2015年2月4日水曜日

乱立する格安SIM(MVNO通信サービス)は、どうなってしまうのか

 ここのところ格安スマホ(格安SIM)に参入する企業がいくつかあって、一般ユーザにとっては、もともと「格安SIM」の周知はそれほど進んでいるわけでもなく、月額料金が安いということで利用者を増やそうという思惑もあって、大まかに「格安スマホ」という括りで片付けてしまおうという流れにもなっているいるように思います。
 「格安SIM」について詳しい知り合いに、「あそこのはどう?」とか「ここのでも問題ないよね」とか聞いてみるぐらいで、できるなら専門的な知識などは身につけなくても済めば良いのになぁと筆者もそう思っています。そもそも「格安SIM」は、docomo回線を借り受けているものですから基本的なところは、docomoと変わらないとは思いたいのですが、そうでもないようです。
 筆者は、去年から「OCNモバイルONE」と「mineo」(KDDI au 回線)のユーザなのですが、去年だけでもサービス内容が変更されて他社の「格安SIM」の情報まで、数が多いこともあってチェックすることが困難になってきています。 プロバイダなどの通信系のものは別にして、異業種から参入した「格安SIM」には関心も持てないぐらいです。いまは、海外製の安い端末に注目が集まっていますが、SIMフリーの端末については簡単に値引きできるカラクリもなく、ミドルレンジクラスのものを適正価格で購入するということになります。コストダウンでスペックとかが削げ落とされた製品は、市場からすぐに飽きられてしまいます。ここらへんを「格安SIM」(MVNO通信サービス)側や端末メーカー側で考えていかないと、あまり良い未来は来ないかなと考えています。