2016年5月27日金曜日

SIMフリースマホ arp AS01M情報を追ってみました

 すでに、筆者はNTTコムストア by gooSimseller(NTTレゾナント)の11,800円(税抜)の注文をし代金も支払っているのですが、実機がどんなものか気になるのでAS01M情報を追ってみました。発売は、2月15日で価格は、22,800円(税抜)です。NTTコムストア by gooSimsellerでの販売が開始されたのは5月に入ってからです。

3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 arp AS01Mについての商品レビューはNTTコムストアの数件のみで、実機を実際に試したという記事はほとんどなく、筆者はYouTubeにアップされているもので現物をチェックしました。しかし、注文後に、Twitterでは案の定というか「クソ端末」の汚名をかけられていたりしています。なんでもタッチパネルの反応がよろしくないようです。AS01Mは工場出荷時に保護フィルムが画面に貼られているので、そのせいかもしくは個体差でタッチパネルの不良か、もともとダメなのかということが考えられます。格安スマホの場合、タッチパネルの反応がよくないのはコストの関係もあるだろうし気をつけたいところです。しかし、タッチパネルが使えないものとなると話は深刻ですね。
 発売から数ヶ月たちますが、arpのキャセイ・トライテック社は一般ユーザーには初めてきくメーカーで、いわゆる中華スマホなので実機レビューなどもなく売り手発信情報しかないという状態が続いていたようです。わかりやすく言えば、中華スマホの中でもマイナーな存在ということになりますね。また、Androidスマホに参入したはじめての機種ということもあってか、電気街では山積みなっているという情報もあり、いままでにあった売り手が話題にしては消えていった格安スマホを想起させ、いささか不安にさせてくれる状況ではあります。状況からみても、価格が2万円前後では多分そんなには売れていないと思います。
 スペック面では、SoCがMediaTekのMT6735P クアッドコア 1.0GHzで、バッテリーも2,150mAhということから、ライトユーザー向けの仕様であることがわかります。RAM 3GBを有効に活用したいという、これまた極めて稀なユーザーにアピールするスペックです。
 通信機能についても、3G回線のFOMAプラスエリアには対応しておらず、山間部などでの音声通話は不安定なものになります。そもそも通信機能のレベルがどのくらいかも不明なところです。筆者は通信機能が不安定なら、最悪自宅Wi-Fiでもいいかっという想定をしての導入ですので、これを音声通話を含めての初めてのスマホとして導入することは、ちょっとリスクが高すぎると思います。AS01Mについての情報がもう少しあればいいのですが、業界でも実機レビューをやっていません。NTTコムストア by gooSimsellerで販売されたので、goo発信の情報がいづれでるとは思いますが。
 結局のところ、格安スマホ(特に中華スマホ)は、メインで使うスマホではなく、セカンドスマホとしてのデータ端末やゲーム需要に支えられている面が大きいですし、無名のメーカー製だと尚のことそういうことにになります。キャリアのスマホのように防水もおサイフケータイもワンセグもなく、1万円前後のキャリアの中古(白ロム)端末がネットワーク利用制限の永久保証付で販売されている現状で、評判の伴わない中国製格安スマホは、その存在感が薄らいでいます。筆者もキャリアのスマホを格安SIM運用ですが使っているので、AS01Mの注文をだしたという事情があります。