2014年11月3日月曜日

スマホとタブレットの微妙な関係

 格安SIMからはじめまって、スマホを追っていましたが、電子書籍など7インチタブレットの存在というのが意外に大きいのではないかと思っています。すでに、タブレットの液晶サイズは、7インチからより大きい画面の8インチへとユーザの関心が動いているように思います。これは、タブレットを自宅Wi-Fiで使う場合、7インチである必要はなく重量が軽く持ち運びしやすければ大きい画面の方がよいということで、購入の際に、10インチぐらいまのタブレットを含めて機種選びを検討している向きがあることを憶測しています。
 文庫本やコミックなら7インチでも不満のないところですが、動画となるとやはり物足りなさがでてきます。筆者も、10インチのネットブックで動画を観ていて、5インチとか7インチでは観ません。また、PCのように作業をする場合、作業スペースとて10インチ近くの大きさは最低必要な気がします。
 Android 端末をメインで使うとなると、CPU(プロセッサー)がPCに比べれば非力である為に、まだサブ的な使い方しかしていません。SNSとかになれば、話は別になりますが。通信端末としては、充分なスペックでも、ちょっとしたものを作成するには処理能力が足りないわけです。
 スマホをみてみると、最近では5インチ前後の液晶画面が主流になっています。これは、音声通話以外の機能を使う場合にメリットがありますし、ビデオ電話向けとして意識していますから必然的に大きなサイズになっているようです。多機能でいろいろできますが、それらを常時使いこなしてフルに使っている人は、ほとんどいないでしょう。あとはゲームぐらいですかね。ビジネスシーンでは、社内の連絡などを特有のシステムにしている場合、スマホが役に立つ場合がありますが、いまのところそれぐらいですかね。SNSなどは、オープンで目的性も薄いものですから、あまり有益な機能は持っていません。いわゆるブームであって定着するかどうかもわかりませんね。
 筆者は、スマホは音声通話メインで、それに、ちょっとしたデータ通信ができれば充分だという考えを持っています。連絡ツールという役割です。それ以外のことは、タブレットに吸収されるのではないかと思えます。