安SIM運用の機種変更を予定していて、一時的ですが、普段はWi-Fiで、たまにゲームをしているY!mobile専用端末?Libero 5G A003ZT(2024/04発売)にSB回線の格安SIMを入れて運用をはじめました。

 

 しっかり5Gをつかんでいる様です。気持ち速度もはやくなった印象。気のせいですけど。

 Libero 5Gは、現在「Ⅳ」まで続いているシリーズで、ZTE製の端末です。2024年3月には、Libero 5GのSIMフリー版?を発売。RAM 6GBを積んだnubia ivy Z6561Jです。SoCは、Libero 5G ⅡからのMediaTek社のDimenstiy700となっています。

 初代Libero 5G A003ZTのSoCは、Snapdragon690 5Gだったので、ダメ元で導入しましたが、結果的には良好な機種でした。某ゲームタイトルを入れてプレイしていましたが、RAM 4GB、ROM 64GBですし、Snapdragon 690 5Gの処理能力でもギリギリ感がでてきて、フリーズを頻発するので、ゲームを早くアンインストールできるよう機種変更を予定しています。

 Libero 5Gは、Y!mobileユーザーの間では、知名度があるとは思いますが、他の携帯キャリアユーザーですと、ほとんど知られていない機種ではないかなと思っています。対応バンドも、SB回線専用みたいなものですからね。SIMフリー版のnubia ivyの対応バンドは、広げたのかな。いまは、nubia Flip 5Gに注目が集まってそうです。

 

moto g53y 5Gに、ドコモ回線の格安SIMを入れて電波状況をみます。

  SB回線の格安SIMを運用していたmoto g53y 5Gに、ドコモ回線の格安SIMを入れました。

 5G表示がでたので、電波はつかんでいる様です。5Gエリアの境付近にいることが多いので、ドコモ回線での電波状況をチェックします。

 ドコモ回線用の端末のサポートが切れてしまったので、音声通話用としてmoto g53y 5Gを試していく予定です。良好であれば、moto g53y 5Gをまた導入するかもしれません。

moto g64 5Gは、ハイCP機?

 moto g64y 5G(Y!mobile版 RAM 4GB)とSIMフリー版のRAM 8GBの moto g64 5Gがあります。MediaTek社のDimenstiy7025のAnTuTu V10スコアは、49万ぐらいなので、もしかしてハイCP機かもと思ったので取りあげました。ちなみに、arrows We2も同じDimenstiy7025です。ですが、RAM 4GBですし、その他の仕様もエントリークラス然としたものなので、待ち受け等の基本的な動作を安定してできるものと考えていいかと思います。

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 価格によりますが、AnTuTu V10スコアが49万ぐらいなので、費用対効果からRAM 8GBは視野に入れてもいいかもしれません。用途によっては、moto g53y 5G(Y!mobile版RAM 4GB、Snapdragon480+)との比較でも基本動作に於いては体感速度に大きな差はないぐらいだと思います。バッテリー持ちからは省電力のSnapdragon 480+の方が有利かと思えます。ゲームについては、GPU性能について、期待は禁物と思える情報があがってますので、ゲームについては、わからない(不明)とします。

 契約している格安SIMでも取り扱いがあったので、スペック表をみたところ、充電時間については、メーカー非公開らしいです。

 moto g64 5Gの情報収集をネットでしていても、先のゲームについては、ゲーム側なのかはわかりませんが、最適化されていない様子で、遊べるゲームタイトルを選ぶSoCなのではないかと思えてきました。今後、対応するのか関心が集まるところです。

 もう少し精度のある情報がないと、ハイCP機なのかは、わからないというのが結論ですか。様子見ですね。

 SoCは、別としてmotorola端末であれば、筆者も使い続けているものでもありますし、サブでもメインでも大丈夫だと思えますので、その個人的な評価は小さくないところです。


 moto g64 5Gのセキュリティアップデート情報です。2027年4月まで。Android 15にOSバージョンアップできます。



エントリークラススマホ2024年8月まとめ編(8機種)

  レノボ傘下になったFCNTが、arrows We2、arrows We2 Plusを発売したのを契機にエントリークラスを中心に8月情報として、まとめてみました。

 エントリークラスということもあって、用途は限定的なものとなります。普段使いを基準として、待ち受けメイン、もしくは待ち受け+動画再生を想定したまとめになります。ゲームは除外しました。

 国内ですと、エントリークラスの格安スマホでも、FeliCaは標準で搭載しているくらいになっていて、防滴程度の機能もありますので、そこにはふれません。良い項目は、◯で、マイナスポイントは、✕表記とします。個人的事情から格安SIMのドコモ回線とau回線を優先させた評価基準となります。

↓ドコモ回線用 5G通信バンドn79対応

・arrows We2 

【◯】SoCがDimensity7025(SDM695以上)、迷惑電話対策機能

【✕】HD+ディスプレイリフレッシュレート60Hz固定。

・AQUOS wish4 

【◯】6.6インチHD+大型ディスプレイ、バッテリー容量5000mAh

【✕】Dimensity700(AnTuTu V10スコア40万未満の36万ぐらい)

