

格安スマホは、ゲームに必要なハイスペックを求めるユーザーと価格をおさえた基本的な動作をこなすエントリーモデルを求めるユーザーとに分けると、筆者は後者になります。このFLEAZ BEAT (CP-W5s)は、DSDS(3G+4G)に対応(トリプルスロット仕様)した後者のものになるかと思います。バッテリーは交換可能な着脱式ですが、容量が2,300mAhですので充電できない環境でバリバリ使うということはできません。しかし、背面に指紋認証センサーやWi-Fi5GHz対応(a/n)、ジャイロセンサー搭載など、過不足ないスペックになっている様です。5インチ液晶は、HD(1280*720)ですが、先にあげたDSDS対応では、トリプルスロット仕様で、SIMガードとSDカードが排他式ではないので、SIM2枚を挿してもSDカードが利用できます。また、新製品ですので、Android8.0です。SIMフリー端末のOSアップデートは、メーカー対応になりますので、バージョンにも気を使いたいところとなります。らくらくセットで、同じようなスペックで、9750円(税抜)のPriori 5がありますが、こちらはDSDSもトリプルスロット仕様ですが、Wi-Fiは、2.4GHzのみ対応で、SoCがSnapdragon 210 1.1GHz クアッドコアというローエンドモデルで、FLEAZ BEAT (CP-W5s)よりも非力なものになっています。

g07++は、gooのスマホg07+の後継機で、FLEAZ BEATと同じCovia社が製造してるものになります。5.5インチフルHD(1920*1080)を搭載したDSDS対応のものになりますが、SIMカードとSDカードは排他式で、SIMを2枚挿した時には、SDカードが利用できません。OSは、Android7.0になります。ROM 64GBなので、DSDS時にSDカードが使えなくてもメモリーを大量消費するのでなければ、なんとかなりそうですが、そうでない使い方をするユーザーには注意が必要です。ちなみに、この機種にには、格安スマホにはめずらしくストラップホールがあります。
格安スマホは、価格がおさえられている為に液晶ディスプレイにしても高いものは採用されにくかったり、SoC性能にも制限がありますが、そういうことが問題にならないユーザーにとっては、魅力あのある選択肢になります。また、DSDS対応のものでしたら、ガラケー契約のキャリアのSIMとデータ通信用の格安SIMでの同時待ち受け(3G+4G)ができるので、MNP手続きをせずに格安SIMを導入することができる場合があります。DSDSでは、3G+4G仕様ですと、VoLTE仕様のものと格安SIMでは、格安SIMが3Gになってしまうのではないかと思います。機会があれば試したいと思っています。キャリアのガラケー契約SIM(3G)ユーザーにとってもDSDSは使える機能なのかもしれません。
ほか縦横比比率18:9の縦長ディスプレイの機種があります。gooSimsellerどきどきセール対象商品ですと、nova lite 2とg08(Wiko)になります。Android7.0では、複数のぷりを画面を2分割して表示することができます。作業効率が向上することが見込めます。