10/1のahamoプラン改定で対抗プランを求められている競合他社ですが30GB/月のギガ単価100円前後で、しのぎを削っている感じかと思います。筆者はドコモ回線の格安SIM(MVNO)を運用していて、ahamoのプラン改定に煽られてわけではありませんが、月額料金0円の povo2.0 を開通させました。SIMの有効化まで、SIMカード発行手数料もなく正真正銘の0円だした。しかし、180日間に「トッピング」という有料プランの購入がないと回線接続解除になるという条件付きです。通常のデータ通信速度は、最大128kbpsですのでメールやSMS程度の利用範囲かと思われます。待ち受け専用ならこれでもいいのですが、開通時にキャンペーンで付与されたデータ量で試したところ今まで利用していた格安SIM(MVNO)より快適に思えたので引き続き運用していく予定です。
povo2.0では、トッピングにデータ使い放題(24時間)330円/回があります。
mineoのマイそくライトは、月額660円で通常時は、最大300bps となっています。マイそくには、スタンダード(最大1.5Mbps)とプレミアム(最大3Mbps)があります。
こちらは、mineoマイページのものですが、24時間データ使い放題は、198円/回です。単純に計算してみると
povo2.0 データ使い放題(24時間)330円×2=mineo マイそくライト月額660円(+24時間使い放題 198円/回)
となります。用途によりますが、mineoには「mineoでんわ」(10円税込/30秒)があるので、22円税込/30秒となる通話料のpovo2.0は、5分以内通話かけ放題550円/月か、通話かけ放題1650円/月の通話トッピングを購入しての対抗になりますので、ここは検討の余地があるかと思います。待ち受けだけに限るのも不自由な気がするというか、日常的に電話をかけるシーンはいくらでもありますからね。
povo2.0のトッピングはコラボなど期間限定ながらも、いろいろとありますので楽しめるところはありますが、基本ラインでみると、サブ回線的な運用にならざるを得ないところがあって、ギガ単価100円前後になる365日間料金2万円以上に照準をあわせている感じです。しかし、データ量も期限付きで使い切り想定だと思いですので、期限が迫ったときの運用がタイトにはなりやすいかと思えます。そこは計画性が必要とされるところでもあるので利用しづらい側面がありますね。その中での24時間使い放題ですので、330円が安いのかといえば、そうでもないかもといった印象です。au回線規模と利用率などから算出された料金だと思いますが、あまり実際の利用状況においては訴求力はないようです。サブ的なデータ通信用としてはトッピングも揃っているので過不足ないところかと思います。
どちらがお得という話ではなくて、使いやすいかという点では、まだpovo2.0になれていないところもあって、しばらくはmineoのマイそくを軸に運用する予定です。その他には、mineoでは「機種変」で新しい端末が購入できるというメリットがありますし、povo2.0では au Online Shopで端末の購入ができるようです。