 どちらの機種もハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートの拭き取りができます。落下などの耐衝撃機能も備えたタフネススマホです。この点では、普段使いに不安はありませんね。

↓au回線とSB回線用機種

・moto g53y 5G(Y!mobile版)

【◯】Snapdragon480+(AnTuTu V10スコア 約41万)、Dolby Atmos対応ステレオ(デュアル)スピーカー

【✕】HD+ディスプレイ

・Redmi 12 5G

 【◯】Snapdragon4 Gen2(AnTuTu V10 スコア 約43万バラツキアリ)

【✕】モノラルスピーカー

・OPPO A79 5G

【◯】ステレオスピーカー

【✕】Dimensity6020(Dimesity700のリネーム品 AnTuTu V10 スコア 40万未満か約36万バラツキアリ)

・moto g64y 5G(Y!mobile版)

【◯】Dimenstiy7025、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー

【✕】RAM 4GB(SIMフリー版はRAM 8GB)

・moto g24

【◯】Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、物理デュアルSIM(nanoSIM×2スロット)、RAM 8GB、バッテリー容量5000mAh

【✕】Helio G85(5G通信非対応、AnTuTu V10スコア 27万)、FeliCa非対応

・OPPO A79 5G(A303OP、CH2557)

【◯】ステレオスピーカー、CH2557のSIMフリー版は、物理デュアルSIM?スロット×2

【✕】Dimensity6020(Dimenstiy700相当)

 キャリア版になりますと、RAM 4GB仕様になりますので注意が必要です。待ち受けなどの音声通話や基本動作には問題ありませんが、アプリによっては待たされる時間が長くなる場合もあります。動画再生にも問題ないと思います。同時に複数のアプリを使用するなどで、極端に遅くなりますので、よくアプリを使うなどでは、SoC処理性能が高く、RAM 8GB以上のものが必要になります。

 arrows We2とmoto g64 5G(SIMフリー版RAM 8GB)に採用されたMediaTek社のDimenstiy7025は、AnTuTu V10スコアは確認できましたが、実力を試したいということであれば、SIMフリー版のmoto g64 5G(RAM 8GB)になりますね。基本動作では、大きな体感速度の差はないと思われます。アプリ切り替え時には、カクつくとは思います。

2024年9月8日日曜日

ドコモ回線の格安SIM運用での機種選び

  格安SIMの試験運用として、いろいろ試してみたわけですが、ドコモ回線格安SIM運用を担当していたmoto g50 5G(Dimensity700)は、サポートがきれたらしく、アップデート履歴をみると2023年9月1日までです。公式サイトでも、SIMフリー版扱いらしくアナウンスは確認できずで、格安スマホあるあるとして気にしないことにしました。

  au回線格安SIM用の端末(機種)選びをしていたところなので、データ通信用として使用頻度の高いドコモ回線の格安SIM用の端末を先に選ばないといけなくなってきました。
 個人用の待ち受けメインでしたら、格安スマホもありなのですが、少しステップアップして、FeliCa&NFC運用やアプリも多少使えるミッドレンジクラスの機種に近いスペックのものを選びたいと思っています。
 ドコモ回線用でエントリークラスですと、5Gのバンド n79に対応したドコモ版のAQUOS wish4とarrows We2からになりますか。SHARP端末は、かなりの機種を導入してみましたが、あまり通信機器としても信頼は厚くはないので、arrows寄りにはなります。夏場にAQUOS端末(数台)だけ電源が落ちたことがあって以来、これは重要なことには使えない仕様だと。また、Rシリーズでも液晶画面の下半分がチラッついたり、残像がずっとあって視認性が保てないなど、耐久性では数段落ちるという判断をせざるを得ない経験からのものですので、落として画面が割れたみたいな耐久性の話とほぼ同じです。現行製品については知りませんが。
 ドコモ回線用となると2024年8月発売のarrows We2とarrows We2 Plusからですね。導入がいつになるかもわからないですし、先になった分ソフトウェアアップデート期間が短くなりますから。AQUOS wish4は、待ち受け以外でも使い込めるSoC処理能力はないので、早くも選択肢から外しています。動画再生にはよさそうですが、待ち受け用端末を動画再生でバッテリー消耗させても、つまらないですからね。
 ドコモ回線用は、待ち受けメインにするかどうかから検討することになりますが、ミッドレンジを含めても魅力を感じる機種はほとんどないですよね。インフレのせいですかね。

エントリークラス?スマホに採用されたSoCについて。

  エントリークラスのスマホに搭載されているSoCのSnapdragonとDimenstiyのデータをみると、Snapdragonでは、L1、L2、L3とキャッシュメモリーを積んでいるのに比べて、Dimenstiyは、L2キャッシュのみの表記しかなかった。これはもしかして、まったくの別物ぐらいの違いがあるのかもという思いと、Snapdragonのキャッシュに最適化されたシステムなら、10%ぐらいは軽く処理能力の向上が見込めるのではないのかなと。スマホのAndroid OSでは無理な気もするが、設計上では、かなりのポテンシャルがあって、本来は民生用ではないのだろう。

