2016年2月2日火曜日

格安SIM OCNモバイルONEについて

 格安SIM シェアNo.1のOCNモバイルONEは、格安SIMを検討する際に、一般ユーザーが考える格安SIMのひとつだと思います。CMの効果で知名度が高いこともありますが、NTTグループというところも信頼度につながっているように思えます。格安SIMでは、契約者数が多ければ、それだけキャリアから借り受けできる回線規模も大きいので、混雑しにくいというメリットがユーザーにはあります。なので、シェアNo.1というのは格安SIMにとって、かなり大切なところです。
 Amazonではエントリーパッケージを販売していて、初期費用の3,000円が1/2以下におさえられるというところが魅力ではないかと思います。(2016/2現在)


 OCNモバイルONEでは、日次コースという110MB/日コースが月額900円なのもユニークだと思います。利用しなかった分は翌日に繰越になります。毎日、一定のデータ通信を利用するユーザーには、専用アプリでコントロールをするとかなり使いやすくなると思います。仕様から自宅Wi-Fiを併用する必要があるかと思います。また、他社とは違い低速時での通信規制がないので、3日間366MB以上利用しても低速時で通信規制を受けることがないです。そのほかIP電話の050 plusは採用している企業も多いので意外と無料通話できるところがあります。IP電話はあまり気が進まないということであれば、G-Callを別途導入するか、他の格安SIM IIJmioやBIGLOBEがプレフィックスという電話回線を使って10円/30秒の通話料金で電話をかけられるので、そちらを検討されると良いかと思います。
OCNモバイルONEアプリ ウィジェットでTURBOのON/OFFはタップするだけです

 NTTコムストア(NTTレゾナント)直営店では、安さが魅力の途上国向け中国製スマホだけではなく、去年秋ごろ発売された富士通 arrows M02もスマホ単品で販売されていました。
FUJITSU SIMフリーLTEスマホarrows M02 【送料無料】 35,580円(税込)

 話が前後しますが、ドコモ網格安SIMの乗り換えのほとんどが、スマホやタブレットなどのドコモ端末での乗り換えだと思われます。新規で普段使いできるスマホを使いたいということだと、国内メーカーのSIMフリースマホだと3万円以上しますから、安い中国製のものに目が行きがちです。

送料無料!バックパネル2枚(レッド/ブラック)付! SIMフリースマホ AuBee smartphone 「elm.」 + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)
 こちらは、7,344円(税込)の端末セットです。LTEが使えない3G端末(4インチIPS液晶搭載)ですが、通話用ですとかメインのスマホが故障したときのサブなどの用途があるようです。以前にも格安スマホの端末セットがありましたが、それよりもスペックがあがっているので、ちょっと詳しいユーザーなら使いこなせるものになっていると思います。
 キャリアの様な端末割引がないので、このような格安スマホと言われるものを求めるユーザーも多いようです。しかし、キャリアの主力は、iPhoneであって、Android端末ではありませんが、Android 5.0以降は、かなり使いやすくなっていると言っていいかと思います。
 シェアNo.1のOCNモバイルONEでは、NTTレゾナントの1万円からのgooのスマホがあって、文字通り格安スマホで牽引しているところがりますが、意外とMNPでの転入が多いようです。そうなると、普段使いできるメインのスマホが必要になりますが、それをカバーできるのは富士通のarrows M02やシャープ製のgooのスマホg04(SH-M02)であったりと少し心もとないところです。

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 こちらは先月(12月)に発売されたMOTOROLAの防水対応SIMフリースマホ Moto G (第3世代)です。防水(IPX7)機能があるMOTOROLAの5インチスマホで、スペックもSoCがQualcomm Snapdragon 410 (MSM8916)1.4 GHz(クアッドコア)で、ミドルレンジクラスでは良いベンチマーク結果がでているようです。この端末は、国内で山間部をカバーしている800MHzに対応していないという残念なところがありますが、最新のAndroid 6.0(OTAで1月に配信)が使えるというメリットがあります。対応周波数帯からつながらないエリアがあるかと思いますので、サブ的な役割になるものだと思います。スペックは、RAM 2GB、ROM 16GBで、アウトカメラも1300万画素で、性能もそこそこ良いとは思います。筆者は、先にASUS ZenFone2 Laserを導入したので、同じようなスペックですから、Moto G (第3世代)を導入するのは難しいのですが、MOTOROLA製というのは中国製のものおりかは魅力があると思います。
 OCNモバイルONEをみてきましたが、日次コースの110MB/日(月額900円)が料金的にはメリットがありますが、その他は若干高めといったところです。データ通信のみでは、IP電話050plusの月額基本料金が半額(150円)で、音声通話対応SIMですと無料になります。端末については、格安スマホについては、gooのスマホで一歩リードしていますが、その他では横並びといったところでしょうか。最低利用期間のないデータ通信のみの場合でも、初期費用(3,000円)や手続きなどの手間があって、一度契約してしまうとなかなか他にするということもできないかと思います。そういうところを考えると契約前に再度他社との比較をするなり納得して選ぶようにしたいところです。