2018年7月6日金曜日

【格安スマホ選】Wiko TommyからZenFone GOへ

 仏メーカー国内市場第一弾の Wiko Tommyを導入したものの通信機能で、au VoLTEには対応していたのですが、それ以前のau 4Gには対応していないようで、予定していた格安SIMではデータ通信ができませんでした。それで、IIJmioのau回線タイプA(au VoLTE)を使うことにしました。ちなみに、Wiko Tommyはドコモ回線の格安SIMも利用できます。
専用ケースにいれたWiko Tommy
筆者は、データ通信ではテザリング機能をよく使います。この使い方は、電力消費が大きいので、バッテリー容量の問題がでてきます。先にあげたau LTE(4G)が使える予備機も必要だと考え、ASUS ZenFone GOを導入しました。

 
ZenFone GOの背面上部
ZenFone GOは、5.5インチHD液晶のSIMフリースマホで、アップデートによりau VoLTEにも対応できます。バッテリー容量は、3,010mAhなので、au VoLTEのSIMの運用にも使っています。ちなみに、バッテリーは取り外し可能です。通信機能以外での導入理由では、HD液晶ですが5.5インチディスプレイとSoCに採用されている1.4GHzのクアッドコア Snapdragon 400 の性能に関心がありました。ネックとしては、5.5インチディスプレイが、フルHDではなくHD液晶であることと、センサーにジャイロスコープを非搭載であること、Wi-Fiが2.4GHzのみの対応でることなどでした。
 実際に手にとって見るとHD液晶ディスプレイは、ドットの目が粗い仕様であるという情報を知っていたのですが、5.5インチですとフルHDでないと少し解像度が低いのが気になります。また、色合いも微妙なところがあります。また、微かに滲んだ印象も受けます。それと、強化ガラスフィルムをつけた状態なんですが、ホームボタン周りのタッチパネル操作に不安定なところもあって、あまり出番がありませんでした。SoCのSnapdragon 400は、1.4GHzタイプなので、ゲーム以外では割と快適ではないかと思いました。ちなみに、日本語入力はATOKです。価格対性能比からみるとユーザーの用途にはまれば、良い端末だと思います。今年の某大手家電量販店の福袋で、ZenFone GOは5千円だったと思います。2016年3月発売の機種なので、現時点でOSバージョンがAndroid 5.1となっています。 すでに、ネットではレビューが数多くでていますが、GPS性能に問題がある個体があるようです。
 au LTEの格安SIMを運用するためにZenFone GOを導入したのですが、それ以外の機能では筆者のニーズにはあわなかったようです。しかし、ドコモ回線とau回線が利用可能なZenFone GOは使い勝手が良く、これ一台あれば事足りるユーザーも多いのではないかと、導入時にはそう思えました。