2020年2月9日日曜日

いまSnapdragon810(SDM810)のXperia Z5をなぜ使っているのか?

 2019年12月にXperia Z5 Compact(SDM810)やXperia Z5(SDM810)を導入しましたが、2019年を通して数台の旧機種のスマホを試した結果でもあってのことでした。筆者はXperia X Performance(SDM820)をMVNOで待ち受け専用として数年前から使っていました。
 そもそも2018年にnexus5(SDM800)を導入して数世代前のものでもハイスペックのものなら普段使いにおいても体感的にストレスが軽減されるということを知っていました。しかし、中古物件ですとバッテリー持ちについては中古販売店でも保証がないなどの中古特有の不安材料もあって参考程度に考えていました。その後は、SDM430やSDM625の格安スマホを使っていました。
 SDM625ですと普段使いで不満に思うことはほとんどないですが、使いたいアプリで読み込みが遅いなどもあって、2019年夏にAQUOS ZETA SH-04H(SDM820)を導入しました。SH-04HはアップデートでAndroid 8.0までできますので、しばらくは使えそうな機種です。動作については問題なかったのですが、バッテリー持ちとSoCによる発熱が大きいことに難がありました。1ヶ月もせずに充電中に画面半分に縦線が入る現象が起きたの返品することになりました。中古では想定内のことかと思います。SDM820の発熱は普段でも感じられるぐらいなので個人的にはいつ何が起きるかわからない不安のある端末でしたので、返品になって残念でしたが反面ホッとしたのも確かです。
 その後、SDM650のXperia X Compactを導入しましたが、スペック以前にバッテリー持ちが良くないという個体にあたってしまい鬱屈した日々を過ごしていた時に、Xperia Z5 Compactは、Android 7.0にアップデートするとMVNO(格安SIM)でもテザリングができることを知り、セールもあったので試してみることにしました。
 Xperia Z5 Compactは、2015年冬春モデルですからバッテリーの経年劣化を考えると現時点で積極的になるものではないですが、結果的には、Xperia X Compactよりバッテリー持ちについては良かったですし、SDM810を採用した機種なので筆者としては満足のいくものでした。
 とは言え、普段使いのメイン機としてというより、様々な不安材料を考えると個人的な趣味としての選択だと言えます。基本的にはSoCのスペックを追ってのことで、Xperia以外にもSDM808のau BASIOやnexus 5Xを導入して試していました。au BAISOについてはSIMロック解除ができない機種なので自宅Wi-Fi用として導入しました。これはサポートが切れたAndroid 4.4までの機種です。nexus5Xもサポートが切れていますが、Android 8.0までアップデートができます。
 数年前までエントリークラスのスマホを使っていた筆者は、エントリークラスしか知らずミドルやハイスペックの端末との比較ができませんでしたが、ハイスペックSoCの発熱とかをみても性能はあがってもそれなりの問題を抱えてはいますね。OSアップデートサポートをみてもスマホの製品寿命は長くはないので必然的に消耗品扱いになるかと思います。
 このような経緯があり、Xperia Z5 Compactの情報を集めていたら、たまたま状態の良いXperia Z5(SDM820)を見つけたので導入し使っています。最近よくみる「ゲーミングスマホ」は格安スマホを含めてニーズをみたす機種が多くなってきています。筆者の用途から普段使いを想定したもので、ゲーム用途は外してありますので、取り上げているスマホのほとんどがRAM 3GB以下だったりします。また、格安SIMユーザーですので常に予備機を用意してサポートに頼らずに済ませられるようにしている中でのことですので、一般的ではない機種選びをしています。正直に言えば、2万円台のSDM450以上を搭載した国内メーカーの端末があれば事足りる話ですね。