2016年8月5日金曜日

Windows Phone DG-W10M VS Windowsタブレット KEIAN KVI-70B

 Windows 10 Mobile環境が必要になるかもしれないということで、WindowsPhone SIMフリーDG-W10MとWindowsタブレット(Wi-Fi版)KEIAN KVI-70Bをみてみました。ディスプレイが4.5インチのWindows Phone FREETEL KATANA01は、画面が狭く目的とする作業がしにくいのでスルーしました。

Diginnos Mobile DG-W10M(Windows Phone)
Windows Phoneで、1万円を切るSIMフリー端末でLTE対応ですが、レビューなんかをみるとアンテナ感度が低いようなのでスルーしていた端末です。SoCは、Dragonsnap 210 クアッドコア 1.1GHzです。RAM 1GB、ROM 16GB、バッテリー容量2,300mAhと価格の割には、まあまあなスペックになっています。ディスプレイは、5インチHD液晶(1280×720)になります。


PCショップ ドスパラのオリジナルブランド製品なので、あまり一般には馴染みがなく知名度とあいまって、中国製ということもあってか注目度はそれほどでもない様子です。また、WIndows Phoneそのものにアプリの種類が多くはないというデメリットもあるので、PCに詳しい方々以外にはアピール度がほとんどないと思われます。Windows Phoneのお試し版とも言えるほどの価格とスペックになっていますが。

KEIAN 7インチ Windowsタブレット Windows10 Home 32bit Bay Trail Z3735G 4C/4T CPU 1024x600 IPS 広視野角液晶 DDR3-L DRAM 1GB ブラック KVI-70B

 こちらはWi-FiのみのWindowsタブレット KEIAN KVI-70Bです。ディスプレイは7インチですが解像度は(1024×600)なので、DG-W10M(5インチ 1280×720)と比べてどうなのかの思いますが、Amazon販売で、7,980円なので自宅Wi-Fiでの運用を想定しての価格からの選択ですね。
 レビューでは、起動できない不良品があるようで、アフターサービスがしっかりしているAmazon販売のものしか求められないという状況のようです。ほか、中華タブレットで8インチのものもありますが、技適マークの問題があることが想定できますので、KEIANのものを取り上げました。
 KEIAN KVI-70BのSoCは、2014年頃のAtom Z3735G クアッドコア 1.33GHzで、RAM 1GB、ROM 16GBになっていますが、バッテリーは2,3時間しか持たないようです。こちらも価格からいって、お試し版としては、申し分ないような気がしますね。ちなみに、KVI-70Bにはアウトカメラがなく、200万画素のインカメラのみ搭載という仕様になっています。
 この2機種を比較すると、用途の幅広さでは通信面でDG-W10Mに軍配があがりますが、アンテナの感度がどうなのかということもあって、スペックだけでは割り切れないところがあります。そういったところでは、初期不良がみられるKEIAN KVI-70Bも同じことで、価格を優先することでのリスクとしてとらえると、はじめてのWindows 10 Mobile端末としては、もう少しグレードの高いものを選んだ方が良さそうにも思えてきます。