2015年7月18日土曜日

【格安SIM】気になるNifMoの動向 月額640円の1.1GBプランは朗報なのか?

SIMだけでも、3,100円のキャッシュバックキャンペーン

 3,100円と1万円のキャッシュバックキャンペーンを7月31日まで実施している格安SIM NifMo に注目しています。格安SIM シェアNo.1は、OCNモバイルONEで、最近のデータでは、4位にBIGLOBEが躍進しました。なんでも、イオンモバイルでの供給が大きかったということです。低料金を武器にますますユーザが増えそうな格安SIMなんですが、業界最安値に挑戦したNifMoの動向が気になります。
 Web限定ですが、月額料金640円の 1.1GBプランを提供しています。低料金の戦略は、信用の薄い新規参入組の格安SIMをけん制するもので、中堅どころでもほとんどしません。500円前後の低速データ通信のみというサービスはありますが、これは使い方を限定されますし、限られたユーザしか確保できない戦略でもあると思われます。月々1.1GB(高速データ通信容量)が付与されれば、データ通信量の消費が少ないユーザであれば、未使用分の翌月繰越もありますから経済的な運用が可能です。富士通系としては、思い切ったことをしたと思いました。
 NifMoは、提携している買い物サイトを利用すると携帯料金割引が発生するバリュープログラムがあります。これは、目新しいものではありませんし、買い物サイト(提携サイト)を利用しないユーザにとっては、割引が大きい商品を買えば現金が残るという面もあって訴求力がそんなにはない。そういった背景があって、NifMoのブランド力で月額640円に魅力を感じるユーザに訴求しようとしたのではないかと考えてしまいます。
 ユーザにとっては、安心して利用できる格安SIMが月額640円からあるというのは、精神衛生上いいことであって、こういうサービスを提供しているだけで企業のイメージアップになると思えます。