2018年12月23日日曜日

海外で手軽に使える「クラウドSIMテクノロジー」を搭載したスマートフォンjetfon (MAYA SYSTEM)

 2018年1月にFREETELの携帯事業部を譲渡されたMAYA SYSTEMが8月に「クラウドSIMテクノロジー」を搭載したスマートフォンjetfon(ジェットフォン)の販売を開始しました。

 jetfon(ジェットフォン)は、「クラウドSIMテクノロジー」を搭載した世界100以上の国と地域で通信サービスを利用できるスマートフォンです。jetfon内蔵アプリから海外通信プランを購入できるので、滞在国の携帯キャリアとの契約や通信プラン申し込み、海外Wi-Fiルーターレンタルサービスで必要な手配・受取・返却といった面倒な手続きなしで、すぐに利用できます。国内では、携帯キャリアや格安SIMで利用できます。端末価格は、39,800円(税抜)。
 今回は、NTT-X StoreとAmazonでjetfon(G1701)の取り扱いがあるのをみかけたので取り上げました。それとFREETEL譲渡以前からMAYA SYSTEMは、海外でのクラウドSIMテクノロジーサービスを展開していて、jetfonは満を持しての商品になります。


MAYA SYSTEM jetfon グラファイトブラック G1701-GB





 jetfon(G1701)のスペックは、5.5インチフルHD液晶搭載で、SoCはQualcomm Snapdragon 652 オクタコア (4x1.8GHz+4x1.4GHz)を採用したものです。RAM 4GB、ROM 64GB、バッテリー容量は、2,900mAhになります。アウトカメラ1300万画素インカメラ800万画素、Android 7.1.2となります。DSDS対応ですが、SIMトレイはmicroSDとの排他的利用のものです。
 仕様からは、充電がmicroUSBケーブルでバッテリー容量が2,900mAhなのと、SIMカードを2枚使用時にはmicroSDが利用できないというところは最新機種と比べると劣りますが、対応周波数低域については問題がないようです。詳細については公式サイトで、ご確認ください。
 今回の製品は、FREETELブランドはなく、MAYA SYSTEMのjetfonとなっています。クラウドSIMテクノロジーなど仮想SIMカードによる端末での通信サービス利用は海外で動きがありますので注目されているもので、jetfonのようなグローバル機が普及することも考えられます。