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arp AS01Mの背面(割と薄めのプラスチック製) |
arp AS01Mの特長としては、SoCはMediaTek MT6735P 1.0GHz クアッドコアですが、RAM 3GB搭載というところです。実際に使ってみると、タッチパネル操作には問題もなくて、本体はアルミフレームを採用した持ちやすい薄型で取り扱いしやすいです。性能的にはストレスを感じない程度に動いてくれますが、さすがにSoCが非力なので重い作業には向きません。動画再生ぐらいなら問題ない性能です。
OCNモバイルONEのデータ通信専用(SMS付)SIMカードで運用していましたが、回線への接続に数分かかることと相性なのかテザリング機能でのつながりにやや難がでる場面がありましたので、現在は自宅Wi-Fi運用で使っています。
カメラはほとんど使いませんが、QRコードを問題なく読み込めるので、筆者はそれで充分だと思っています。バッテリー持ちは、SIMカード運用ですと12時間持つかどうかなので、通話用としては少し弱いかもしれないですね。省電力につとめれば、もう少し持つのかもしてませんが期待は禁物かもしれないです。ちなみに通信機能では、3GのFOMAプラスエリアには対応していませんので山間部では通話がつながりにくい仕様になっています。
画面表示については、格安スマホにありがちな色合いで青が際立っているもので、付属のアンバー系色の液晶保護フィルム(アンチグレアタイプ)を使うと抑えることができるので、メーカー側も液晶表示については認識があるかと思います。筆者は、さらにブルーライトカットアプリで調整をしています。
自宅Wi-Fi運用に切替えても、AS01Mを使う機会が多いのは、持ちやすいのと重量が130gと比較的軽く、メールチェックや動画再生、ブラウジングに使うのには充分な性能だからだと思います。あと、意外に気がつかないところですが、音質が高音質ではないですが、思っていた以上に聞き取りやすいものなので使っていて違和感をおぼえないというところは評価できるところかもしれません。SIMカード運用には少し気を使いますが、気楽に使えるSIMフリー端末として価格からも用途にもよりますが個人的には良い買い物だったと思っています。