2015年2月12日木曜日

ゆうちょの格安スマホ参入が新しい風を運んでくれるのか?

 格安SIMに参入する企業が多いわけですが、一向に端末不足が解消できていないという行き詰まり状態になっています。安いだけがウリの商法に限界がでてきていると見ています。
 通信機器ということですから、品質について安心できるものでなくてはならいのですが、こうしたことに少し無頓着な姿勢があります。特に通信事業について初心者の異業種参入組みには注意が必要です。「安さ」をウリにしてしまうと、事業内容の本質について見失い失速するケースというのが多いわけです。
 話を戻しますと、数多い格安SIM会社が用意しているのは、安いだけがウリの海外製のものがほとんどで、国内メーカーのものを選ぶことすらできない場合もあります。連絡などに使う場合、スマホなどの端末の品質というものが重要になってくるわけですが、並べられているデバイスは、ただ安いだけのものです。こうした商売は限定的な利益をあげることはできますが、長続きしないのではないかと思われます。
 この問題を解消しようとしう姿勢が見受けれないのでは、本質的なことがわかっていないのではないのかという疑念がでてきてしまいます。ただ、月額料金が安くなるというだけではなく、通信品質についても、まっとうに取組む姿勢がMVNO事業者にも必要だと思います。
 話を戻しますと、ゆうちょが格安スマホに参入することは、スマホユーザーの拡大を期待させてくれます。筆者は、いままでのデバイスを用意するのではなく、一歩進んで専用端末に期待しています。通信事業者顔負けの事業内容になれば、面白いことになるのではないのかなっと考えています。