 これでローエンドSoCのDimenstiy搭載スマホで、初動がカクつく要因がわかってきたような気がする。技術面だと特許も絡んできそうだし、そう簡単にはクリアできないところで、省電力化でもかなり遅れている印象は否めないかも。

OPPO A79 5G CPH2557 デュアルSIM(物理)スロット×2 SIMフリー版【プロモーション情報付】について

OPPO A79 5GのSIMフリー版 CPH2557について、まとめます。Y!mobile版の型番は、A303OPです。ちなみに上位機種 Reno11 A (Dimenstiy7020)は、2024年6月に発売されています。

OPPO A79 5G SIグリーン CPH2557 

OPPO A79 5G グローグリーン CPH2557 【日本正規代理店品】5G SIMフリー指定スマートフォン・Y!mobile SIMセット購入限定 Y!mobile契約特典Amazonギフトコード最大2万円分プレゼント・UQ mobile、irumo スマホキャリア乗換特典

 OPPO A79 5GのCPH2557とA303OPの違いは、確認できているところですと、物理SIMスロットが2つあるのがPH2557です。詳しい情報がないので、DSDV仕様なのかは、わかりません。A303OPは、eSIM+nanoSIMでのデュアルSIM仕様なので、物理SIMスロットは、1つのみです。対応バンドについては公式サイトで、ご確認ください。eSIMについては、機種変の際に、再発行手数料などがかかると思いますので、格安スマホで、コストをおさえたいのであれば、eSIMは不経済だといえますね。

 OPPO A79 5G CPH2557のリンクを貼ったのは、本体背面のカメラレンズ周りのデザインをみてもらうためでもあります。デザインは、個人の好みによるところでレビューでも賛否両論あります。しかし、手帳式カバーに入れるから関係ないとする合理的なユーザーも多いので、スペックだけみていきます。

  OPPO A79 5GのSoCは、MediaTek社のDimenstiy 700のリネーム品?らしいDimenstiy 6020です。AnTuTu(V10)スコアだと40万には届かないローエンドモデルになります。ギリギリ動作するであろう「限界性能」のSoCです。たまに使うぐらいの普段使いならこなせる感じです。

 その他のスペックでは、約6.7インチ液晶ディスプレイは、フルHD+ですし、デュアルスピーカー(音質未確認)、33W急速充電対応の5000mAhバッテリーと、申し分のないものになっています。受話口とマイク音質が聞き取りやすいのか?電波のつかみは標準以上かは、わかりませんが、動画再生には向いていそうです。筆者は、SIMフリー版CPH2557の物理デュアルSIMスロット仕様が大きな導入理由になっていますので、スマホの基本性能について、カタログスペックだけ番長でも、まだ我慢できますかね。エントリークラスだし、期待は禁物です。

 エントリークラスの評価レビューのほとんどが、携帯ショップ店員並みのやらせに近い煽り勢なので、GPS精度とかにはふれていないし、それも期待薄ですかね。OPPO A79 5Gに限ったことではないですが、この手の販売促進前提のレビューやコメントは、ほとんど参考になりません。サイト常連など、サイトやスマホ販売に関係のあるのがほとんどです。質問者にしても、サポート窓口に問い合わせるものまで無関係なサイトで質問するとか常識からも、あり得ない話ではあります。ネット情報の大半がやらせというのは、いまや常識ですからね。それを考えても、スペック上では、Dimenstiy6020の性能以外は、よくみえますね。背面カメラレンズ周りデザインは、個人的には格安スマホすぎて、かなり微妙ですけど。

Dimenstiy 700の端末を使い倒す前に。リフレッシュレートを90Hzに変更しました。

 Dimenstiy700搭載のmoto g50 5Gを使って、このSoCは、どんな感じなのかを探ります。2024年に発売されたAQUOS wish4もDimenstiy700ですし、OPPO A79 5GのDimenstiy6020もDimenstiy700のリネーム品ということでもあるので、ちょうど?サポートも切れていたmoto g50 5Gがどこまで使えるのかを試すことは、有益な判断の助けになると思います。ちなみに、Dimenstiy6020とDimenstiy700のAnTuTu(V10)スコアは、少し異なって、6020は、41万ぐらいになってました。後者は、40万には届かない36万ぐらいでした。ここは機種によっても異なるので要注意です。

 さて、moto g50 5Gレビューでは、ディスプレイは、HD+で粗くて見づらいと散々にいってましたが、フレッシュレートの切りかえができる仕様でした。ほとんど使ってなかったので、この様です。


