2016年8月1日月曜日

5.5インチZenFone Go ZB551KLを検討と見送り理由

 価格が19.800円(税抜)の5.5インチSIMフリースマホ ZenFone Goは、5.5インチディスプレイ搭載の格安スマホということだけをみると業界最安値(セールを除く)だということで、発売と同時に人気になったのも頷けるところなのだが、先月に5インチのZenFone2 Laser(ZE500KL)が、20,800円(税抜)に値下げされて少し様相が変わったのかもしれない。次にZenFone 3シリーズが控えているので、そこのあたりも考えないといけないところ。

NTTレゾナント直営NTTコムストア by goo Simseller

 まず、はじめに筆者は、ZenFone2 Laser(ZE500KL)ユーザーであることをことわっておきたい。つまり、ZenFone GoをLaserと比較しながら検討しているといった状況なので、それほどまでに欲しいと言うことではない。Goを検討している理由は、5.5インチのディスプレイとバッテリー容量が3,010mAhなどで、5.5インチは電子書籍用に、3,010mAhはバッテリー持ちが良ければ持ち出して使えるということをメリットと考えている。
 では、なぜ見送ったのかというと、数ヶ月前から5インチSIMフリーarp AS01MというRAM 3GB搭載のものを自宅で使い始め、割と気に入っているからである。それに、5インチのLaserで我慢できるところでもあるので、Go導入のメリットを考えると、19,800円(税抜)でも高いと思えるからだ。それと現時点でポケモンGOに対応していないところに物足りなさを感じてしまう。
 また、格安スマホにありがちな問題点として、音質があってLaserはスピーカーの音があまり良くない。となると、Goも期待できないのではないかと思えてしまう。それと、ディスプレイについても高精細ではなく、ちょっとドットが大きめなのではという話もあって、なにかとコストダウンの影響を受けているのではないかと、いろいろ考えてしまう機種であることも確かだ。
 とはいうものの、5.5インチディスプレイは使いやすいもので、電子書籍や動画再生などを自宅Wi-Fiで楽しむには良い端末だと思えるし、音声通話にも使えないことはない本体サイズなので長く使えるのではないかと考えている。発売から間もないので、筆者の場合、もう少し待つべきなのかもしれない。
[追記 2016.8.2]
 Goについて、ディスプレイとバッテリー容量だけで検討するというのも腑に落ちないところだと思えるだろうともう少し詳細について触れると、まず新しく導入したAS01MのSoCがMediaTek製のもので、いくつもの通信に権限のあるアプリがこれにプリインストールされている、中には機密通信ログにもアクセスできるもので、どう使われているかは知らないが、何にでもAS01Mを使える状況ではないことがあげられる。
 あとは筆者の単純な関心として、2世代前になるGoのSoCがSnapdragon 400 クアッドコア 1.4GHzの性能に期待しているところがある。これは、3Dなどのビデオ性能は期待できないが、アプリの切り換えなどに時間をとられないのではと考えいてるからだ。AS01MやLaserだと、アプリをいくつもインストールして使っていると、アプリの切り換えるに10秒以上かかるようになってしまう。したがって時間に制約がある作業には使えない端末と言っていいので、ここをGoのSoCに期待しているのだ。