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さて、Windows Phoneと言えばNoikaなんですが、いまは国内から撤退しているので、Windows Phone端末を求めるのがやや難しい状況です。そんな中、MCJ(マウスコンピューター)が、8.1のMadosma Q501を発売しました。
こちらはパソコンショップのドスパラ販売のWindows Phoneですが、発売からすぐに価格変更をし現在の価格になっています。レビューでは、電波のつかみがいまひとつというものがあります。
2015年11月にFREETELから発売されたKATANA01です。KATANA01は、4,5インチ液晶搭載です。中古市場では、すでに数多く出回っているので販売台数はかなりのものだったと言えます。
SoCをみると、MADOSMA Q501AがMSM8916のSnapdragon 410 クアッドコア 1,2GHzで、他の2機種に採用されたMSM8909 Snapdragon 210 クアッドコア 1.1GHzよりも上位モデルなんですが、DiginnosのROM 16GBに比べて、ROM8GBというのはちょっと価格からすると厳しいスペックだと言えます。KATANA01もROM 8GBですが、市場価格が1万円前後になっているので、許せる範囲でもあるし、なにせディスプレイサイズが4.5インチのFWVGA(854*480)ですから、オフィス系ファイルをじっくり閲覧することはないだろうし、こちらのバッテリー容量は、1,700mAhなので待ち受け専用端末として使うしかないような仕様です。
Wondows 10 Mobileは、アプリが少なく使えないという評判が多いです。ネットなどはブラウザでほとんど用を済ませるといったことになるようです。Office Mobileでの作業というのも5インチHD液晶(1280*720)では、特に横向きにした時の作業スペースが狭すぎる気がします。5.5インチ以上かタブレットでしたほうがいいということになりますので、なんとか作業ができるにしても緊急時的な使い方にならざるおえないと想定しています。
カメラについては、Windows 10 Mobileに依存するところでもありますので、あまり大差ない感じではありますね。MADOSMAとDignnosが800万画素、KATANA01が500万画素になっています。センサーについては、MADSMAとKATANA01が電子コンパスを備えていますが、精度についてはレビューなどを参照する必要があるかと思います。
筆者は、はじめドスパラのDiginnosをみていたのですが、どうも通信系が弱いというレビューがあるので様子見をしていたところ、KATANA01もamazonで9,000円ぐらいで販売されていたいたり、MCJのMADOSMAも値ごろ感がでてきているという状況を知りました。対応周波数帯では、DiginnosもMADSMAも3Gのバンド19がバンド6を内包しているタイプなので、SoCは異なりますが、共通したパーツを使っているかもしれません。しかし、Diginnosは電子コンパスがないので、共通のものだとしても簡略版と考えた方がいいです。Diginnosの電波のつかみが弱いというのは、もしかしたらアンテナ数が少ないのかもしれません。通常では、2本以上アンテナが使われていますので、1本しかないとかだと、携帯電話としてはかなり厳しいスペックですね。KATANA01については、4.5インチ液晶ですし、5インチのものと比べると用途は、携帯電話的な使い方しかできないのかなっと思えます。その割には、バッテリー容量が1,700mAhという、ひと昔前の仕様になっているので、携帯電話としてもバッテリー持ちについては、かなり厳しいです。