2014年8月20日水曜日

なとなく噛み合っていない感じがする スマホ・タブレット市場

 スマホから格安SIM通信サービス、そしてタブレットPCという流れの中にいると、どうも今ひとつ噛み合っていない感じがする。いくつかのポイントに整理して考えていきたい。
  スマホというのは、Apple iPhoneを受けてのものであるが、ベースがLinuxということに関心があってのスマホがトレンドだからという理由でのものではない。そこそこのトレンドをつくろうとして豊富な製品群を形成していることは入手しやすいので、一応歓迎はしている。
 スマホや格安SIMとは、そもそも通話がメインであった。そこにデータ通信というサービスを売り文句に市場を広げようとしているわけで、データ通信といってもスマホの画面が大きくはないので使用する範囲は広くはない。携帯するモバイルの範疇に入る。そこにタブレットがあって、やや画面を大きくして守備範囲を広げたものがある。スマホで出来ないこともないがタブレットだと、ちょっと楽というものだ。そこで、Android OS やアプリをみてみると使いやすくする為のものというのが遅れている。これはAndroid に限らず他でもそうなのだが、この業界は、こういうのを苦手にしているし、消費者へのアピール力が今ひとつな印象があって、なかなかそうした取組みが実現化されることがない。
 タブレットに話をすると、電子書籍というのがあって持ち運びできるデバイスの存在意義がここにある。筆者は、紙媒体派なのでタブレットで本を読むことはない。使うにしてもブラウジングと用事がある際のメールチェックやネット通販サイトでの注文ぐらい。その他にPCでしている文章作成をタブレットでしようかどうか考え中。つまり通話以外は、PCでできることなのである。
 また、スマホとタブレットの関係というのも、まったく別ものとみていいものだと思うが、筆者の思い込みではスマホの延長線上にタブレットがあって、タブレットの使い方のイメージが広がないというのが悩みどころなのだ。つまり通話がメインで、ほかの機能は補助的なものということで、スマホとタブレットのイメージというのが先細りになってしまい有効活用の妨げになっているぽいのだ。まぁこれはスマホやタブレットでゲームをしないこともあって活用術みたいなところが、とても貧弱になっている。これは購入する際に、かなりの影響力を持っていて、結局タブレットは買わなかったよっということになりそうではある。