 ディスプレイのフレッシュレートを90Hzにして、チカチカ感が減り、かなり見やすくなりました。

 いまのところ中華OSにありがちなバグもなく文字入力に問題なさそうです。機種固有の問題としてタッチパネルが滑りやすいのは、moto端末共通ですね。

 使い倒す以前に、日ごろ使っているアプリを更新したり、設定をいじったりでなかなか本題に進めない状況ですが、いつも使っているSDM690端末のAnTuTu(V10)スコアが、ほぼ同じ36万ぐらいなので、体感的には特に遅いとかは、いまのところないです。この処理性能のSoCを積んだスマホを現時点で、導入するかは個人的な用途から、かなり厳しいのですが、SIM運用端末の予算をできるだけおさえたいので、やむを得ないところがあります。今後もDimenstiy700ぐらいの処理能力のSoCは、新製品に積んでくると思いますので、AnTuTu(V10)スコア40万を基準とした性能チェックは、していくつもりではいます。

arrows We2 のディスプレイリフレッシュレートは、60Hz固定でした。

  2024年8月に発売されたarrows We2。SoCは、Dimensity 7025なので、使い勝手は競合する同じ価格帯のエントリークラスのスマホよりいいはずと、ドコモ回線用の最有力候補の機種だったのですが、ディスプレイリのフレッシュレートが60Hz固定ということで、かなり厳しくなってきました。価格とのトレードオフ項目に、フレッシュレートがあったとは盲点です。スマホは、あまり使わない人向けですね。チカチカした画面を長時間みるのは個人的には無理ですし、残像もそれなりにありそう。

某ゲームは、moto g53y 5Gに避難させました。

  ゲームをプレイするスペック要件には、適合していませんが、SDM 690端末とSDM 845端末でプレイしていました。フリーズが頻繁に発生するようになったので、一時的ですが、moto g53y 5Gにインストールしました。SIMカードを入れて運用している端末なので、ゲームでバッテリーを消耗したくはないのですが、ゲーム用のものを導入するまでとしているので、なんとかなる?

 moto g53y 5Gでは、フリーズしないので、RAM不足とかではなく、単純にSoCの処理能力の問題かと思えます。この機種のディスプレイは、HD+なので、没入感がなくて、やはりゲーム向きではないと思えますね。この機種に、ゲームをインストールしたのは、ROM 128GBだからです。

Dimenstiy6100+のAnTuTu (V10)スコアからみたスマホの限界性能とは?

  某動画サイトで、格安スマホの紹介をしていて、エントリークラスのスマホにありがちなスクロール時に微妙にカクくのを示しながら「ほら、こんなに滑らかでしょ」とかいっていたので、SoCを調べたらDimenstiy6100+という初見のものでした。AnTuTu(V10)スコアですと、43万ぐらい。

 Dimenstiy 6100+は製造プロセスは異なりますが、OPPO A79 5Gに採用されているDimenstiy 6020と同等の様です。Dimenstiy 6020は、Dimenstiy 700 のリネーム品と言われていますが、ネットでもTDPの数値にバラつきがあったりして、誤ったのか入手した仕様データが異なるのか定かではないですが。

 Dimenstiy 700のAnTuTu(V10)スコアは、AQUOS wish4 で、37万ぐらいとするものもあるので、Dimenstiy 6100+とはスコアに差があります。

 Snapdragon 690 5Gを使っていますが、自分の用途ではそろそろ限界がきているのを感じる場面があります。AnTuTu(V10)スコアは同じSoCを積んでいても機種によって差がでてくるところなので、一概にはいえませんが、SDM 690も36万付近ですので、この辺りのスコアであるエントリークラスのスマホのAnTuTu (V10)のスコアに少しこだわりがあります。Snapdragon 480+の端末は、ディスプレイがHD+ということもあって、ほとんど使っていないのですが、AnTuTu (V10)で、41万なので体感的にも、そこまで差を感じることはないですかね。ある程度の高性能SoCですと、体感速度に差は感じられなくなりますが。40万付近で、RAM 4GB仕様ですとポテンシャルのないギリギリ(限界)性能ですかね。これ以下の限界性能スマホを売れば売るほど客離れするするという懸念はありますね。エントリークラススマホ離れかな。「限界性能」といっても、スマホに求められる必要最小限度の処理能力ということですので、たまにスマホを使うとか動画再生ぐらいにしか使わないのであれば、エントリークラスのスマホでなんとかこなせるといった感じだと思います。待ち受けできればいいとかですね。

 AnTuTu (V10)スコアで、40万を1つの基準にしようかと思っていたのですが、快適な動作を求めると、まだ甘い気はします。ミッドレンジのSnapdragon 695も新しくはないすから、45万ぐらいがエントリークラススマホの標準的なものとなる日も遠くないのかもしれません。

arrows We2 Plusで戦えるのか?

 FCNTのarrows We2 PlusのCFでは、ビジネスマン層向けに訴求した内容になっていたので、新橋のサラリーマンが使うのにあった仕様のスマホなのかを考えてみると、スペック的には、あまりスマホを使わない層向けなのではという結論になりました。

arrows We2 FCNT公式ストア (amazon) 59,950 税込  

  arrows We2 Plusは、自律神経測定ができますが、それをあわせても約6万円は、割高な気もします。昨今のインフレを考慮すれば、これぐらいになりますか。スペック的には、ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートで拭き取れる、落下などに強い耐衝撃機能を備えているところがポイントになりますが、SoC:Snapdragon 7s Gen 2の処理能力は、ミッドレンジといってもハイエンドからは、コストダウン版になりますので、処理能力のパワーを求める使い方には向きませんし、普段たまに使う程度のスペックだといえます。もちろんゲームなどには向きません。標準的な性能といえば、そうかもしれません。

