2016年10月13日木曜日

SIMフリーマルチキャリア対応スマホ arrows M02を導入した理由を考えてみる

 格安SIMを運用している筆者は、マルチキャリア(ドコモとau VoLTE)対応のSIMフリー端末を必要としていました。au VoLTE対応のキャリア端末は、180日後でないとSIMロック解除手続きができないというので、キャリアの端末を見限ったというところもあります。それにキャリアの端末は新品で導入することができませんからね。
アップデート中のarrows M02
実際のところ国内仕様全部入りのarrows M03が今年(2016年9月)に発売されて、多少その気になったところもありました。しかし、M02との違いは、Android OSのバージョンとワンセグの有無ぐらいで、ワンセグ搭載のスマホを持っている筆者にとっては、普段観ないし必要ない機能ではありますね。arrows M03にしても音声待ち受け優先になると、ワンセグとかバッテリー持ちを考慮するとなるべく使わないようにすることになります。
 M03の本体デザインはアルミフレームを採用しているので、取り扱いやすいものだとは思いますが、SoCなどの基本性能は同じなので買い控えしていました。そこにM02の中古市場価格が2万円ちょっとになってきたので、とりあえず導入しておこうかとなったわけです。
 用途目的の導入ではなかったので、卓上ホルダで充電するのに手帳型ケースを用意してみたり、運用する格安SIMをどれにするか決めあぐねたりと筆者の中途半端な対応が続いています。格安SIMの方でも、IIJmioは解約したいとか音声通話対応SIMならmineoのau VoLTEがいいとかで、全然まとまらない状況が続いています。OCNモバイルONEがバースト転送やOCNでんわに対応し、ほとんどIIJmioと遜色ない内容になったので、050 plusのIP電話のある分OCNモバイルONEが使い勝手がいいと言えます。
 さて、M02に話を戻しますと、これに採用されているSoCは、Qualcomm社 Snapdargon 410 MSM8916で、特にサクサク動くわけではないですがストレスがたまるほどでもないというもので、個人的に積極的に使っていこうとは全然思いません。また、待ち受けさせるとなると消耗させないように使用頻度を減らすために他の端末を使うことになりますので、通話以外にはほとんど使いわない状況になります。バッテリーの劣化を考えても当然の処置です。しかも、価格から押さえただけの端末なので、いまのところは有効に活用できていない日が続いています。