2014年8月30日土曜日

格安SIMを使うスマホ(端末)をどこで買えばいいのか?

 格安SIMは、確かに月々の通信料はお安いですが、格安SIMを入れて使うスマホをどうすか?これがスマホを使ってみたい中高年の悩みというか見切られてしまうところなので、筆者の体験を振り返ってみました。
 新品で型落ちといわれる数世代前の機種があります。通称「白ロム」と呼ばれるものです。すでにご存知の方もいるかと思いますが、スマホの製造番号は通信キャリア3社で登録されています。商品代金をローンで購入し支払いが滞ったスマホはネットワーク利用制限をされて通話・通信が出来なくなります。こうした場合、「白ロム」ではなく「赤ロム」つまりネットワーク利用制限を受けた使えないスマホになるということです。こうしたトラブルに保険をつける中古ショップもありますが、再販されているスマホは、こうした危険性を持っているといっていいでしょう。
 これに対して、大手の販売店で取り扱っているものは、こうした危険性がありません。こうした危険性を知らないで、安い中古品を求めると手痛いトラブルに遭遇することがあることを知っておかなければなりません。
 筆者は、あまりスマホ事情に詳しくなかったので、国内最大級某ネットオークションで不良中国人に騙されて製造番号シールを剥がされ電源の入らない故障したスマホを買わされた経験があります。いまは、ネットオークションで優良出品者の見分けがつかないので、オークションからは完全撤退しています。
 次にアマゾンのマーケットプレスというアマゾンに登録している販売者からスマホを購入したことがあります。販売者は、ピンキリで、ここでも不良中国人の販売者がいて酷い対応を受けました。ここでは、アマゾンが販売者にかわって対応してくれますので返品扱いにして、代金は返ってきましたが、時間をかなり無駄にしましたし、気分も相当害しました。国内販売事情に詳しくない不良中国人は、手がつけられないほど質が悪いです。これは気をつけないといけません。国民消費者センターでの話では、こうしたトラブルが多いそうです。まじめにやっている方にとっても、大変迷惑な話ではありますね。
 ということで、メジャーなところで格安SIMとセット販売しているものとか、安全にスマホが買えるところは、かなり限られていると思っていいかと思います。MVNO通信サービス事業者にとっても、端末供給は大きな課題になっていると思います。mineoなどでは、2機種を用意しています。これは、au回線用のスマホは、なかなか購入機会がないので当然の対応といえば、そうかもしれません。
 あと海外のSIMフリーがありますが、これも大手で取り扱っているわけではないので製品が届くまで安心できませんね。
 そう考えてみると、ネット通販よりも販売店がしっかりしている秋葉原にでもいって、現物を確認できる状況で購入を検討するのが一番精神衛生上いいような気がします。販売店や販売者が見て確認できるというのは大きいですよね。