2020年4月19日日曜日

スマホ端末予算を1万円前後から2万に引き上げると筆者にどんなメリットがあるのか?

 去年、Snapdragon800搭載のnexus5の中古を導入してからSnapdragon801のXperia Z3やAQUOS Crystal X 402SHなども使ってみて、スペックがミドルクラスの端末の必要性を感じていて、Snapdragon625のMoto G5s Plus RAM 3GB版やSnapdragon820までのスマホをいろいろ試していましたが、これとは別に待ち受けメインで運用していた端末がセキュリティサポートの切れたAndroid 8.0になっていたので、Android9.0以降の普段使いの端末が必要になっていました。
 普段使いのメインの条件として、防水・防じん対応でFeliCa搭載であれば後はコスト優先でいいかなと思っていましたが、ミドルクラスまでスペックをあげても、筆者にはメリットがありそうなので端末予算を2万円台まであげてみようかなと思っています。コスト優先でGalaxy A20を考えていたのですが、キャリア版をSIMロック解除したものはユニバーサルタイプではなくマルチキャリア対応ということでもなさそうですし、関連動画をみてみると動作面でSNSでのスクロールに少し難があるようなレポートもあったので、それならスペックをあげるしかないのかなと思っていました。
 また、Android One S5をSoftBank網の格安SIMで運用してもいいのですが、SoC:Snapdragon450に少しパワー不足を感じますので、Snapdragon630以上のものを考えてもいました。ミドルクラスを想定するとカメラ性能にも自然と欲がでてきます。この価格帯はどちらかといえばハイスペックとエントリーに挟まれた中途半端な性能になりがちな製品群でもあるので用途にあわせて慎重に選んでいかないと外してしまいそうです。筆者はゲームはしないので、バッテリー持ちやWi-Fi 5GHz対応であるとかセンサーに関心が向きやすいです。
 予算を2万円台にするとSnapdragon630搭載のAQUOS sense3が無難な選択のように思えてきます。スペックをワンランクあげることで、動作に余裕がでてくるのと、コストダウンされたエントリーモデルよりも機能が充実している場合もありますので、用途も自然と広がります。今回、筆者の目的は現時点でセキュリティサポートのあるAndroid 9.0以降の普段使いのメイン端末なので、テザリングでタブレットPCやノートPCとインターネット共有できればコスト優先でエントリーモデルでバッテリー容量が4000mAhぐらいあれば問題ないとは思いますが、携帯性ではミドルクラスのスマホで済ませることができればそれに越したことはないとも思えます。
 ミドルクラス端末を検討する場合、どの機能を優先させるかという点が重要で、用途によっては防水・防じんやFeliCa非搭載でスペックの良いデュアルSIM対応の格安スマホを選ぶこともありますし、スペックではなくて防水・防じん対応のFeliCa搭載で通信面やバッテリー容量を重視した選び方もあります。どちらにしても、想定した用途で過不足なくこなせるものを選ぶことになります。
 また格安SIMを導入することで、ランニングコストをおさえることもできますから、その分の予算を端末に割り当てることも可能です。筆者の場合は、他の端末とのかねあいもあるので、あまりコストをかけたくないのが本音ですが、やはり2万円台の端末にすることで、そこそこのスペックとカメラ、FeliCa、防水・防じんの機能を一台に集約できるメリットも少なくありません。