 デザインは個人の好みによるところですが、 シンプルで地味ではありますが洗練されているとはいえないですかね。デザインを気にしない人向きかと思います。

 基本的な使い方で、スマホは必要最小限度の使用頻度にとどめたいなど、割と用途は、限定的かもしれません。カメラやGPS精度は、未確認なので、他でご確認ください。

 FCNTは、ゴタゴタがあってスマホ開発が遅れてしまい周回遅れの新製品が出てくるのを懸念していましたが、どうなんでしょうか。自律神経測定が健康管理に役に立つのなら、ビジネスマンの自己管理には役に立ちそうです。

2024年9月7日土曜日

AQUOS wish4と同じDimenstiy 700の端末を使い倒してみることにしました。

  2024年7月に発売されたAQUOS wish4は、それまでの画面サイズが5.7インチだったwishシリーズから画面を6.6インチへと大型化?しました。画面が大きくなって見やすくなっただけではなく、バッテリー容量も前機種の3730mAhから5000mAhと約1.34倍になりバッテリー持ちが期待できます。スマホの消費電力が大きめのディスプレイ液晶をこまめに消しておく習慣を身につける必要もありそうです。

 AQUOS wish4が6.6インチの大型化に舵をとった理由として、海外向けのグローバル版というコンセプトがあった様です。国内向けの格安スマホでもディスプレイは、6.5インチ以上が主流になっていまして、表示が大きく見やすくタッチパネルの操作もしやすいとなれば、携帯性に優れたコンパクトなスマホよりも、6.5インチ大画面のスマホをストレスフリーで使うというスタイルが形成されつつあるようです。それには、ここ数年でエントリークラスのスマホの処理能力が以前よりも実用域まであるミドルレンジ寄りの比較的高性能なSoCを搭載しているという面が影響しているかといえます。小さい画面では、できることが限られていますし、低スペックでも不満になりにくい仕様でしたが、いまは6.6インチで表示スペースが大きくなっても、そこそこ動作してくれるので問題ないということかと思います。

 AQUOS wish4のSoCは、MediaTek社のDimensity700という新しくはないモデルですが、AnTuTu ベンチマークV10では、37万ぐらいで、Qualcomm社のSnapdragon 480とSnapdragon480+の間ぐらいですかね。数多くのミドルレンジのスマホに採用されたSnapdragon 695が44万前後のものになり、Snapdragon 4 Gen 2が40万ちょっと前半までなので、個人的には、AnTuTu(V10)スコアだと、40万を目安にしているので、キャリアスマホ仕様?ともいえるポテンシャルのないRAM 4GBだと、Dimensity700は、ポテンシャルのない「限界性能」だと思えます。SIMフリー版では、RAM 8GBのスマホがあります。RAM 4GBでも普段使いの基本動作やアプリを使う分には問題ないところですが、処理能力を求められる使い方をした場合には、ポテンシャルが低いので、限界がすぐくるという話です。

 MediaTeK社のローエンド(ミドルまで?)クラスSoCの市場シェアは、トップになったというニュース記事もありましたし、大きい流れでの傾向だといえます。今回は、Dimesity700を搭載したmoto g50 5G(2021/10発売のサポート切れ?)を普段使い端末の1台に加えて、いろいろ試していきたいと思っています。moto 端末は、ピュアAndroidなので、参考になりますね。

2024年9月6日金曜日

スマホのRAM 4GBの壁を超えた機種は、ストレスフリーなのか?

 Y!mobile版のmoto g53y 5G RAM 4GB仕様の端末をSB回線の格安SIM運用に使っています。同ランクの他機種と比べるとWi-Fiテザリングで、少し接続に遅れるところに不満なくらいで、お気に入りの機種といえます。

 moto g53y 5Gの様にキャリア版では、総務省の端末割引金額制限の影響で、RAM 4GBというスペックダウンを余儀なくされているのかもしれませんが、SIMフリー版では、RAM 8GB、ROM 128GBのmoto g53j 5Gがあります。RAM 8GBになれば、ウェブ閲覧でもページ数を多くひらいても遅くなりにくくなりますし、アプリの自由度も少し広がるかと思われます。メモリ不足によるアプリ落ちも回避できるので、少し使い込みたいという人にはあった仕様だといえます。

 au、UQmobile版で気になってたRedmi 12 5GのSIMフリー版ですと、RAM  8GB、ROM 256GBになっていますので、SoCのSnapdragon 4 Gen2 とあわせると魅力的にみえます。ゲームに向くかは別にして、アプリをある程度使いこなしたい人には、標準的なスペックではないかと思えます。かといって、RAM 4GBがまったく使えないのかといえば、そういうわけでもなく、ポテンシャルが少し高くなったということだといえますね。利用するアプリにもよりますが、スペック的に快適に使えるアプリが少し増えたといえばいいでしょうか。

 2024年6月に発売されたSIMフリー版moto g64 5Gも、RAM 8GBです。こちらのSoCは、MediaTek Dimenstiy7025です。

  moto g53j 5Gとmoto g64 5Gは、どちらもステレオスピーカー内蔵ですが、Redmi 12 5Gは、モノラルスピーカーだったのが少し残念ポイントでしたが、ディスプレイの解像度については、g53y(HD+)とg64(フルHD+)とで仕様が異なりますので、興味があれば調べてみてください。g53yのSoCは、Snapdragon 480+です。実際に使ってのmoto g53y 5Gの体感処理速度は、RAM 4GB版ですと比較をしてみると限界域になるまでは、さほどストレスを感じないと言えなくもないという印象ですかね。メモリ不足なんだろうなと思わせる場面は、細かいところで感じます。

 

2024年8月に発売されたarrows We2は、人気機種になれるのか?

