2017年9月2日土曜日

AQUOS CRYTAL(2014年、SoftBank端末)を使い込んでみると普通に使えました

 フレームレス構造スマホ SHARP AQUOS CRYSTAL 305SH(2014)をSIMロック解除はできないものの中古価格が5千円を割っていたので、無理して導入しました。スペックをあげる前に結果から言うと海外メーカー製の格安スマホ(エントリークラス)よりも数段良かったです。Android OSのバージョンは、4.4.2ということでの制約はありますが、HD液晶表示がシャープ製ということもあって、HDではありますが色合いなど、動画再生では格段に差がでます。これはかなりの衝撃ですね。305SHにはワンセグ機能はないのですが、ちゃんと動画再生などではTVに近い色合いですので、自然な感じで視聴することができます。ここら辺の調整は、しっかりしています。さすが、シャープさん。

フレームレス構造のAQUOS CRYSTAL 305SH
305SHのスペックは、Android 4.4.2時代のもので、SoCは、Snapdragon 400 クアッドコア 1.2GHz、RAM 1.5GB、ROM 8GBです。スペックだけみると不安になりますが、アプリによっては、microSD(以下SD)に移動させることができるので、ROM(ストレージ)8GBでも、なんとかやりくりすることができます。Android 4.4では、通常アプリのSD移動はできないのですが、機種によって可能なものがあります。次にRAMメモリの消費も1GB前後になっているので、重いアプリ以外であれば影響ないようです。アプリも更新すれば意外とキビキビ動いてくれました。
 フレームレス構造についてですが、国内ユーザーでしたら、これぐらいのギミックがないと関心が持てないのが正直ありますね。エントリークラスの性能がギリギリな海外メーカー製格安スマホは、個人的な意見としてフレームのラインとか数十年前のものとしか思えず、こんなダサいもんは使えないと自分ぐらいの世代は思ってしまう人も多いかと思います。フレームレスは、シュッとしていて使いやすいし、操作時に視点も定まりやすいです。ただ、欠点として近接センサーが右下にあるために手がかぶりやすいですね。
 実際に使い込んでみると、いままでの格安スマホより少し効率があがったと思います。日本語入力アプリは、学習機能がしっかり働いていて使いやすくなったことで、かなりスイスイと処理できるようになりました。国内メーカー製といっても機種によるかもしれませんが、これは個人的には、あたりでだったと思います。バッテリーは、2040mAhと大容量ではなく固定式なので、使い切りになるかと思います。ちなみに充電には、やや時間がかるようです。
 今回は、以前から気になっていたシャープのフレームレス構造のスマホを興味本位で導入したのですが、意外にもテキストメインの使い方をしている筆者には作業の効率化をもたらしてくれるものでした。Wi-Fi用とはいえ、5000円以下で、このクオリティーはかなり衝撃でした。いまは、SIMロックも解除は、180日の経過を必要としますが、それ以前のdocomo端末は、格安SIMがそのまま使えていたわけですから、ほとんど使われていないでバッテリー劣化が少ないミドルクラスのものでしたら、即戦力なりそうですね。(ゲームはしないことを前提としての話)