2023年6月25日日曜日

スマホのnanoSIM+eSIM仕様の端末では、nanoSIMスロットが1つしかない。

  SIMカード2枚を入れられるデュアルSIM仕様の2回線を同時に待受ができる最新の端末だと、nanoSIM+eSIMと片方に内蔵型eSIM方式を採用しているものが、ほとんどになった。これだと、無理SIMのスロットが1枚だけなので、eSIMを使わないのなら実質的にはシングルSIM仕様の端末と機能が同じということになります。

 eSIMとは、スマホ端末にSIMが内蔵されていて契約した通信事業者から発行されたデータをダウンロードして開通するというもので、開通までに時間がかからないという売り口上なのだけど、開通の時だけであって、元はプリペイドの様な利用期間限定とかの使い捨てSIM向きなんじゃないかと思いますけど、それに物理SIMをすでに複数回線持っているユーザーにとって、nanoSIM+eSIM仕様に置き換わるとなると、デュアルSIM端末として使えないですからね。eSIM推奨の総務省のせいなのかな。スマホ端末の製品寿命は、2、3年でeSIMの場合、再発行手数料がかかりますので、機種変の度に手続きをして手数料支払い続ける必要があるわけで、eSIMでの開通に時間がかからないは最初だけで、特に大きなメリットはないどころか物理SIMよりランニングコストがかかります。これをeSIMは便利だと吹聴しているので、酷い話ではありますね。

 とにかくnanoSIM+eSIMの仕様一辺倒では、消費者無視というか、かなり厳しい内容なので対応を検討しなくてはならなくなりました。