2015年10月15日木曜日

mineo auプランを導入して、au スマホ(白ロム)選びで苦戦した話



 docomoのスマホを格安SIMで使う場合には、その独自仕様から機能が制限されたり(テザリングができない)、バッテリーの過剰な消耗が発生したりと問題点があって、筆者はdocomoのスマホに格安SIMを入れて使う気にはなれませんでした。au回線の格安SIM mineoの登場で俄然話が変わってきます。
 auスマホ(LTE対応モデル)の場合には、スマホの機能制限(テザリング)がなかったので、有力視していました。しかし、筆者はauと回線契約したことがないので、端末は白ロムと言われる中古品から選ぶことになります。白ロムですと、いつキャリアのネットワーク利用制限を受けるかどうかという心配があります。白ロムを使うということは、キャリアと直接回線契約した以外でのことで、キャリアからすれば、白ロム利用者とキャリアの端末データ登録とは、なんら関係がなくネットワーク利用制限を受けた場合、なんら対応策を見出せないという事態に陥る可能性があります。実際、国民生活センターには、こうした苦情が寄せられているようです。
 こうした事情を考えると、白ロム端末のネットワーク利用制限を保証する中古販売店で、auのスマホを選ぶということは、2年間ある端末代金の分割払いを計算する必要もでてきますし、よくみる一括購入品のものは、それを証明する領収証の確認とかが必要になるわけです。筆者は、mineoで運用するのには、auのスマホを2台導入すれば、なんとかなるのではないかと考えていました。現在のように、mineoでスマホなどの端末をまだ販売していなかった時点で考えていたことです。
 mineoでスマホなどを販売していない時期では、auスマホの導入をどうするかが最大のポイントになったわけですが、それまでdocomoのスマホをネットオークションでなんとかしようと思っていのですが、いろいろと労力が余計にかかり嫌気がさすようなことも多かったので、Amazonマーケットプレイスに切り換えることにしました。mineoがau回線の格安SIMサービスをはじめるまでは、docomo回線の格安SIMしかなく、Amazonマーケットプレイでのauスマホの白ロムは今よりも安いという状況でした。実際にAmazonマーケットプレイスを利用したわけですが、あまりネットオークションと変わりなかったですね。ここもすでに白ロムについては撤退しています。
 また、筆者は、mineoでmicroSIMサイズでの契約をしていたので、nanoSIMサイズを採用した比較的新しい端末を選ぶことができなかったというところがありました。microSIMサイズは、auのLTE対応スマホの第2世代ぐらいまでで、あとはnanoSIMになります。結局、au AQUOS PHONE SERIE SHL21を1台だけ導入しただけに終わりました。au ARROWS ef FJL21も注文したのですが、送られてきたのはSHL21だったりと、かなりのカオスっぷりでした。キャリアの端末は、IMEIを管理されているので、どういった履歴の端末なのかが大切になってきますので、白ロムの端末導入には難しいところがあります。