2019年2月15日金曜日

docomo AQUOS ZETA SH-04Hを検討するわけとは?

 2016年夏モデルからdocomo端末(SIMロック解除なし)+格安SIMでもテザリングできるようになったということで、格安SIMユーザーでもサポートは期待できませんが、docomo端末を検討している人が増えたと思えます。今回は、筆者の好みのデザインでもあるdocomo AQUOS ZETA SH-04Hを取り上げます。
 簡単なスペック紹介をしますと、SoC:Snapdragon 820で、5.2インチハイスピードIGZOフルHD液晶を搭載で、アウトカメラは2260万画素で暗がりシーンに強いということです。また、Web表示が自動でスクロールするなどの便利機能があります。しかし、2016年の製品ですので中古ですとバッテリー持ちは期待禁物だといえます。一般論として、500~700回の充電回数で約70%の容量ダウンになると言われていますし、となると2年ぐらい毎日充電していると初期性能の30%ダウンとなりますので、使い方によっては半日も持たないバッテリー性能の場合もあると考えると外観からはバッテリー状態を知る由がありませんので手を出しにくいものになっています。
 ところで、この機種をベースにしたAQUOS P1が特価になっているという情報がでていますが、海外向け製品のようで技適は取得していないようですし、基本仕様は同じですが海外向けなのでおサイフケータイはないのではないと思えます。
 なぜ、いまになって2016年夏モデルであるAQUOS ZETA SH-04Hについて考えているかといえば、docomo Xperia X Performance SO-04Hにしても中古市場では、2万円を切っているので基本スペックだけをみてると液晶が正常でバッテリーもそこそこ持ってくれるのであれば、用途によってはこちらを候補として視野に入れるユーザーも少なからずいるのではないかと考えられます。さきのAQUOS P1も1万5千円前後という処分特価になっているようです。
 それほどスペックにはこだわりのない筆者なんですが、そもそもAndroid端末はSoC性能がiPhoneに比べると高くはないので、待ち受けを主な用途とした2万円台の国産SIMフリーにするなら、少しでもスペックが高い中古を作業用にと考えてしまうところがあります。結論からいえバッテリー交換をメーカー依頼できるのならいいのですが、それもないとなるとかなりリスクの高い選択肢だということができます。