2014年8月29日金曜日

iPhone 6 の話題から

 9月9日のAppleのイベントで、iPhone 6 が発表されるのでは、ということと秋モデルの話があって、スマホから始める人は、スペックとか気にしないというか憶えるまでには、なかなかいかないと思う。というのは聞いた話(商品説明とか)の9割方は忘れてしまうといわれるぐらいなので、スマホを選ぶときにカタログを手にしてスペックを確認するぐらいなのではないかと思う。実際使ってみて遅いとか速いとか、操作しやすいとかデザインが気に入ったとか、手にとって使うようになってからのフィーリングが大切で、そっちの方に注意が向くものではある。
 PCに詳しくてスマホを選ぶ人と、PCに関心がなくてスマホを選ぶ人では、かなり感覚が違うわけでスマホの場合は、スペックというより持ち運び手にして使う道具なだけにフィット感や見た目の個人的な印象がスマホに対してのイメージを形成していくと思っていい。Android 端末をいくつも持っていると結局は中身はAndroid というような飽和感を抱くことがある。カスタマイズしなければ音とか同じですからね。スペックも気にならない、機種によっても中身が同じAndroid となるとあまり魅力的には思えなくなってくる。機能性とは、あまり関係ないところでのフィーリングだ。そういうところは、少し遊び心があってもいいような気がする。ちょっとした、わくわくするところが欲しいところでもある。
 iPhoneにしても、Appleの主導的な役割を果たしたスティーブ・ジョブズ氏がいなくなってしまい。今後どうなるか未知数なところが多い。というのも業界でも異色の存在であり、同じような人物は存在しない。つまり今までと同じようなクオリティのプロダクトを生産できるかどうかが未知数であり、プロダクトを取り巻く環境をも整備してきたところがあり、そうした体制を維持して続けていくのかどうか、続けていくことは可能にしても大きな飛躍は期待できるのかどうか未知数である。つまり現状はどうあれ、状況としては実質的に横並び状態とでもいえるのかもしれない。つまり過去の栄光が影響してしまい人気のないものを作り続ける可能性が大いにあるとも言える。
 そういうときにスペックに左右されずにスマホを感覚的に選ぶ嗅覚というのは鋭いもので、なぜか先見性を内在しているプロダクトを選び、それが人気やトレンドになることがあるが、そういうことが起きやすい状況にもなっていると筆者はみているのだが、どんなものだろうか。iphone 6 が登場して数世代後のiPhone人気がどうなっているのか気になるところである。