  通信キャリアの取り扱いですと端末割引がありますので、約2年ぐらい付き合うということよりもコストがかからないという点を優先される場合が多いかと思いますので、端末割引で安くなって売れているから人気機種というのは、スマホ本体ではなく、その価格に人気があるわけで、製品の仕上がりや性能がよいということではないわけです。こうした観点から、arrows We2をみていきたいと思います。競合機種になるAQUOS wish4の記事で、グローバル版として開発したとありましたので、こちらは、他の機会にします。

 レノボ傘下として再スタートさせたFCNTですが、エントリークラスのスマホは、以前と変わらず多難なのかなと思えます。キャリア向け端末を海外メーカーが供給しはじめて、国内仕様といわれてきたFeliCaと防水防塵機能をこなしてきているので、目に見えない耐衝撃機能が、いくら優れていてもアピールが弱いところがあります。スペック面では、MediaTek Dimensity 7025を採用したことで、大差はないですが、数世代前のミドルぐらいにはなっているので、使えないほどのもっさり感はないと思われます。ディスプレイは、HD+で気にならないほどには粗いものなので、普段使いとしても、ちょい使いくらいの比較的使用頻度の低い人向けだと思います。ここは一般ユーザーだと不満にならないぐらいだと言えますか。

 対応バンドについては、前機種のドコモ版arrows Weでも、ドコモ回線の5G n79に対応していますので、都心部でのドコモ5G利用にも不安はないところだと思います。よく「n79に対応していなくても大丈夫」という売り口上がみうけられますが、サービスエリアマップ(機種別表示)などで、事前に確認をするものなので、利用する地域の電波状況は把握しておくことが望ましいといえます。arrows We2も、5G n79に対応していることから、ドコモ回線の格安SIM運用にも向いています。実際に調べると、arrows Weとarrows We2とでは、5G対応にもエリアに差があることがわかります。これからも情報更新が必要な事なので、特にビジネス用途では、事前の確認が必須となりますね。ちなみに自宅は、5Gエリアの境付近なので、電波状況はあまり良くないです。ドコモ版 arrows We2 F-52Eは、ドコモ回線用エントリー端末としてニーズがあります。ディスプレイが大きく視認性に優れたAQUOS wish4でも同じことがいえますか。Wi-Fiについて、コンビニのWi-Fiフリースポットを見通しのよいところで、どのくらいのところから接続できるかを調べると機種により差があることがわかります。そこは通信端末なので、接続してなんぼです。

Xiaomi(シャオミ) Redmi Note 13 Pro 5G VS POCO F6 Pro

  au、UQmobil版のエントリークラススマホRedmi 12 5G(Snapdragon 4 Gen2)とミッドレンジのRedmi Note 13 Pro 5G(Snapdragon7s Gen2)をみていて、Xiaomi(シャオミ)のオンライン限定販売ブランドPOCOのPOCO F6 Pro(Snapdragon8 Gen2)の情報も気になったので、まとめてみました。

 Redmi Note 13 Pro 5Gは、au、UQmobile版以外にもあるのかな。格安SIM IIJmioでは、Redmi Note 13 Pro+ 5G(Dimensity7200-Ultra)を取り扱っていますね。

  Redmi Note 13 Pro 5GのSoCは、Snapdragon7s Gen 2なので、7+>7>7sという性能順らしいので、そこそこ処理能力のあるミッドレンジといった感じですか。ゲームはできないことはないレベルっぽいです。国内仕様ともいえる、FeliCaと防水防塵機能がありますので、国内で普通に使える仕様ですが、FeliCa設定に少し難があるようなので事前に確認チェックが必要なのかもしれません。

 オンライン限定販売POCO F6 Proは、FeliCaや防水機能には非対応で、ひと昔前の海外SIMフリースマホ然といった感じですね。ですがハイCP機なので、余分なものは削ぎ落として、Snapdragon 8 Gen 2を搭載しています。自分の用途だと、ややオーバースペックなところがありますが、むちゃな使い方をしなければ、快適さは担保されているかと思います。オンライン限定販売の製品なので、製品情報もやや不足気味なので、スペックだけで選べるという段でもない様子。気になった性能は、これから細かくチェックしたいと思っています。

