2016年8月27日土曜日

はじめてのSIMフリーWindows Phone Diginnos Mobile DG-W10Mの残念なところ

 格安SIM OCNモバイルONE(データ通信SMS付)を入れて、DG-W10Mを運用しはじめて10日近くになります。心配していたLTE電波のつかみは自宅周辺エリアでは問題ありませんでした。駅から少し離れた住宅街(平地)で、ややLTEエリアの端っこにあるのですが、アンテナ2本でつながっています。

PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M
このWindows Phone端末 DG-W10Mは、一般には馴染みのないPCパーツショップの老舗的存在のドスパラのオリジナルブランドのものですが、筆者は自作PCを十余年前からしているので、ドスパラについて知っているところがありましたので、品質面では変なことはないだろうと思って導入しました。実際に実機をみると思っていた以上にボディーの仕上がりは良かったと思います。
 さて、DG-W10Mの残念なところとをみていきましょう。本機は、まずWindows 10 Mobileでアップデートもできるものです。5インチHD搭載で、SoCは、Qualcomm社のSnapdragon 210 1.1GHz クアッドコア。ローエンドモデルのSoCですが、スタート画面(ホーム画面かな)からの操作には、ややもたつく場面もありますが、ストレスなく動いてくれます。タッチパネルも文字入力ではレスポンスが遅く入力ミスもありますが、やや反応が遅いかな程度です。残念に思うところは、ボディー素材がプラスチック製で耐久性がなさそうなところとバッテリー持ちです。スマホといえばバックやポケットに入れたりするので、これですとケースが必要になりますが、専用ケースはいまのところ汎用タイプを使うしかないです。同じDiginnosシリーズのタブレットの延長製上のデザインであって、持ち出しての使用よりも自宅で使うような印象のデザインです。それとバッテリー持ちが待ち受けメインで、やはり毎日充電をしないといけないという持ち具合です。Windows Phoneのコンセプトとして、Windows PCとの「親和性」において優れた端末、つまりWindowsとあわせて使ってくださいというものです。対応アプリの少なさから、通話料が安いIP電話アプリもないという現状からは、どうしても、格安SIM運用ですとデータ通信メインの端末にならざるおえないところがあります。それらの点から通話もしないのだからバッテリー持ちが1日ぐらいでもいいとかの用途が限られた端末だと思います。
 とは言え、この低価格帯スマホの液晶としは表示が普段使いするのに充分なものとなっていて、色合いが極端に変だとか、バックライトがギラついていて目が痛くなることがないというものです。質の良くない液晶は、3万円以下の端末ですと大半のものがそういったものではないかと思います。このDG-W10Mは特に問題を感じることなくHDですが、大まかな画像チェックにも使えそうです。レスポンスの遅さは、OSアップデートを待つしかなさそうです。とても、9,980円とは思えないのですが、実際に使うといろいろとでてきますね。
 筆者にとって今回がはじめてのWindows Phone、WIndows 10 Mobileなんですが、アプリの少なさもさることながら、更新しないとアプリが使えない仕様には少し不便さを感じます。また、電源を切る際に、「Goodbye」と表示されるのですが、その時は再起動をしたかったのでシャットダウン中の「Goodbye」を5分以上見せられたのはつらかったです。
電源を切る(シャットダウン)に意外と時間がかかる

 また、これはOSがそうなのかよくわかりませんが、アプリ一覧に「漢」と表示があるのですが、意味がわからないのでこういうのはやめていただきたいです。まったく意味不明なので。
「漢」とか邪魔ですね