2014年9月25日木曜日

格安SIM(MVNO通信サービス)でのSMS その1

 SMS(ショートメールサービス)対応の格安SIM(MVNO通信サービス)があります。これは、データ通信のみの格安SIMとは仕様が異なります。
 まず、回線の話ですが、SMSは3Gを使い、データ通信は4Gを使います。つまり、SMSやデータ通信とでは、回線の切換えが行われるわけです。
 この回線切換え対応のSIMというのは、いままでにあった「アンテナピクト表示」や「セルスタンバイ」の問題を解決するものと言われています。データ通信のみの格安SIMの場合、端末によってアンテナ表示がされず「圏外表示」になってしまったり、電波をキャッチしようと「セルスタンバイ」機能が常時作動していまいバッテリの減りがはやくなってしまうという現象が発生する場合がありました。この原因は、どうやら3Gと4Gの切換えがないデータ通信のみの格安SIMの個々の仕様によるものと見られています。それを解決するのがSMS対応のSIMというわけです。