2015年7月18日土曜日

SIMフリー コミュニケーションカメラ Panasonic DMC-CM1-S LUMIX Android4.4搭載

Panasonic LUMIX DMC-CM1-S SIMフリー コミュニケーションカメラ

 Panasonic LUMIX DMC-CM1-S は、3月に2,000台限定で発売されたLUMIXデジタルカメラ+スマホ的な製品です。本体寸法は、約135.4 x 68.0 x 21.1mm(ボディ部約15.2mm)。実勢価格は、12万円前後、中古市場では、だいたい10万円のようです。家電量販店では、税込みで13万円(ヨドバシカメラ129,600円)ぐらいですね。
 28mm F2.8 LEICA DC ELMARIT(エルマリート)レンズ搭載 1.0インチセンサー採用で、一眼レフ並みのの高画質撮影が可能です。2010万画素、インカメラは、107万画素。
 スマホ部は、4.7インチフルHD液晶搭載で、SoCは、MSM8974AB クアッドコア 2.3GHz、RAM 2GB、ROM 16GB、バッテリーは、2,800mAhです。OSは、Android 4.4.4。

Panasonic DMC-CM1-S LUMIX コミュニケーションカメラ Android4.4搭載

 SIMフリーなので格安SIMを使うことができます。SIMサイズは、microSIMです。詳しくは、メーカーサイトでご確認ください。レンズ周りにあるリングで、ダイヤル操作を実現しているというところがデジタルカメラであることを主張しているかのようです。もちろん、マニュアル撮影もできますね。このDMC-CM1 という型番からもわかる通り、製品コンセプトとしては、コンパクトデジタルカメラにAndroid 端末を加えたというものだと思います。スペックからみるとSoCからもハイスペック寄りのミドルレンジということになるかと思います。
 従来からのスマホのカメラというのは、薄型ボディと超小型化の技術が優先されているもので、画像品質を追求したものではありませんから、コンパクトデジタルカメラより画質は劣るものでした。コンパクトデジタルカメラをよりコンパクトにして、サイズからも Android 端末としても使えるものにしたのがこのLUMIX DMC-CM1 ではないかと思われます。

 このLUMIX DMC-CM1には、ストラップホールがありません。そこで、Pluggy Lockというイヤホンジャックに装着して、ストラップなどを取り付けられるようにするものがあるようです。

 数年前に同じようなコンセプトで、コンパクトデジタルカメラにAndroid 2.3をのせたのが、Nikon COOLPIX S800cです。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX S800c Android搭載 光学10倍ズーム ホワイト S800CWH
 S800cは、ボディはコンデジそのもので、Wi-Fiを使うタイプです。SIMカードは使えません。しかし、Wi-Fi で画像データを送信するなら次のようなSDカードがあります。

 これは、Wi-Fi機能がSDカードに組み込まれているもので、画像データをWi-Fiで転送することができます。