2014年6月24日火曜日

MVNOデータ通信カードとKey Lime Pie(Android 5.0)

 Andorid 5.0(Key Lime Pie)のリリース関連記事を読むと、発展途上国向けに低スペックでも動作するものになりそうなので、通信キャリアのお下がり端末で肩身の狭い思いを感じてMVNO通信SIMカードを使っているユーザにとって、これはチャンスなのかもしれないと思います。
 Android 5.0が低スペック仕様であれば、比較的安価なスマホ端末が供給されるかと思われますし、MVNO通信カードを取り扱う大手なら、セット販売用の専用端末を用意することへの資金的なハードルもいくぶん低くなるのではないかと考えられます。スマホ本来の通話機能と、Webページ閲覧、GPSなど人気のある機能に絞った機種であれば、1万円台でのセット販売も可能ではないのかと。
 現在、MVNO事業者の借りている回線は、docomoの回線と、mineoのau 回線がありますが、どちらも安心して使えるスマホ端末が不足している状況だと思います。MVNO通信カード専用のスマホ端末を大手が用意することで、MVNO利用者が増加することが見込まれますが、低スペックでも動作するAndroid 5.0 のリリースを大きな商機として、発展途上国市場をも視野に入れた端末開発は、大手メーカーも興味があるはずですし、国内メーカーでしたら、それができる技術力があるので、MVNO端末も含めた開発に期待したいところです。これにはいくつかの条件をクリアすることが必要かとも思いますが。