2016年2月15日月曜日

格安スマホの本音 3万でも売れるんだ

 SIMフリーの格安スマホが話題になっていますが、よく考えてみると開発担当者も含めて、日ごろ格安スマホを使いこなしている人間がいるのかどうなのか考えることがあります。
 格安SIMユーザーは、国内携帯キャリアのような端末割引がないのでSIMフリースマホでも3万円近くかかりますが、販売する側でも意外な売れ行きという認識もあるようです。
 しかし、国内メーカー以外のものですと、自宅で使うサブ的役割のデータ端末としての用途がほとんどだと思います。つまり、2台目需要で売れているとみていいでしょう。ゲームなどの趣味に使うのには最適だといえます。待ち受けメインのスマホをむやみに使い込んでバッテリーの寿命を短くしてしまうデメリットを回避するだけでも、かなり大きいメリットがあるといえます。海外PCメーカー系を中心に格安スマホは一定のニーズがあることを実証したということでもありそうです。
 しかし、普段使いのメインに近い使い方ができる格安スマホとなると、国内メーカーから選んでいくというのが大抵かと思います。3万円前半の塩水や衝撃に強いタフネス仕様富士通 arrows M02が発売されて、かなり状況が変わりましたが、先にいったように販売する側の人間は格安スマホを格安SIMなどで普段使っているわけではないので、売れ筋商品を企画できないでいるところがあるようです。