2014年10月26日日曜日

スマホの低価格化による通信機能のレベル低下が気になる今日この頃

 海外では、Andoroid スマホがシェアの大半で、アジアなどの発展国で低価格化されたスマホに人気があるらしい。たしかに、スペックもそこそこで以前より安くなっている。手に持って使うものなので、仕上がりが良くないと売れない商品でもある。となると、安い部品を大量に使っているということになるだろう。電子部品は性能が価格にダイレクトに反映するので、通信機器としてどこまで使えるものなのか疑問がでてくる。そういうこともあって、スマホの低価格化というのは、あまり歓迎していない。
 価格が低いスマホと普通のスマホのWi-Fiとかを比べてみると電波のつかみなど、かなり差がでてくる。通信機能が優れていてなんぼのものなので、性能のよろしくないメーカーのものは極力避けているのが実際だ。こうした品質の低い通信機器を使うことで、重要な連絡が遅れたり、機会損失を招いていては、一時的な出費がおさえられただけで後になって取り返しのつかない不利益なことが発生しては本末転倒というか、滑稽ですらある。
 いま、スマホの低価格化で巷に安く品質の低いAndoroidスマホがあふれることは、先細りの結果をもたらすことになりかねはしないかと心配にも思っている。数年前のAndroid スマホは不安定で実用レベルではなかった。Andorid 4.1.2以降から安定感がでてきて、いまは不具合も少なくなってきている。しかし、海外の発展国では低価格スマホに人気があるという。もし、通信機能に安定性と品質が確保されなければ、これは通信インフラが不安定だということになり、社会全体に悪影響を及ぼすことにもなる。そういう点で、格安スマホへ流れるというのは、どうなのかなっとも思っている。