AS01MのSoCは、MediaTek製のMT6735P クアッドコア 1.0GHzで、まさしくエントリーモデルと言える性能ですが、RAM 3GBを搭載することで、ストレスなく動作できる仕様になっています。ここが本気の特徴と言えます。標準的な5インチHD液晶を搭載し、本体サイズもコンパクトにまとめています。厚さが約7.65mmなので取り扱いしやすいです。
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オウルテックの手帳型ケースで、AS01Mを保護して使用しています |
5インチHD液晶は、色合いが変ですがブルーライトカットアプリでアンバー系をかければ青のドギツさは軽減して、動画視聴も気にせずできるようになります。テキストはジャギーが目立つことがなく、文字を読むのには良好だと言えます。また、音質は格安スマホにありがちなシャリシャリした聞きづらいものではなく、高音質ではありませんが違和感なく使えています。個人的には、ここを評価しています。忘れてならないのが、アルミフレームを採用していることで取り回しが非常に楽です。
最後に、格安スマホでは期待できない800万画素のカメラですが、微妙な質感が再現できないので、QRコードが読み込めればいいぐらいのものだと考えてよいと思います。ここは個人で評価が異なってくるところなんですが、筆者はカメラを使う気にはなれませんでした。ここは価格からいっても必然的な性能だと言えます。
このAS01Mには、付属の保護フィルム(かなりアンバー系の度が入っている)を貼っていますが、日がたつにつれてレスポンスが悪化するという、やや粗悪な印象を受けるものでした。ここは気をつけたいところです。たぶん、液晶表示の青がきついので、この保護フィルムをすぐに貼るユーザーが多いと思います。筆者は、NTTコミュニケーションズのプレミアムサポートアプリにあるブルーライトカットで色合いを調整していますので、まずはそれで様子をみてください。
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画像は少し角度がついてしまったのでわかりづらくなっています |
最後に、人気のポケモンGOはジャイロセンサーがないので、AR(拡張現実)はオンできませんが、ほかは普通にプレイできるようです。散歩時にプレイしていますが、GPS測位がうまくいかないことが多く、レベル3のままでいます。原因は端末なのかエリアなのかは不明ですが、SIMフリーのZenFone2 LaserではGPS測位ができています。
いろいろAS01Mにふれてみましたが、SoCに負荷がかからないものでしたら、RAM 3GBということもあって、ストレスなく使える端末だと思います。しかし、通知ランプがないなど普段使いのメイン機としては、もう一歩のところだと個人的に思いました。ちなみにFMラジオ機能を搭載しています。