
XPERIAのフラッグシップモデルが格安SIMで提供されるということで、格安SIMユーザーにとっては朗報ともいえるかもしれません。筆者は、XPERIAに関心があるので、格安SIM(MVNO)を前提として、XPERIAをみていきたいと思います。
SIMフリーのXperia J1 Compact D5788(ホワイトのみ)が発売されたのが、2015年4月です。それからXZ Premiumまで新機種でませんでした。Xperia J1 Compactは、約4.3インチHD液晶搭載のAndroid 4.4.4の端末です。OSバージョンアップのアップデートはなかったようなので、そのままだと思います。
ドコモ回線の格安SIMですと、ドコモ端末をそのまま使えますが、しかし以前はテザリングがドコモの特別仕様のために、テザリング機能が使えませんでした。今回、ドコモ端末のXPERIA情報を追っていたところ、Xperia X Performance SC-04H以降の端末では、格安SIMでもテザリングができるようになったようです。しかし、ドコモのSIMが入っていないとアップデートができない場合がありますので、ここは要注意です。ドコモ端末は、ドコモの製品なので、こうした理由でアップデートができないことがあっても仕方がない面があります。
さて、今回発売されたXPERIA XZ Premiumですが、4K液晶搭載でスーパースローモーション機能もあり一括99800円という価格です。予算的に問題なくメインとして使うのであれば、この機種でいいのかなっとも思えます。筆者は以前は、ミドルレンジクラスと言われていた今ではエントリークラスに近い性能の格安スマホを価格優先で複数台導入していきましたが、ワンランク上の性能を使ってみると処理速度が大分違ってくることに気がつきました。待たされる延べ時間を考えると、価格を優先させて性能を犠牲にする選び方に疑問がでてきます。
例えばハイスペックのXPERIA XZ Premiumを導入すれば、数年はこれで済むわけで、格安スマホのように事前に細かいところまで調べる手間もかかりません。ある意味ストレスからも解放されるところがあると思います。