2021年1月2日土曜日

2015年発売のZenFone2 Laser ZE601KLの導入は失敗に終わるのか!?

 先日、筆者が予備機として保管していたZenFone2 Laser ZE500KLが起動できなくなったので、検索していたところ6インチ液晶のZE601KLが中古であったので導入した話をしましてが、内心はスペック的にはダメ元で、電池パック式だからバッテリーの一体型機種よりかは予備機として保管しておくには気が楽だろうという今から考えても少し変な理由で導入しました。

 まずはAndroid 6.0にアップデートしてからということで、メーカーサイトから圧縮ファイルをDLして端末のSDカードにコピーし無事にアップデートすることができました。途中、Google Play 開発者サービスを最新のものに更新した後にアップデートしたら、秒でクラッシュし続けるという現象が発生したので、初期化する羽目になりました。なので今回は一気にAndroid 6.0までアップデートしました。ちなみに、アップデート回数は4回です。(1GB以上のファイルが4つになります)
 このZE601KLは、電池パック式の予備機として、6インチ液晶なのでタブレットとして利用しようという妥協を含めてコストをおさえた兼用の端末として考えていました。また、Android 4.4の5.5インチ液晶端末を自宅Wi-Fiで使っていましたが、対応アプリが減ってきたので使っていくことを断念せざるを得ない状況になっていたので、Android 6.0までアップデートできるZE601KLで何とかなるかなとは思っていました。過度な期待はしていなかったのですが、文字入力にはレスポンスが遅くて向かないようです。SoCの非力さが文字入力を引っ張っているのか?それてもIMEが最適化されてないのか?よくわかりませんが、ワンテンポ遅れて表示されるので誤入力が多発します。Snapdragon S616だと全体的にもパワーが足りない印象です。RAM 3GBなのでスペック面では多少余裕を持たせていますが、文字入力では確実性が確保できません。また、ソフトキーボード表示が遅いのとタッチパネルの操作性もかみ合っておらず、かなりのストレスを強いられます。ここら辺は、5年前の2015年に発売された格安スマホらしい仕上がりだと思えます。というか5年も前の格安スマホを今から使おうという考えそのものに無理があったと思われます。

 コンビニで、かんたんnetprintアプリでプリントアウトを試したりしていたのですが、この時点では文字入力に弱いことには無関心でした。筆者は、もともと文字入力の為のタブレットが欲しかったわけで、これでは予備機としての役割ぐらいしかはたせない感じですね。
 また、Bluetoothキーボードを接続してみましたが、実用域のものとはいえないものでZE601KLの導入は失敗だったのではないかと思えてきました。想定していたもの以外での活用を模索しなくてはならないようです。ZE601KLは未使用の在庫もほとんどないので、導入することは難しいと思いますし、待ち受けなどの普段使いに、この機種を選ぶことは現時点ではないと思いますので、敢えて注意喚起しなくてもいいかなと思っています。