格安SIMユーザの場合、メインのスマホというよりかはサブ的なデータ通信やゲーム用端末での利用が多いところがありますが、最近では音声通話対応SIMの利用者も増加傾向にあって、それようの日本メーカーのSIMフリースマホ第1世代が今年の春に出揃っています。つまり、いままでは、中国製格安スマホなど不安がある端末しか使えなかったという状況が一変して、普段使いの通話も普通に出来る日本メーカー製スマホが選べる環境が整いつつあります。こうした状況があって、もともと品質を求めることができないので、安ければいいと風潮がありましたが、ユーザの利用目的の変化もあって、品質が担保されているだろうメーカーのスマホを選ぶ傾向が強くなってきていると思います。正確に言うと、そういう考えのユーザが格安SIMを利用するになったということだと思います。これは、キャリアからの乗り換え組みが2年縛りが終わってからの話になるという事情をかかえていますので、これからも格安SIMユーザが増え続けるとことを示唆していると思います。
SIMフリースマホ第2世代 富士通 arrows M02 |
さて、ユーザ側からすると音声通話ができて、SNS系アプリが使える程度のスマホでしたら、いままでを考えると、2万円台が妥当な気がします。スペック的には、この価格帯ですと、いろいろ制約がでてきますが、防水・防じん対応であれば不満もないところだと思います。LTE対応のSIMフリースマホで、1万円台のものもありますが、バッテリー容量が1,500mAhだったりと毎日充電しないといけないもので、しかも卓上ホルダはなく一般的な使い方ではないといえる仕様です。
スマホの買い替えを2年周期で考えると、筆者は現実的に考えると2万円台もしくは3万円前後でしょうか。それ以下の価格ですと、先にあげたバッテリー容量の少なさや卓上ホルダで充電できないなどの格差がでてきますので、普段使いには向かないと思えます。実際には、きっちり2年ごとに買い替えるわけではなく、故障や新製品の登場などがありますので、次を考えるとコストはなるべくおさえておいた方がいいかなっと思います。