 どちらの製品のレビューでもバッテリー持ちについては、急速充電に対応していますが、使い方によっては、まめに充電をする展開もありそうです。SoCが高性能になると消費電力もありますし、発熱対策の排熱構造などのノウハウも必要となってきますので、ある程度の知識もユーザーに求められる機種にはなりますね。しかし、防水防塵機能がないというのは、取り扱いに注意するしかないですよね。

au回線の格安SIMのメイン運用に必要なエントリー端末を検討していて。

  格安SIMユーザーにとって機種変というのは、キャリアの携帯ショップ(サブブランド含む)で、端末割引された格安のエントリー端末をすすめられて購入するのとは、別の世界線であって、エントリークラスとはいえ約2年スぐらいは、使っていくスマホを選ぶことは大変な作業です。au回線格安SIM運用に数あるエントリークラスのスマホから選ぶのは、用途にもよりますが、なかなか骨の折れる作業だと思います。

 待ち受けメインで、あまりスマホは使わないのであれば、エントリークラスの「限界性能」と思える機種で用は足りますが、スマホの使用頻度があがるにつれ、ミッドレンジクラスの機種が必要になってくると思われます。防水機能や耐衝撃機能を備えた国産?メーカーのタフネススマホから選択するのも、AQUOS wish4やarrows We2も発売されたので、この2機種は、ちょい使いであれば無難なチョイスだといえます。

 用途や使用頻度が高い場合ですと、ミッドレンジクラスが視野に入ってきますが、Google Pixelシリーズからみていくという感じになりますか。Androidの開発をしているGoogleだけに必然的な見方だといえます。いまだと、Pixel 8aなので、前機種のPixel 7aも選択肢としてありそうです。

 ここからは一般ユーザーには、少し敷居が高いハイCP系の機種に目を向けると、au、UQmobile版のRedmi Note 13 Pro 5G(Snapdragon7s Gen2)があります。スペック的に、ミッドレンジクラスは標準的といえますが、カメラ性能などでは、ハイエンドクラスから水をあけられているので、どちらかというとエントリークラス寄りのカメラ性能に近いでところもあって、ハイCPとはいえミドルは、ミドルといったところで、用途に性よりますが、使っていくには性能面での割り切りを求められところがあります。

 ミッドレンジクラスの中華スマホでも、そのほとんどがSoCにSnapdragon 695 5Gを採用していましたが、こちらは4K動画撮影ができない謎仕様になっているもので、特に理由についてふれている記事は見かけません。発熱対策でのことなのか、かなり気にはなりますね。なので、あまり評判もよくはないですし、数世代続いたSnapdragon695 5Gを現時点でミッドレンジクラスとして導入するのには、いささか抵抗があるところです。動画撮影はしないから気にならないとかの話でもないような気がします。性能的には劣っているもののRedmi Note 11 Pro 5Gなどにしても価格的なメリットがあるという印象はあまりないですね。同じSnapdragon695 5Gのmoto g52j 5Gは、初期ロット分になのか指紋センサーの不具合があったので、外れを引いてしまうのではないかということを考慮すると、なかなか手を出せないところはあります。

 Snapdragon695 5Gを避けるとなると、2021/06に発売されたOPPO Reno5 A CPH2199(SDM765 5G)があり、デュアル物理nanoSIM仕様て、自分の用途にはあいますが、3年前の機種で、サポートも来年の6月までらしいので微妙です。

 ざっとエントリークラスからミッドレンジまでをみてきましたが、au、UQmobile版ですと、ゆっくり構えてもよさそうな感じです。

2024年9月2日月曜日

某ゲームタイトルに無理がでてきたので、機種変したい編

  某ゲームタイトルをXperia XZ2(SDM845)でプレイしていましたが、さすがにフリーズ頻度が多くなりました。RAM 4GBの使用率をみたら、ほぼ100%にはりついている感じで、ROM 64GBでもあるし限界ですかね。ゲームサブ機のLibero 5G(SDM690)もほぼ同調するかのようにフリーズを連発しはじめましたので、機種変を検討中です。

 予算もないので、格安スマホの中華版からみているのですが、Dimensity700や同7025などが主流でスペックダウンにはなりそうです。RAM 4GBの壁もかなり分厚い感じ。Dimensity700は、将来性からみてもゲームには向かないSoCですよね。そもそも2020年リリースの古いSoCなので製品寿命が短いといえます。

 エントリークラス向けのSoCの傾向として、GPU性能を削ってきていますので、発熱対策とかTDPをうまくおさえられない現象がエントリークラスでも発生している模様?なのかもしれません。ハイエンドが発熱暴走で、あまり売れないのと同じ現象です。

 ゲーム用端末として限界性能のエントリークラスから選ぶのは、そもそも無理がありますが、スマホの性能をみるのにゲームもやらないといけないのかもという口実のもと、GPU性能を削られているタイプではありますが、Dimensity700よりかはCPU性能が上のSnapdragon 4 Gen 2 搭載のRedmi 12 5Gかなとは思います。ゲームがNGでも他の用途にも使えそうですからね。Dimensity 700の端末は所有していまして、機種依存だとは思いますが、もっさりしていますから、これでも速い方なら、少し引きますよね。一応、避難的対処として、Snapdragon 480+端末にゲームはインストールしてあるので、喫緊な事案ではありませんが、悩ましい問題です。

