また、ZenFone3は確かに性能はあがったが、SIMのデュアルスタンバイでの消費電力の増加とバッテリーが固定式になったことでのバッテリー交換がメーカー依頼になったこと、ボディーのスリム化でバッテリー容量を増やすことができなかったなどのデメリットがあり。SoCの発熱問題についても初期ロットなどでは様子見をした方が無難であると言える。
国内市場では、2015年の後半から低価格競争が激化しており、1万円台の格安スマホに注目が集まる中、国内メーカー富士通がマルチキャリア対応のarrows M03を発売したこともあって、ZenFone3の国内ニーズは、ゲーム目的のユーザーのみではないかと思われます。ただでさえ高額なスマホが売れないという状況の中、ASUSがZenFone3を発売するというのは個人的にはどうなのかを考えた場合、マルチキャリア対応のSIMフリー版としては多少価値があるのかなというものになりそうです。