2023年6月22日木曜日

Xperia10のデザインを選ぶ理由としてみると

  2023年7月上旬以降に発売予定のXperia 10 Vから前機種のXperia 10 Ⅳ(2022/7/22発売)、さらに前のXperia10 III Lite 5G XQ-BT44(SIMフリー版)を検索していました。SoCについては、

 Xperia10 III:Snapdragon690 5G

 Xperia 10 Ⅳ、Xperia 10V:Snapdragon695 5G

となっていて、Xperia 10 IIは、SoCがSnapdragon665なのでスペック的にも5G非対応なので今回はスルーしました。

 Xperia Ace IIIの様な家電デザイン系で格安スマホの価格帯の端末は、ビジネスシーンには合わないだろうということで、背面にもゴリラガラスを採用したXperia10 III以降の機種をみていこうと思います。(訂正)Xperia 10 IV(XQ-CC44)の背面はガラスではなく樹脂製でした。

 筆者は、Xperia Z5、Xperia Z5 Compact、Xperia X Performance、Xperia XZ2までを使ったことがありますが、携帯からのデザイン性を引き継いでいたので実用面では使いにくい端末デザインになっていたのは否めないところだったと思います。ここは評価が分かれるところですが、画面に情報量を求めたりする場合には、携帯電話の様な余分な装飾性を持たせたものは邪魔になるという見方もあります。その点で、Xperiaシリーズも吹っ切れた印象のデザインになっています。価格対性能比を優先させた海外メーカーの端末デザインは、自宅で使っている分には気になりませんが、ビジネスシーンなどになると途端にそのデザイン性に違和感をおぼえるものになりますし、個人的にも格安スマホのチープさが好みといってもTPO的には限度がありますので、性能面では格安スマホとの比較で、やり玉によくあげられているXperia10シリーズから選んでみてもいいかもしれないと思って調べてみました。

 普段使いとして、Xperia 10 Ⅳ、Xperia 10Vでいいかと思いますが、それでも価格を優先させたいとなるとXperia10 IIIでもいいのかなといった感じです。筆者は、a回線用の端末が必要だったのですが、SIMフリー版のスペックをみると物理SIMは1枚のみのeSIMとのデュアルSIM仕様なので、かなり厳しいと思いました。eSIMは、その仕様からみてもミドルレンジ以下の機種に向かないと判断しているので、実質的にはシングルSIMと同等な感じですかね。マルチキャリア回線で通信端末を使っているユーザーよりも新規eSIM契約者を意識した仕様なので、好感は持てないです。

 こうしたマイナス面をあわせると、かなりの割高感が出てきます。 Xperia 10 Ⅳにしても、4万ちょっとはしますから、お蔵入りかもしれませんね。