しかし、おサイフケータイやワンセグなど特殊な国内事情もあり、また国内メーカーの格安スマホも登場した現在では、普段使いのメイン機に国内仕様とも言える、防水・防じん対応や先にあげたおサイフケータイなどを搭載した国内メーカー製のSIMフリースマホを選ぶことになり、格安スマホはゲームやSNS用のサブ機であるとかのニーズにはまるぐらいになってきていると思います。
筆者もSIMフリーであればマルチキャリア対応のSIMフリーarrows M03から検討することになりますが、M03を導入する前に1万円前後の格安スマホを試してみようということで、いくつか導入していましたが、バッテリー容量が2,300mAh前後でも、1日も持たないというほとんど実用性のないものでした。これは、あまり安いローエンドのSoCだと消費電力が大きくて、ほとんど使い物にならないということだと思います。スマホは、バッテリー駆動ですからミドルレンジクラスのSoCであれば、処理能力よりも、まず省電力設計を優先させるということを実機を使って骨身にしみるくらいに実感しました。
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9,980円(税込)の某Windows 10 Mobile端末のバッテリー持ち19hでは普段使いできませんね |
価格面からも性能品質においても、かなり劣勢になってきている海外製格安スマホですが、ただ安いだけはなく使う身になったコストダウンをしてもらいたいと思いますね。サブ機としても一時期のSIMフリー端末の普及には貢献しましたが、いまのままでは必要ないのではないかと思うようになってきました。