2016年7月14日木曜日

SIMフリースマホ arp AS01M を使いこなすのには?

 NTTコムストアで販売されているSIMフリーarp AS01Mが12,744円(税込)ということで導入した筆者は、実際に1ヶ月以上使ってみて、いろいろあったことをまとめていきたいと思います。

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 AS01Mは、SoCがMedia Tek製のMT6735P クアッドコア 1.0GHzというローエンドモデルながら、RAM 3GB搭載のエントリーモデルということで、思い切って使ってみることにしました。3GのFOMAプラスエリアには対応していませんが、LTEのプラチナバンドには対応ということで、データ通信専用SMS付SIMを想定していた筆者には、目をつぶれるところですが、そうでないユーザーは要検討な端末だと言えます。格安スマホには、格安スマホ特有の気になるところがありますので、その対処法があるものをみていきましょう。
 まず、液晶表示の色味が気になるところだと思いますが、AS01Mに付属されている液晶保護フィルムをみると、かなりアンバー系の度が入っていて、この点についてメーカーサイドも認識しているところだと思います。これは、付属の保護フィルムを貼るだけでは足りず、ブルーライトカットが必要なぐらいです。AS01Mと導入と同時にOCNモバイルONEを開通したこともあって、NTTコミュニケーションズのプレミアムサポートアプリにあるブルーライトカットを使うことでカバーしています。効果は気やすめ程度だとは思いますが、少なくとも目には優しくなります。
 つぎに通信系で、接続に時間がかかることがわかりました。3GからLTEの4Gへと接続していくようですが、ある日3Gにも接続しなくなったので、設定の[モバイルネットワーク]>[APN設定](アクセスポイント名)を確認すると、全然違う設定になっていました。これは工場出荷時にプリセットされているAPN設定が10以上あって、SIMカードを入れると自動検出をしていくものならしいですが、ここがちゃんと動かないか異様に時間がかかります。これは、筆者ならOCNモバイルONEのAPN設定を残して、ほかを全部削除するという対処法があります。このAPN設定は[初期設定にリセット]できるので、後でプリセットされてものは復元できます。接続に時間がかかり自動検出もきかなくなったら必要なものだけ残して、他のものは削除することで多少改善するかもしれません。
 ほか対処しておきたいところもありますが、使用上大きなところで気になった2点について、まとめてみました。このAS01MのSoCは、クアッドコア 1.0GHzでやや非力な面があるので、筆者の場合なのですが、あるセキュリティアプリを入れただけでアプリの切り換えに数秒かかるようになってしまったりと、ユーザー側で配慮しないといけないところが多々あるかと思われます。しかし、RAM 3GBなので、重いアプリを使わなければ、メモリ不足によるエンストみたいなことは発生しないので、その分ストレスなく使えるところが気に入っています。タッチパネルは付属の保護フィルムを貼ると、ややレスポンスが鈍くはなりますね。ここは慣れでカバーしようとしています。
 データ通信用のメインとして使っていて、いろいろありましたがいまのところ期待以上のものがあったたのではないかと思っています。これは、この前に導入したSIMフリーZenFone2 Laserが好み合わなかったので、ほとんど使っていなかったことがあって、またAS01Mの音質にあまりクセを感じることもなく使い込めるというところがあったので、より実感しています。バッテリー持ちについては、アプリをいじり過ぎたせいかスリープに入らなくなったので、通常の使用でのバッテリー持ちがわからない状態です。

手帳型ケースに入れてAS01Mを使っています
AS01Mの本体は、アルミフレームが採用されているので持ちやすいデザインになっていますが、背面カバーは薄く、外すときもバリバリという音がして、かなりしなるので力任せでせず、丁寧にはがしていく必要があるかと思います。ここら辺の仕上がりは、昔あった安っぽい電子辞書並みといった感じです。手帳型ケースに入れているのは、耐久性がほとんどないだろうと思ったので用意しました。
-追記-
 海外のSIMフリースマホは確か着信拒否機能がないものがほとんどなどで、音声通話のメインで使うのにはアプリを用意するかしてユーザー側での対応が必要になるかと思います。