USB Type-C to C の急速充電器について

  先日、猛暑の中ふらっと涼みに立ち寄った100均ショップに、超急速60W PD充電対応の充電ケーブルがあったので、気になったものを数本購入して帰宅。よくみたら、ほとんどがType-Cto Cで、Type Aは、旧式なんだなと実感。エントリークラスのスマホしかないので、急速充電も33Wぐらいが最大でしかないので、そこそこのType-C 急速充電器を物色中なのであります。

 急速充電器の情報といえば、むちゃくちゃ熱くなるというもので、管理が大変そうではあります。少し詳しい人であれば、急速充電を多用してバッテリー寿命を早めるのも、不経済だなとは思うところかと思いますが、時代の流れですかね。急速充電の利便性に任せて、製品寿命を縮めても仕事でもない限り一般にはデメリットが大きい仕様かと思われます。そこは自己責任ですね。

 ざっと、Type-C 充電器をみたところ、まだ普及率がそんなでもないのか、割高というか、USB Type A版の在庫処分ができていない様子。Android用ですかね。iPhone派は、すでに切り替えができていると思います。特に急速充電でなければという気はないので悩みどころではありますね。


サブ機としての中華スマホ エントリークラス編

  ここ数日エントリークラススマホの新製品についてみてきましたが、今回はサブとしての中華スマホエントリークラスを独善的な判断のもとでまとめていきたいと思います。最新情報を更新できてないところもありますので、ご了承ください。

 サブ機の役割は、メインをサポートするものから動画再生専用とすることで、他の端末の劣化を回避するなどの目的を持つもので、ユーザーにより様々だと思います。まずは動画再生用としてのサブ機をみていきます。

・Libero 5G Ⅲ(Y!mobile版、2022/12発売):対応バンドがSB回線のみ?なので注意が必要です。Wi-Fi運用想定です。ディスプレイは約6.8インチ有機ELで、フルHD+なので、暗めのTFT液晶よりは見やすい利点があります。ただし、SoCは、Dimenstiy700で、メモリ周りは、RAM 4GB、ROM 64GBという数世代前の仕様になりますので、ゲームに64GBというのは、かなり無理があります。RAMも、6GB以上はほしいので、動画再生ぐらいですか。2年前の発売なので、中古品ですとバッテリー劣化が懸念されますね。容量も4120mAhで、5000mAhではありません。スピーカーは、モノラルですが、Libero 5Gでは聞きとりやすいものだったので、たぶん問題ないと思います。イヤホンジャクなし。


・OPPO A79 5G(Y!mobile版 2024/2発売):SoCのDimenstiy 6020は、Dimenstiy 700のリネームらしいのでスペックは同じです。本機は、ステレオスピーカー搭載。バッテリー容量も5000mAhです。ディスプレイは、約6.7インチ液晶。ROM 128GBなので、軽いゲームならインストールしても無理はなさそうです。複数タイトルは無理ですが。2024年2月発売なので、アップデートも安心機種といえるでしょうか。イヤホンジャクあり。


・Redmi 12 5G(UQmobile版、2023/10発売):SoCがSnapdragon 4 Gen2 なので、GPU性能が前モデルのSoCより劣っているのが難点。ディスプレイは、約6.8インチTFT液晶のフルHD+で、バッテリー容量も5000mAh。スペック的には、サブ機といっても、待ち受け向きなので、中華スマホに個人情報を入れるのに抵抗があるなら他の機種になるのかも。au回線で使える利点があります。SB回線版もあります。


・moto g53j 5G(Y!mobile版、2023/6発売):ディスプレイは、6.5インチHD+なので、動画再生には向かない?仕様ですが、ステレオスピーカー内臓。実際に使っています。レノボ傘下ですが、米企業ですので、個人情報を入れてもまだ大丈夫な印象。すでに後継機種moto g64 5Gが発売されているので、コスト的には狙い目かもしれません。SoCは、Snapdragon 480+のSnapdragon 480のクロックアップ版らしいです。GPU性能では、Snapdragon 4 Gen2 より優れているのもポイントですが、RAM 4Gなのはエントリークラスのお約束ですかね。イヤホンジャクあり。ステレオスピーカーの鳴りは自然です。バッテリー容量は、5000mAh。

 サブ機としての中華スマホをみてきましたが、GPS性能は実機で試してみないことには、目的の用途に使えるかわかりません。全体的にあまりよくないとするレビューが散見されます。

 国産?メーカーのFCNT arrows We2が2024年8月に発売されたので、待受のサブ機は、そちらに持っていかれたとみています。個人情報を入れても安心できる点は、一般ユーザーには大きいと思います。

 シャープのAQUOS wish4が独り勝ち展開になりつつあるとみていますが。スペックは、RAM 4GB、ROM 64GBで、SoCがSnapdragon 700と現時点では、「限界スペック」です。ハンドソープでの洗浄とアルコール除菌シートでの拭き取りができる耐衝撃仕様のタフネススマホなだけに、一般受けはしています。

 こうした状況からサブ機のエントリークラスのスマホとしての中華スマホという位置付けが色濃くなっているとみています。