2017年2月1日水曜日

インテル第7世代Kaby LakeのCore i3 7350Kを考える

 2017年に発売されたインテル第7世代Kaby Lakeの中で、Core i3シリーズに初の倍率ロックフリーのCore i3 7350Kが投入され話題になっています。Core i3 7350Kは、2コア/4スレッド、4.2GHzというスペックになっています。筆者は、軽いオンラインゲームができる自作PCを2017年に組みあげる予定でいまして、Kaby Lakeが発売される前にSky LakeのPentium G4500(2コア、3.5GHz)を導入しました。(まだ未開封)iGPU(内蔵GPU)がHD 530なので、これにしたのですが、久しぶりに自作PCをするので、Kaby Lakeの情報は年が明けるまで知りませんでした。
 「K」がつく倍率ロックフリーのCore i3 7350Kは、コア数こそ2つですが、OC(オーバー・クロック)することで、処理能力をあげることができます。個体の限界値を超えると、フリーズしてしまいます。マザーボードなどの環境も影響してくるところかと思いますが、発熱対策なども必要になってきそうです。
 軽めのゲームができる自作PCを組むということで、インテルCPUとAMDのAPUなどをざっと調べましたが、CPUはほどほどにして、ミドルレンジのビデオカード(グラボ)を導入した方が良いということなので、PentiumG4500を選んでみたものの、少し違ったかなと思えてきました。海外のゲーム関連サイトでは、一応PentiumG4500とミドルレンジのビデオカードで大丈夫という評価になっていましたが、ある程度の余裕を持たせないと安定した運用を確保できないだろうと考えるのが世の常でもありますね。
 Core i3 7350Kについては、筆者が考える使い方では、ゲームをする時に必要なだけOCをして、普段は定格で使うと言うものですが、安定しているならOCの状態で使うと思います。いちいち設定するのに手間がかかりますからね。しかし、4.1GHzのCore i3 7320もありますので、これで充分であれば、「K」が付かなくてもいいかなと思ってしまいます。価格が数千円高くなりますし、ここは個々の経済観念もありますが、2万円以上するならハイエンドに寄りのCore i5やCore i7を狙った方がいいのではないかと考えがちです。しかし、さすがにCore i7の最上位となりますと、オーバースペックというか必要ない性能にコストをかけるのも、いかがなものかと思ってしまうところもありますが、個々の問題でもあるし、大は小をかねるの世界ですから本人が納得できればいいことでもありますね。
Intel CPU Core i3-7320 4.1GHz 4Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151
BX80677I37320 【BOX】